こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
延期になったオリンピックが開催予定の2021年は、この数年の中でも最も喫煙者にとって過酷な年になるのでは?と思っています。
たばこ税の増税に、喫煙可能スポットの大幅減少、世間の風当たりもどんどん強くなってきており、こんなにも逆風が吹く年はないんじゃないでしょうか。
そんな2021年、個人的に注目しているジャンルが低温加熱式というジャンルです。
有害物質の少なさだけでなく、匂いも大幅に抑えられていることで、吸わない人からの理解も得やすく、且つ吸いごたえもある。
今回ご紹介するのは、低温加熱式ジャンルでもナンバーワン人気のプルームテックプラスのご紹介です。
ですが、発売から2年・・・大抵のことは皆さんも既にご存知かと思いますので、今日は基本情報から裏技、小ネタまで、特大まとめ版でお届けしたいと思います。
プルームテックプラスの購入を検討中の方はもちろん、現在使用中の方も是非参考にしてみてください。
プルームテックプラスの販売価格やスペック
スペック:
サイズ | H:140.9mm Φ:15.0mm |
重さ | 40g |
喫煙本数 | たばこカプセル5個分 (たばこ25本相当) |
喫煙回数 | 50パフ×5個 |
充電時間 | 90分 |
バッテリー容量 | リチウムイオン電池 610mAh |
充電タイプ | micro USB 本体:5V/1.5A |
その他機能 | 50パフお知らせ機能 |
販売価格:2,980円
発売当初は4,980円で販売が始まりましたが、昨今の値下げ合戦の影響でどんどん価格が改定され今に至ります。
今では全国のPloomショップからオンラインショップ、コンビニまでどこでも購入可能ですが、特典もりだくさんの分割購入「定額プラン」という買い方もあります。
最終的には若干割高になりますが、月々数百円から買える点と、特典も加味すると「定額プラン」がもっともお得な買い方となっています。
プルームテックプラスの小ネタ編
まずは、公式サイトには載っていないような、ちょっとした小ネタを中心にご紹介していきます。
ぶっちゃけどうでもいい話ばかりですが、こういう小ネタを知ると愛着が沸くものです。
プルームテック専門ブログだったモクログの小ネタを一挙公開しますよーヽ(´ー`)ノ
小ネタ01:名前の由来
名前からも分かる通り、既存製品のプルームテックに吸いごたえをプラスしたので「プルームテックプラス / PloomTECH +」という名前なのは容易に想像出来ますよね。
ですが、皆さんはプルームテックの名前の由来はご存知ですか?
プルームテックは”プルーム”と”テック”を掛け合わせた造語でして、テックはテクノロジーの略。
もう1つの”プルーム / Ploom”もこれまた造語で、煙や雲を意味する”Plume”と形容詞としての”Cloud”をガッチャンコして作られたそうですよ。(カスタマーサービス談)
更に付け加えると、JTはプルームテックの前に「プルーム / Ploom」というデバイスを発売しており、これが本当の意味で初代になります。
名前の由来やプルームを知っている人はなかなかのプルームテックおたくです。
小ネタ02:ベースはとある電子タバコ
プルームテックとは似ても似つかないプルームテックプラスですが、実はベースとなった電子タバコが別にあります。
そのベースというのは、アメリカ・フロリダ州にある電子タバコ・メーカーの1つ「ロジック社」の主力商品「ロジック・プロ」のこと。
なぜロジック・プロがベースになったのかと言うと、2015年にJTがロジック社を買収しているんですよ。
参考記事を見てもらえればわかると思いますが、瓜二つ・・・。
プルームテックプラスは、ロジック・プロに「たばこカプセル」を差し込めるようにしたものだったんです。
小ネタ03:蒸気量プラスの真実
ベイパー量がプラス!の根拠、気になりますよね・・・読者様(かずなさん)が調べてくれたのでご紹介します。
公式でプルームテックプラスのスペックについて公表されているのは、バッテリー容量と充電側の仕様だけ。
蒸気の量は、どれくらいの電力(W)なのかが指標になり、これは電圧や電流、抵抗値の値がわかれば計算できちゃうんです。
まず、電圧と抵抗値を測定したところ以下の値に。
プルームテック:電圧3.1V、抵抗値3.0Ω
