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JT新型「ウィズ2」は吸いごたえが1.3倍!プルームテック ウィズとの違いを徹底解説!

JT新型「ウィズ2」は吸いごたえが1.3倍?旧型ウィズとの違いを徹底解説します! Ploom プルーム
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こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JPです。

低温加熱式たばこファンはもちろんのこと、ガジェット好きからも注目を集めるJTさんの新型ウィズ2

終売時のリリースで、ウィズ2は既存「たばこカプセル」をそのまま使うことが発表されており、旧型とデザインもほとんど同じなので、プルームテック プラス ウィズとどんな違いがあるのか?気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、新型ウィズ2と旧型のプルームテック プラス ウィズとの違いを紹介しますので、ウィズ2に興味を持っている方はぜひチェックしていってください。

追記次項
ウィズ2のイベントに参加した際に、実際にウィズ2を使わせてもらい、担当者さんからもお話を伺ってきましたので、その点を追記しています。

WRITER / 執筆者

加熱式たばこブロガー

国内最大級の加熱式たばこ、電子たばこブログ「モクログ(MOQLOG)」を運営。日本の加熱式たばこブロガーの一人。2016年3月より運営を開始、紙巻たばこに変わる加熱式たばこ、電子たばこの専門家として、たばこに関する様々な情報を発信中。

取材協力oricon news 週刊プレイボーイ など

JT新型ウィズ2とは

8月7日から先行販売が始まるJTさんの新型デバイス「ウィズ2(with2」は、簡単に言うとプルームテック プラス ウィズの後継機のことですが、実際は以下のようにブランドごとスライドしています。

ブランド:Ploomtechブランドを廃止してwithブランドを立ち上げ
ジャンル:低温加熱式たばこ
専用たばこ:Ploomtech+専用たばこカプセルを継続利用
主要製品:Ploomtech、Ploomtech+、Ploomtech+withは終売、withブランドとして最も人気だったPloomtech+withをリニューアルして「with2」としてリリース

ペン型のPloomtech、チューブ型のPloomtech+については、第一世代、第二世代の電子タバコがベースになっており、明らかに時代遅れなデバイスだったので令和時代にはそぐわない・・・という判断だったんでしょう。

また、ブランド名を変えたのは、言うまでもなくプルームテックの持つ「吸い応えがない」という印象を払拭するためで、ぶっちゃけブランド名が変わっただけ。

それなら新型ウィズ2も旧型と変わらないのか?というと、そうではないのでご安心ください。

新型ウィズ2とプルームテック プラス ウィズの違い

新型ウィズ2と旧型のプルームテック プラス ウィズには以下の違いがあります。

  1. デザインが若干変更
  2. ディスプレイが見やすくなった
  3. 新加熱モードが搭載された
  4. 操作が簡単になった

まずは、この3つの違いから紹介していきます。

新型ウィズ2とPloomtech+ウィズの違い①:デザインの違い

新型ウィズ2と旧型の違い①:デザインの違い

旧型のプルームテック プラス ウィズは少し丸みがかったデザインでしたが、新型ウィズ2は底がどっしりした感じ、サイズ感はほんの少し大きくなっているように見えますね。

たばこカプセルを挿すマウスピースも変わっており、VAPEから発想を得たのかドーム型に変わりました。

どちらも側面にはリキッド残量確認用の小窓がありますが、新型ウィズ2のほうはデバイス中央にあります。

これは、旧型のウィズはマウスピースが固定となった為、底からカートリッジを入れる方式に変更された為と思われます。

新型ウィズ2とPloomtech+ウィズの違い②:ディスプレイが見やすくなった

旧型はたばこカプセルの残パフ数が縦で、バッテリーは横と見にくかったんですが、新型ウィズ2はアイコン横並びになり見やすくなりました。

この表示をするため、ディスプレイの幅も広くなっています。

表示の鮮明さはそこまで変化はありませんでしたが、必要な指標がキレイにまとまっているため、見やすが大幅に向上しています。

新型ウィズ2とPloomtech+ウィズの違い③:新加熱モード(HIGHモード)が搭載された

ウィズ2には出力アップ版の「HIGHモード」が搭載されており、モードを切り替えることで同じたばこカプセルでも味の違いを楽しむことができるようになりました。

通常加熱はNORMALモードと呼ばれ、これは旧型のプルームテック プラス ウィズで吸ったときと変わりませんが、HIGHモードにすると、味や香り、インパクトがワンランクUP!

この新加熱モード「HIGHモード」を搭載したことが、ウィズ2の最大の違いと言えます。

新型ウィズ2とPloomtech+ウィズの違い④:操作が簡単になった

ウィズ2で個人的に評価しているのが使いやすさで、従来のプルームテック プラス ウィズって、操作方法がちょっと難しくて、久しぶりに使うと「アレ?どうやるんだっけ・・・」と忘れちゃうこともしばしば。

ウィズ2では、初代プルームテック・ユーザーも利用することを想定して、操作方法が簡単になりました。

with2 基本的な操作方法
  • ロックの解除、施錠・・・ボタン3回押し
  • 吸引(喫煙)・・・オートパフなので操作不要
  • たばこカプセル交換・・・お知らせが表示されたら2秒間長押し(動画)
  • カートリッジ交換・・・カプセル5個分で交換するだけ(お知らせはなし)

たばこカプセル、カートリッジの交換が重要な操作方法ですが、ディスプレイに指示が表示されるため、迷わず交換することが出来ましたよ!

新型ウィズ2は吸いごたえが増しているのか?

