記事内容の更新:2026-09-24 | 情報確認:2026-09-24
結論:「gloとIQOSのどちらが体に悪いか」を現時点の資料から順位づけることはできません。どちらもたばこ葉を加熱し、ニコチンや有害化学物質を含むエアロゾルを吸入する製品です。排出成分の一部が紙巻きたばこより少ないという測定結果を、病気になるリスクが同じ割合で低いという意味に置き換えることはできません。
情報確認:2026年9月24日。この記事は旧glo HYPER Air/HYPER X2時代の比較記事を更新したものです。旧記事の「有害物質90%カットだから紙巻きより安全」「gloのほうが体に悪い/悪くない」などの結論は、健康リスクの比較として裏付けが不足していたため訂正しました。個別機種の成分量を一律に示す記事ではありません。
gloとIQOSは何が共通している?
両ブランドは、たばこ葉を加工した専用スティックを電気で加熱する「加熱式たばこ」です。燃焼式の紙巻きたばこと仕組みは異なりますが、ニコチンと加熱により生じる化学物質への曝露があります。厚生労働省のe-ヘルスネットは、加熱式たばこが紙巻きたばこより健康影響が少ないかは、まだ明らかでないと説明しています。
「有害物質90%削減」は何を比較した数字?
メーカーが示す削減率は、特定の紙巻きたばこ、測定条件、選んだ化学物質群における排出量などの比較です。すべての有害物質が同じ割合で減るという意味でも、使用者の病気のリスクが90%減るという意味でもありません。WHOも、化学物質への曝露が減ったことを健康リスクの低減と同一視できないと述べています。
ニコチン量やタール値で「どちらが安全か」を決められる?
決められません。機種、スティック、吸い方、測定条件によって排出量・吸収量は変わり得ます。紙巻きたばこに表示されるタールmgを、gloやIQOSのエアロゾルにそのまま当てはめることもできません。たばこの健康影響を、ニコチンやタールなど少数の成分だけで比較することは不適切です。
gloの方がIQOSより体に悪いという証拠はある?
この記事で確認した公的資料には、現在の各モデルを長期に使った人の病気の発生率を比較し、両ブランドの優劣を示す根拠はありません。ある物質の排出量が一方で低いという結果だけで、製品全体の健康影響の順位を決めないでください。禁煙や健康への不安については、医療機関や自治体の禁煙支援に相談できます。
訂正履歴と出典
2026年9月24日:旧モデルの仕様を「最新」とした記述、排出成分の削減率から安全性を断定した記述、紙巻きのタール値と加熱式製品の健康リスクを直結させた記述を削除・訂正しました。根拠は厚生労働省とWHOの公開資料です。