プルームテックプラス:電圧3.9V、抵抗値2.5Ω
これをオームの法則にあてはめて計算すると以下のことがわかります。
プルームテック:3.1V ÷ 3.0Ω = 1.03A → 3.1V × 1.03A = 3.19W
プルームテックプラス:3.9V ÷ 2.5Ω = 1.56A → 3.9V × 1.56A = 6.08W
最終的に計算できた電力の値(W)を見れば明らかですが、プルームテックの倍の出力=蒸気量ということが計算出来ました。
*若干の誤差はご勘弁ください。
小ネタ04:驚愕のたばこ税
紙巻タバコが税金の塊っていうのは聞いたことがあると思います。
2018年の増税で何%上がったのかを知らないので2017年までの話をしますが、当時の紙巻タバコの税率はなんと63.1%。
ですが、プルームテックやプラスの「たばこカプセル」に掛かる税率は驚きの数字だったんです。
ズバリ、14.9%です(汗)
*プルームテックのたばこカプセルの税率なので、プラスはタバコ葉の量が少し多いので、それに比例して15%くらいかもしれません。
*グローのネオスティックの税率は当時36.0%、アイコスのヒートスティックは49.2%でした。
紙巻タバコとの税率の差が問題となり、昨今のたばこ税の増税により紙巻タバコ並まで上げると言われています。
プルームテックプラスの裏技編
非公認ではありますが、裏技って響きに何故かドキドキしてしまうのは、私が男子だからでしょうか。
知っていると得をする、知っているとより楽しめる!そんな裏技をご紹介していきます。
裏技については実利がある内容も多いので、今プルームテックを使っているよ!という方にオススメです。
裏技01:カートリッジ再生
プルームテックから定番となった裏技が「カートリッジ再生」です。
プルームテックプラスのカートリッジも空になったら既存のリキッドを再度入れ直して使うことが出来ます。
このメリットは、たばこカプセルが余ってしまったときに役立つ他、再生する際に味のついたリキッドを入れることで、より様々な味わいを楽しむことが出来るようになるんです。
フレーバー付きのリキッドを入れれば、たばこカプセルを挿さないでVAPEとして使うことも出来ますし、これを知っているだけでプラスの楽しみ方の幅がグッと広がりますよ。
プルームテックプラス・ユーザーには是非知っておいて頂きたい定番の裏技です。
裏技02:カウントリセット
毎日定番で使っている人なら大丈夫かもしれませんが、他のデバイスと併用したりしていると、カウントをリセットしたくなりませんか?
プルームテックプラスは、50パフをカウントすることで、たばこカプセルの交換を教えてくれます。
ですが、久しぶりに使ったときや、カートリッジを再生したときなんかは、カウントをリセットしたいワケです。
こんなときに役立つのが、裏技「カウントリセット」です。
ボタンを連打するだけの簡単なものなので、是非覚えておいてください。
裏技03:カプセル延命
これは意図せずやっている人も多いかもしれませんね・・・カプセル延命のちょっとした裏技です。
吸っていると味が薄くなってきたり、蒸気が減ってきたりしたことはありませんか?
こんなときは、カプセルを本体から抜いてモミモミとほぐしてみてください。
たったこれだけですが、一時的に味や蒸気量が復活します。
40パフくらいすると薄くなったりするので、知っていると無駄なく吸えますよ。
裏技04:ニコチン強化
カートリッジ再生の応用版になりますが、国内では販売されていない”ニコリキ(ニコチン入りのリキッド)”をカートリッジに入れるのがコレ。
ニコリキの濃度にも依りますが、これをやると、簡単にグロー以上のニコチン量にアップさせることが出来ます。
ただし、ニコリキは国内で買うことが出来ないので、海外の通販サイトでしか買えず、ハードルが高いと思われる人もいるかも。
慣れちゃえば楽天やアマゾンで買い物しているのと変わらないんですけどねー。
HiLIQさんであれば、公式Twitterアカウントが日本語対応しているのでオススメですよ。
プルームテックプラス基本情報
プルームテックプラスをお使いの方であればご存知でしょうが、最後にちょっとマニアックな基本情報も混ぜてご紹介します。
面倒臭がりの方だと公式サイトなんて見ないと思いますが、色々見ていると面白い発見があったりします。
たまには公式サイトも覗くと良いですよー!