さて、ここからが本題ですが、HIGHモードで吸うことで「吸い応え」が増しているのか?という疑問・・・気になりますよね。

JTさんとしては加熱式たばこの土俵だと、比較対象がアイコスやグロー、自社製品のプルームXになってしまう為、「吸い応え」についてのコミュニケーションはありませんが、私たちユーザーはそこが一番気になるわけです。

実際に吸ってみたレビューは8月5日のイベントで試喫してからになりますが、現在わかっている情報から吸い応えが増しているかどうか、について見解を述べたいと思います。

ウィズ2 HIGHモードは出力アップモードのこと

ベイプを嗜む方ならご存じかと思いますが、味や蒸気量に変化をつけるには3つの方法しかありません。

  1. リキッドを加熱するコイルの「抵抗値」を変える
  2. カートリッジ内のコイルに流す「電力」を変える
  3. 取り込む「空気の量」を変える

ウィズ2はHIGHモードで吸うことで、香りや甘さ、インパクト(清涼感)がプラスされることから、このどれかの方法で変化をつけているのは間違いありません。

ですが、カートリッジは既製品であることから、カートリッジに取り付けられたコイルの抵抗値を変更することは出来ませんし、空気量を変更するような操作でもありません。

つまり、HIGHモードはコイルに流す電力(出力)を変えていることがわかります。

HIGHモードは出力アップモード!

ウィズ2 HIGHモードで吸いごたえがアップ!

ウィズ2のHIGHモードは、NORMALモードよりも高い出力で加熱することから、蒸気量が増していると推測できます。

これはNORMALモードと比べて、1パフでニコチンを付着させた蒸気がたくさん口の中に入ってくるということです。

「吸い応え」は蒸気量が多ければ多いほど、ニコチンが多ければ多いほど感じるもの。

HIGHモードは蒸気量もニコチン量も増えるため、吸いごたえが増している!と言えるわけです。

HIGHモードは蒸気量が増えることでニコチン摂取量もアップ!

ウィズ2 HIGHモードとNORMALモードの出力差は1.3倍

吸い応えアップ!とこれまで伝えてきましたが、べイプのような爆煙にはならないと思っています。

以下にプルームテックプラスの数値をNORMALモードと仮定して、オームの法則で出力を計算してみましたのでご覧ください。

NORMALモード3.9V × 1.56A = 6.08W
※プルームテック プラスの数値

ウィズ2が電圧固定式であれば、電流を変えることで出力を変更しているはずなので、3つのパターンで出力(蒸気量)の違いを算出してみました。

電流(A)電力(W)NORMALモードとの差
1.8Aの場合7.02W115%
2.0Aの場合7.80W128%
2.2Aの場合8.58W141%

JTのウィズ2担当者さんに話を聞いてみたところ、ウィズ2のHIGHモードの蒸気量は1.3倍とのことでしたので電流は2.0Aくらいが近い数値ですね。

ウィズ担当者さんに話を聞いたところ、1.3倍になっているとのことです。

ウィズ2 HIGHモードは加熱温度が20度アップ!

ウィズ2は出力がアップしたことで、たばこカプセルに流れる蒸気の温度が20度上がっています。

これにより味や香り、ニコチンをより多く抽出できる仕様になっているんですね。

通常のNORMALモードの加熱温度は40度なので、HIGHモードは60度ということになります。

吸引モード蒸気の温度
NORMALモード40度
HIGHモード60度

HIGHモードの蒸気は60度(NORMALモードは40度)

HIGHモードには他にも仕掛けあり!

ウィズ2のHIGHモードは出力がちょっと増えただけではありません。

ウィズ2担当者さんに話を聞いたのですが、HIGHモードではより味わいや香りが立つように、カプセルを「じわーっ」と下から温めるんだそうです。

これによって、たばこカプセル内のたばこ葉が温められ、通常モードよりもニコチンはもちろん、味わいや香りもアップさせているんだそうですよ!

なるほど、出力を上げ過ぎない代わりに、カプセルを温めることで味を引き出す、さすがタバコ専門会社さん!この仕組みには驚きました!

HIGHモードはたばこカプセルを温める機能もついている!

ウィズ2 HIGHモードで残念な点

ウィズ2のHIGHモードは、味や香り、ニコチン量に蒸気量と吸い応えアップを楽しめる機能ではありますが、1点だけ残念な点があります。

それは、喫煙回数(パフ数)が大幅に減ってしまっている点です。

吸引モード喫煙回数(パフ数)
NORMALモード50回
HIGHモード30回

これは、NORMALモードに比べて、たばこ葉が「高温」かつ「1.3倍の蒸気量」にさらされることから、香料やニコチンが1吸いでごっそり持っていかれてしまうからなんでしょう。

このことから30パフを超えてくると味が薄くなっていったり、ニコチンが限りなく弱くなってしまうことを意味します。

ただし、これは賞味期限みたいなものなので吸えない、というわけではありません。

美味しく吸うなら30パフまで、で交換することをおすすめします。

HIGHモードは30パフしか吸えない!

新型ウィズ2と旧型プルームテック プラス ウィズの違い

最後に、新型ウィズ2と旧型プルームテック プラス ウィズの違いについてまとめます。

  1. デザインが若干変更
  2. ディスプレイが見やすくなった
  3. 新加熱モードが搭載された
  4. HIGHモードで吸いごたえがアップした
  5. 操作方法がわかりやすくなった

4つめの「吸い応え」については、新加熱モードのHIGHモードによる違いですが、なんだかんだ重要なのは吸いごたえなので、その点がパワーアップした!というのは朗報ですよね。

8月5日から試喫イベントが行われていますので、気になっている方はぜひ足を運んでみて下さい!

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