こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
加熱式タバコを選ぶ基準って、色々あると思うんですが、その1つに「臭い」もありますよね。
今日は、プルームエックスを約1ヶ月使ってみて、臭いについての感想を共有します。
1分から2分程度で読み終えられると思いますので、臭いが気になる方は是非参考にしてください。
プルームエックスの臭いについて
プルームエックスは、ご存知のとおりプルームエスの後継機として先日発売されたデバイス。
プルームエスは加熱式にしては珍しく、他社が紙巻たばこと変わらない吸いごたえを目指している中で、吸いごたえではなく「臭いの少なさ」をウリにしていました。
加熱温度もアイコスが300度なのに対して、プルームエスは最大240度と低めで、確かにアイコスほど臭くはありませんでした。
ですが、後継機のプルームエックスは加熱温度を大幅に上昇させ、アイコス並の最大295度で加熱。
こういう進化をしたのがプルームエックスというデバイスです。
加熱温度と臭い、吸いごたえの関係性
先ほど加熱温度について触れましたが、それは加熱温度が臭いと大きく関係しているからです。
というのも、たばこ葉は高温で加熱すればするほど「味わい」や「香り」が出るため、臭いがキツくなる傾向があります。
同じく、加熱温度が高いと「吸いごたえ」も増す傾向があり、アイコスが紙巻たばこ並の吸いごたえを誇るのは、この加熱温度の高さも理由の1つなんです。
つまり、高温で吸いごたえを確保しようとすると臭くなるし、低温で匂いを抑えようとすると吸いごたえがなくなる・・・そういう関係にあります。
吸ってみた感想(私の主観です)
これらの関係性を踏まえた上で匂いについて、最近主流のデバイスで比較してみると、下記のようになりました。
なお、プルーム・シリーズのプルームテックプラスはこの比較対象には入れていません。
なぜなら、桁違いに匂いがなく、一緒に比べる次元ではないからですね。
アイコスイルマ < プルームエックス < グローハイパープラス < アイコス3デュオ
感想は以上ですが、理屈でもある程度は理由を説明できますので参考にしてください。
アイコスイルマが匂いという点では一番臭くない理由
アイコスイルマを吸っている人ならわかると思うのですが、専用たばこスティックの「TEREA」って、上下にフィルターが設置されてますよね。
チャンバーが汚れないだけでなく、スティック自体にフタをしているだけあって、匂いはかなり少なくなったと思います。
加熱温度は一番高いですが、旧型のデュオと比べるとその差は歴然です。
プルームエックスが2番手なのは加熱する場所の違い
プルームエックスは加熱の仕方が少し変わっていて、先端ではなくスティックの中心部分を加熱する仕組みになっています。
先端まで”たばこ葉”は詰まっていますが、一番匂いが漏れる先端を加熱しないため、アイコス3デュオなどと比べると明らかに匂いは少ないと感じました。
とは言え、フィルターでフタをしているわけでないので、若干漏れる・・・みたいなイメージです。
グローハイパープラスは温度が少し低めなのが理由
あくまでも通常モードでの加熱になりますが、もっとも臭いと感じたアイコス3デュオと比べて、加熱温度が低いため、デュオほどは臭くない・・・けど臭いっていうのが理由。
先端から中心部分にかけてガッツリ加熱しているので、臭くないほうがおかしい。
まあグローハイパープラスのウリは別のところにあるので、臭いとかってあまり重要視してないと思ってます。
アイコス3デュオはアイコス臭と言われても仕方なし
加熱温度は3デバイスのなかでも最高温度で加熱し、ブレードをぶっ刺してタバコ葉が黒ずみになるまで加熱するアイコス3デュオ。
紙巻ユーザーも唸らせる吸いごたえの代わりに、お馴染みのアイコス臭も健在です。
この頃のアイコスは「紙巻よりは臭くない」がゴールだったと思うので、他に比べて臭かろうが紙巻よりも臭くなければオッケーだったんでしょう。
プルームエックスは臭いのか?の答え
結論から書くと「臭い」のは間違いありません。
ただ、エスよりは臭くなったけど、他のデバイスと比べるとだいぶマシ・・・というのが感想です。
ここまでお読みの方ならわかると思うんですが、プルームエックスは匂いの少なさではなく吸いごたえにシフトしたデバイスなので、これは仕方がないこと。
ぶっちゃけ匂いにこだわったプルームエスでさえ、多少匂いは少ないものの、プルームテックプラスほどではなかったですし、吸わない人からすればどっちも臭い!のは間違いないんです。
ちょっとマシかな・・・レベルの違いなのに、吸いごたえは大きく劣ってしまったことから、プルームエスは伸び悩みついには終売ですからね。
だったら、吸いごたえはアイコス並にパワーアップさせて、匂いは”ちょっとマシ”から”たぶんマシ”に降格したほうがトータルではプラス。
まだ紙巻が主流の今、吸いごたえを強化するほうが、多くのユーザーに受け入れられやすいってことです。
ですので、臭いかどうか?と聞かれれば、「他のデバイスに比べればたぶんマシだけど、やっぱり臭いと思うよ」と私は答えますね。
あとがき
今ではないですが「匂いの少なさ」に注目が集まるときがくるとも思っています。
ですが、紙巻たばこから加熱式たばこへの移行が始まったばかりの今、多くの人が求めるのは「匂い」の少なさではなく「吸いごたえ」だということです。
加熱式たばこの歴史はまだ浅いので、進化の余地はまだまだたくさんあるはずです。
いつの日か、吸いごたえと匂いの少なさを両立したデバイスを発明してくれることを期待して、今は進化の過程を楽しむというのはいかがでしょうか。
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