基本情報01:有害物質99%カット
製品パッケージなどには書かれていませんが、プルームテックやプラスは公式サイトで、紙巻タバコと比べて”健康懸念物質99%カット”を実現!なんて書かれています。
この健康懸念物質というのは、WHOが定める9つの有害物質のことですが、メーカーが言ったってこういう情報は信用できませんよねー。
ですが、第三者・・・それも国の厚労省が主導した検査の結果ならどうでしょう?
2018年に厚労省の依頼で、国立がん研究センターがニコチンや成分量について調査、実験をしていたんです。
結果ですか?もちろん、健康懸念物質99%カットを裏付ける結果がでましたよ。
基本情報02:ニコチンの量
プルームテックのニコチン量については、「モノクラーベ」という番組で取り上げられた”0.05mg説”が定説でしたが、JTから公式数値が発表され「0.02mg」であることがわかっています。
これは、1パフあたりの数値でして、当時はこんなにも少ないのか(汗)と驚いたものです。
では、吸いごたえをアップしたというプルームテックプラスのニコチン量って、一体どれくらいなのか気になりますよね。
プラスについても公式数値が明らかにされており、通常のフレーバーが0.03mg、ガツンと来るゴールド・シリーズだと0.04mgとのこと。
ゴールド・リーフをブレンドしたシリーズであれば、プルームテックの倍のニコチンを摂取できるということ、キックが増しているのも当然です。
基本情報03:カラバリが豊富
公式サイトを覗いている人なら知っていて当然ですが、コンビニでしか見かけないという人は以外と知らないかも。
というか、私の同僚が知らなかったので一応書くことにしました。
プルームテックプラスは定番カラーでもある”ブラック”と”ホワイト”の他に、限定カラーというものがあるんです。
シックな雰囲気が色っぽい「URBAN CHIC COLORS」と、爽やかな色合いがスモーキングタイムを彩る「RELAX MODE COLORS」の2つのシリーズのことです。
更に2020年春、夏にピンクとゴールドも発売が始まり、全部で12種類から選ぶことが出来るようになりました。
過去に読者様に人気投票してもらったことがあるので参考にどうぞ。
基本情報04:使い方はVAPEと違う
電子タバコを使ったことがある方ならわかると思いますが、電子タバコって電源のON / OFFとか、吸う時にボタンを押しますよね。
プルームテックを使っていた人が電子タバコを使うと、電源をONにするときのボタン5連打とか、吸う時にボタンを押しながら吸わないといけないなど、電子タバコ特有の仕様がイヤだという人が結構いました。
ですが、逆に電子タバコを使っていた人がプラスを吸うとクセで操作を間違える人が続出。
というのも、プルームテックプラスは、ボタンを3回連打して電源をONにしたあと、プルームテックと同じように吸うだけという仕様なんです。
プラス開発担当の方も悩みどころだったと思いますが、既存プルームテック・ユーザーを意識して自動吸引にしたそうですよ。
プルームテックプラスに新型「ウィズ」が登場!
2021年11月、待望のプルームテックプラスの進化版「プルームテックプラス・ウィズ」が発売になりました。
カスタマイズ性こそプラスに劣るものの、ディスプレイがついたり、操作性や使いやすさが大幅にレベルアップしており、その完成度の高さはピカイチです。
ただし、かなりの人気ぶりで、ここ数年では久しぶりの売り切れラッシュ。
入荷→発売→売り切れを繰り返しており、今もっとも入手困難なデバイスになりました。
詳しくは下記レビュー記事を参照ください。
あとがき
さて皆さん、いくつご存知でしたか?
私が言うのもなんですが、これらを全部知ってたぜ!っていう人は結構ヤバい人です。
いや、むしろJTさんに表彰されてもいいのでは?と思うくらい(笑)
そんな与太話は置いてといて、今回の記事でプルームテックプラスに愛着が湧いたって方が少しでも増えれば幸いです。
それでは皆様、最後までお付き合い頂きありがとうございました!
低温加熱式たばこ
匂いがほぼなく、吸いごたえもバッチリのプルームテック進化版「プルームテックプラス」。
2,980円
コメント