こんばんは、モクログ管理人のげんちゃんです。
まだ全国展開とはなっていませんが、展開済みのエリアではコンビニでも販売されるようになり、プルームテックを吸い始めた!という人も多いのではないでしょうか。
今日は、稀にいるんですが、プルームテックを初めて吸ったときに違和感を感じる人がいまして、その正体についてご説明します。
プルームテックあるある?
プルームテックを吸っていると、何人かに一人くらいの割合で「喉が乾く(痛い)」と感じる人がいます。
単純にこういう症状が続くと、もしかして身体に悪いのかな?変なものが入っているのかな?と思われるかもしれません。
今回は、症状が治るワケではありませんが、どうして「喉が乾く(痛い)」のか?
プルームテックのたばこベイパーに含まれる成分と一緒にご説明したいと思います。
たばこベイパー中の成分(公式)
プロピレングリコール Propylene glycol | 1.0mg |
グリセリン Glycerol | 0.5mg |
水 Water | 0.4mg |
トリアセチン Triacetin | 0.1mg |
ニコチン Nicotine | 0.02mg |
JT調べ / 測定時期 2017/12/5
※30秒に1回、1回当たり55mlを3秒間かけて、計50回吸引した場合の1吸引当たりの平均値
水とニコチン以外だと、3つの成分が含まれていると公表されています。
まずは順番に成分をご説明しましょう。
プロピレングリコール/Propylene glycol
少量の摂取であれば毒性は低いとされており、かすかな苦味と甘味が特徴。無臭の物質であることから、様々な食品添加物として使用されています。
コンビニのおにぎり類、麺類等などの食品だけでなく、化粧品やシャンプー、歯磨き粉、医薬品など、日常生活に使用されている物質です。
ただし、微細ではありますが、皮膚などに対して刺激性があります。
グリセリン/Glycerol
アルコールの仲間で、こちらも食品添加物として使われたり、化粧品や医薬品でも使われています。
もともとは、ヤシ油やパーム油などの天然の油脂を、加水分解という化学的な分解方法で抽出した原料です。
アレルギーを起こす可能性は極めて低く、水分を吸収するのに優れた性質を持っていること、高い保湿効果を発揮することから化粧水の主原料となっています。
トリアセチン/Triacetin
アメリカ食品医薬品局は、トリアセチンを一般に安全と認められる食品添加物と定めています。
人工の化合物で、やはり食品添加物として調味料の溶媒や保湿剤等に用いられています。
人間の摂取カロリーの半分をトリアセチンに置き換えても安全だと考えられており、長期宇宙飛行ミッションにおける人工食物再生システムの食物エネルギー源の候補としても挙げられているそうです。
紙巻きたばこのフィルタにも可塑剤(かそざい)として使われているとのこと。
「喉が乾く」の原因
これは、たばこベイパーに含まれる「グリセリン」が原因と言われています。
グリセリンには、水分を吸収して(=吸湿性)閉じ込める(=保湿性)という2つの性質があるのですが、グリセリンをそのままにしておくとドンドン水分を吸い上げてしまいます。
この性質が、口の中にたばこベイパーを含んだときに、口の中の水分を吸着して吐いてしまう、もしくは口内に残ったグリセリンが水分を奪ってしまっている、これが答えです。
また、単純にニコチンは唾液の分泌を減少させてしまうので、これらの相乗効果により「喉の乾き」を感じる人がいるということです。
「喉が乾く」の対策
水分補給と口の中を洗い流すという意味では、シンプルに水分補給以外ありません。
ただ、水分と言っても、利尿作用の高い緑茶やコーヒー、お酒などだと、余計に水分が出ていってしまうので注意が必要です。
一番手っ取り早いのは、ただの「水」、ちょっと寂しいようなら「麦茶」などを一緒に摂るのがオススメです。
ミルクなどで「口内の粘膜を守る」のもありですが、ミルクを飲みながらプルームテック・・・合いませんね(汗)
