思ったよりもシェアが伸びているプルームテック
私たち喫煙者の憩いの場と言えば、喫煙所。
喫煙者しか立ち入らない、ちょっとしたコミュニティでもあります。
私もよく利用しますが、最近は加熱式たばこユーザーの方が紙巻きよりも多いくらいで、どんなに少なくても1人くらいは遭遇しますよね。
でも思ったよりも出会わないのがプルームテック・ユーザーで、やはりアイコス・ユーザーが圧倒的に多い印象です。
でもご存知でした?プルームテックの出荷台数はアイコスに次ぐ400万台なんですよ。
果たしてプルームテッカーはどこにいるのでしょうか?
プルームテック併用がどうやら定番らしい。
私のまわりでもプルームテッカーはかなり増えましたが、聞いてみるとメインで使っている人は一人もいませんでした。
今回は、全体ミーティングということで、久しぶりに他県も含めた同僚が集まったので、皆のタバコ事情について聞いてみることに。
部内と関連部署12人に聞いたところ、アイコス・メインが9人、グロー・メインが2人、紙巻き1人といった内訳です。
プルームテック・メインという人はいませんでしたが、なんと全員持っていました(汗)
ちなみにメインを張れない理由は、たばこ感が少ないから。
これは理解できますが、サブ機としては圧倒的な支持を得ていたので、その人気の理由を聞いてみました。
第1位:匂いがしない
紙巻きはもちろんですが、アイコスもグローもなんだかんだ匂いがするので、吸っているのがバレてしまうけど、プルームテックは匂いがしない。
一瞬「?」マークが浮かびましたが、一部の同僚はこっそりオフィス内で吸ったりしているそうです。
後輩に至っては、私がデスクワークをしている対面の席でプルームテックを吸ったこともあるとか。
もちろん注意はしておきましたが、いくらPCの画面を見ているからと言っても、まったく気づかなかったとは驚きです。
第2位:いつでも辞められるし、いつでも吸える
紙巻きたばこをはじめ、アイコスもグローも一度加熱(火)したら1本吸い終わるまで「喫煙」という行動に拘束されますが、プルームテックだけはいつでも辞められるし、吸いたくなったらいつでも吸えるのが特徴ですよね。
この自動吸引の仕組みが高評価で、ほんとに一吸いだけしたい、という時にプルームテックの凄さがわかったそうです。
紙巻きたばこメインで、それこそアイコスやグローしか吸ったことがなかった人からすると、この自動吸引という仕組みはとても画期的で、これだけでも使う価値がある!と力説されました(汗)
第3位:胸ポケットにすっぽり、嵩張らない
思ったよりもメリットとして感じられていたのが、そのコンパクトさ。
まるでボールペンのような形状なので、胸ポケットに入れても嵩張らず、邪魔にならないし気づかれないのが良いのだとか。
良からぬ目的もありそうですが、この携帯性の良さは満場一致で評価されており、プルームテックを使う理由にはならないけど、良いと思うポイントだそうです。
第4位:運転中はプルームテック
私も含めて皆営業マンでして、全員車をメインに活動します。
そうなると、いかに運転を妨げすに吸えるか?という点がポイントになりますが、この点でもプルームテックは断トツでした。
もっとも危ないという評価はアイコスで、チャージャーから取り出す、ヒートスティックを差し込む、ヒートスティックを抜く、チャージャーに差し込む、運転中に一連の動作を行うのはちょっと危ないよね・・・ということです。
グローはだいぶマシですが、ネオスティックが細いせいか、運転中に差し込もうとして折れることが多々あるとのこと。
胸ポケットからスッと出して吸う、辞めたくなったら胸ポケットに戻す、喫煙動作を見なくても感覚で出来ることが評価されています。
第5位:思ったよりも安い
これも重要な点の1つ、スタータキットの手頃な価格設定も人気の理由。
昨年まで異常な高値だったことを知っていたのもあり、3,000円なら買ってみるか、という心理が働いたそうです。
さすがに1万円払って「マズイ、イラナイ」だと精神的なダメージが大きいですからね、リーズナブル最強です。
バッテリーの替えが1,500円なのも魅力のようで、長く付き合えそうだと、皆の評価は上々でした。
意外と知られていないプルームテックとアイコス、グローとの違い
この話で盛り上がっている中、意外と知られていないんだなーと思ったのが、アイコスとグローとの根本的な違い。
それは、アイコスとグローは「加熱式たばこ」であり、プルームテックは「電子たばこ」であるということ。
この構造の違いは「たばこ感」の有る無しにも関わりますが、それと同じく有害物質の多い少ないにも大いに関係しています。
詳細は下記リンクを参照して頂きたいのですが、有害物質を大幅にカットしたと評判のアイコスやグローと比べても、圧倒的に少ないんです。
自身の健康には無頓着な同僚たちも副流煙については敏感で、プルームテックって凄いね、と驚いていました。
[nlink url=”https://moqlog.jp/free-talk/column/hikaku-data/”]
プルームテッカーに遭遇しないワケ
同僚たちと話すことでようやくプルームテッカーに会わないワケがわかりました。
まず、併用所持が多い、そして、サブ機利用で使うシーンが喫煙所ではないからなんですね。
喫煙所に行ってまでタバコを吸いたいときは、メイン機のアイコスやグロー(紙巻き)を持っていくからで、プルームテックは別のシーンで使われているからでしょう。
なるほど、だいぶ納得しました、そりゃ会わないワケです。
サブ機として開花したプルームテック
JTとしてはメイン機としての利用を期待していたと思いますが、やはり紙巻きたばこからの移行者にとってメインにはなれませんでした。
ですが、アイコスやグローとは全く別の土俵で、全く違う構造と特徴を持つことで、サブ機として花が咲いたように思えます。
全国展開を始めるのも一番遅かったですし、メイン機と考えた際の「たばこ感」も圧倒的に少ないので、だいぶ苦戦するだろうと思っていましたが、今やアイコスに迫る出荷台数ですからね。
逆に王者アイコスに一騎打ちをしかけたグローが苦戦しているのを見ると、JTの作戦勝ちと言っても過言ではないでしょう。
プルームテックの勝利の秘密は、喫煙という行為から、時間と場所を開放したことにあるのかもしれません。
たばこ税増税に打ち勝てるのか?
ようやく広まってきた次世代たばこ(アイコス、グロー、プルームテック)ですが、まだまだ油断は出来ません。
なぜなら増税は今回の10月だけでなく、来年も再来年も・・・2022年まで続くからです。
今回は全社値上げすることが発表されましたが、紙巻きたばこも含めて、今後数年の間に喫煙者は激減すると思われます。
更に業界4位のインペリアル・タバコがプルームテックに近いジャンルで「myblu」を投入してきました。
増税の煽りをうけてタバコを辞める人の受け皿になると、「myblu」も大化けするかもしれませんね。
[nlink url=”https://moqlog.jp/vape/beginner/myblu-tryme100/”]
あとがき
いかがでしたでしょうか。
なかなか喫煙所でプルームテッカーに会わない理由、多少は納得頂けたのではないかと思います。
正直なところサブ機であるが故に、たばこカプセル自体はヒートスティックほど売れていないようですが、プルームテック自体には確実に需要があるのは確かです。
せっかく自らが作り出した需要ですから、カートリッジを別売りにするなどして、たばこカプセル代がこれ以上高くならないように頑張っていただきたいものです。
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