こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
グローバルモデルでもあるプルームxの登場で終売するとは言われていましたが、遂にJTさんから正式にプルームs2.0の終売発表がありました。
既に在庫限りということで、今後は後継機「プルームx」に全てを託すようです。
この記事ではプルームsの終売情報を中心に、なぜ販売終了してしまったのか、などをご紹介していきます。
プルームs2.0販売終了
JTさんのプレスリリース – プルームエス2.0終売のお知らせ
JTは、2021年7月以降、高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルームs2.0」について、当社の在庫売り尽くしをもって販売を終了いたします。なお、今夏、高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルームx」の発売を予定しています。
https://www.jti.co.jp/news/20210713_01.html
プルームsの販売情報
価格:3,980円
日時:7月2日(木)
プルームs2.0とは
プルームs2.0は、JTさん初の高温加熱式たばこデバイス「プルームs」の進化版。
この頃、2つの加熱モードを搭載したモデルが主流で、その流れに乗って、プルームエス2.0では「テイストアクセル」という新加熱モードを搭載しての登場でした。
メンソールを美味しく吸えるモードということで、他社がただ温度の高いモード追加だったのに対して、切り口は抜群に良かった。
「プルームs」のスペックが低過ぎたこともありますが、プルームs2.0は他社製品と比べても遜色ないレベルのスペックだったのは間違いありません。
プルームエス2.0のテイストアクセルを比較レビュー!旧型でメンソールを吸い比べ「特化型」を名乗るのに相応しいのか?
プルームs2.0はコンビニでの販売を終えていた
以前から終売の噂はありまして、早い段階でコンビニさんに追加の発注を止めるよう指示があったんです。
タバコ製品をもっとも多く売っているコンビニで発注ストップ・・・終売しかありませんよね。
専用アクセサリーを販売してみたり、著名人やブランドとコラボしてみたり、精力的に活動はしていたものの実りませんでした。
発売が2020年7月ですから約1年、それくらい高温加熱式たばこ市場は参入が難しいということでしょう。
プルームs2.0なぜ終売に追い込まれたのか
これはあくまでも私の見解ですが、2つの理由があると思っています、それは、「プロモーション」と「こだわり」。
私は加熱式たばこブロガーであって、マーケティングの専門家ではありませんので、もしかしたら全然的を得ないことを書いているかもしれません。
ですが、それこそ初代プルームテックが発売された年から、ずっーっと加熱式たばこを追い続けてきた私なりの見解ですので、暇つぶし程度にお読み頂ければ幸いです。
プロモーションが普通過ぎた
1つはプロモーションの部分で、こう言ってはなんですが、王者アイコスからシェアを奪うには、全てが普通過ぎたのでは、と思ってます。
グローがいい例で、デバイスの値段、専用たばこの価格、とんでもないですよね。ですが、その思い切ったプロモーションが確実にグローのシェアを伸ばしたのは言うまでもありません。
今やスペックがいいのは当たり前、価格でないにしても、突出した何かがないと、もともと認知度で負けている以上、選択肢に入らなかったのではないでしょうか。
こだわりと需要が合っていなかった
JTさんは「臭い」にとにかくこだわっている会社さんで、素晴らしい”こだわり”なんですが、「臭い」と「吸いごたえ」は比例しており、臭いを少なくすれば吸いごたえもなくなっていくのが定説です。
ここで重要なのが、加熱式たばこユーザーが求めていたもので、なんだかんだ言って「吸いごたえ」だったということ。
臭いと吸いこたえを天秤にかけて、吸いごたえを選んだから高温加熱式(プルームs)を選んでいるのに、吸いごたえがなかったら継続しないですもんね。
プルームs2.0からプルームxに
奇しくも、このリリースが発表された日にJTの社員さんとお話させて頂いてたんですが、プルームxはなんとしてもスタートダッシュを決めたい!と仰ってました。
既に発表直前の段階なのでスペック面はいじりようがありませんが、何が何でも流行らせる!という確固たる想いと、それをサポートする空中戦でどこまで無茶できるか・・・それがカギだと思っています。
いい商品が売れるんじゃなくて、売り方が上手い商品が売れる時代なので、多少こずるくてもなりふり構わず頑張ってほしいと願うばかりです。
プルームs2.0販売終了まとめ
プルームsはお世辞にもスペックが高いとは言えませんでしたが、s2.0はスペックも切り口も悪くなかった。
むしろ、プルームx2.0を最初に出しておけば・・・もう少しシェアも違ったような気もするんですが、残念な結果となりました。
公式でのサポートも終了してますので、あと少ししたら公式サイトからも消えちゃいます。
寂しい気持ちもありますが、しっかり私たちの記憶に残しておきましょう。
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