プルームテックの特徴の1つでもある「クリアな味わい」を邪魔せず対策をとるなら、やはり「水」か「麦茶」あたりが良いですよ。
「喉が痛い」の原因
プロピレングリコールとグリセリンは、皮膚などに対して微細ではありますが刺激性があります。
多くはニコチンによる刺激性だと思いますが、プルームテックの場合はグリセリンなどによってよりピリピリと感じることがあるんです。
これについては、単純に身体がこれらの物質に対して慣れていないからでしょう。
同僚にプルームテックを吸わせたところ、「なんかピリピリする!!」と言っていましたが、今では身体が物質に慣れたのか、今では全然気にならないとのこと。
プロピレングリコールとグリセリンも、もちろんニコチンもですが、これらだけを口内に吸い込むことって日常は無いでしから、おそらく口内がビックリしたのでは?と思います。
「喉が痛い」の対策
先程も書いた通り、どちらかというと慣れるしかないのが現状です。
ですが、どうにも気になるという方でしたら、甘みのあるレッド・クーラーやパープル・クーラーなどだと、それほどピリピリを感じずに楽しめるのではないでしょうか。
どちらも軽めのミント・ベースで甘みもしっかりしているので、慣れるまでの間、この2つは結構オススメですよ。
ちなみにブラウン・クーラーは、個人的にはコナコナ感が苦手なのであまりオススメしていませんが、気にならない方ならブラウンでも良いと思います。
あとがき
もう何十年も前の話になってしまうので、初めてたばこを吸ったときのことなんて覚えていませんが、きっと同じような違和感を感じていたと思います。
あれから随分経ちましたが、燃やさないタバコなんてものが出来るとは思いもしませんでしたからね。
私の口内もさぞビックリしたことでしょう。
いずれにしても、どの成分も日常生活の様々なところで使われている成分ばかりですので、少なくともニコチン以外の成分は有害なものではありませんので、その辺は安心しても良いのかな、と思います。
*過度の摂取は身体に有害ですのでお間違えなく。
ただし、ニコチンが含まれている以上、プルームテックもたばこの1つであり、健康に良いわけではありません。
マナーとモラルも問われますし、無害ではないということをお忘れなく。
コメント
私は個人的に加熱式のメンソールは総じて喉がヒリヒリする感じがします(;^_^A
40代まで紙巻メンソールを10年以上吸ってたんですけどね(^。^;)
加熱式が出始めたころにグリセリンの話題がネット上で議論されていて
「紙巻きにもグリセリンが使われている」というのを見た記憶があります。
いつも飲み物(コーヒーやお茶)を飲みながら吸ってますが、私は喉が渇くという言うより吸った後の後味を消すために飲んでる感じでしょうか(^^;
個人差もあるんでしょうね(;^_^A
あと、げんちゃんさんとは味覚も個人差があるようで(^。^;)
ブラウンアロマはクセになってます(^^;
ところで先日ネットの記事で「JTが年末にかけてPloomTechの新型とPloomTechとは違う加熱式のデバイスを発表するらしい」というのを見かけました。
PloomTechの新型が出るとするなら、以前こちらの記事で紹介されていたJTの新製品のシルエットはもしかしたら新型PloomTechのものなのかなぁ?と思ってます(;^_^A
KENさん
お茶やコーヒーはダメですよー、と言いながら、私ももっぱらコーヒーです(汗)
私も慣れたせいか、喉が乾く、痛いということはないので、単純に好きなコーヒーとたばこ、という組み合わせですね。
ブラウン・アロマはあの絶妙な甘みがいいですよね!味は好きなんですけど、2箱連続で粉っぽさを感じたので若干敬遠気味になってるんですよ。
年末のJTの新作はどんなものが出てくるのか未知数ですが、期待を裏切らない「画期的」なデバイスだといいんですけど・・・
あのシルエットは株主総会で発表された資料ですが、動画で内容を確認しても新型についての詳細は一切触れられていないんです。
想像しているだけでもワクワクしちゃいますよ(*°∀°)=3