こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
加熱式たばこファンだけでなく、電子タバコやベイプのライトユーザーさん、必見です。
グローを販売しているBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)さんが電子タバコ市場に参入するかもしれません。
今回はテスト販売とのことですが、先着10,000本ということで、気になった方はぜひチェックしていってください。
Amazon:Vuse Go 980円 各フレーバー(事前予約)
Vuseとは?BATのブランドはglo、VELOだけではない!
加熱式たばこブランドではグロー(glo)でお馴染みのBATさんですが、RRPカテゴリーの商品はグローだけではありません。
※RRP(Reduced-Risk Products)リスク低減製品のこと
世界では加熱式タバコではなく電子タバコが主流の国も多く、そういった国では電子タバコ・ブランドを販売しているんです。
私が記憶しているところでは3つのブランドを有しており、今回発売されるのはその内の1つ「Vuse(ビューズ)」ブランド。
このVuseブランドがテスト的に日本でも販売される、というのがこの記事の本題です。
BAT電子タバコ・カテゴリー商品「Vuse Go(ビューズ ゴー)」
日本でテスト販売が予定されている「Vuse go」は、電子タバコが盛んなアメリカでナンバーワン・ブランドらしいです。
数年前まではJUULがぶっちぎりでしたが、トランプ政権の電子タバコ禁止令により大打撃を受け”虫の息”に・・・そこにスルッと入り込んだのがVuseなのかもしれませんね。
アメリカでは紙巻タバコよりも電子タバコのほうが人気のため、1位というのは凄いです。
Vuse Go(ビューズ ゴー)の国内販売の値段、発売日など
名前:Vuse Go(ビューズ ゴー)
値段:980円
タイプ:使い捨て(吸い切り)
発売日:4月17日
販売量:約10,000本
フレーバー:
クラシック・レギュラー
ミント・アイス
ブルーベリー・アイス
スイカ・ベリー
4月17日から発売されるそうですが、あくまでも今回は数量限定ということで販売本数は約10,000本とのこと。
また、ポイントとしてお伝えしておきたいのは、Amazonのみで販売され、事前予約が始まっているということです。
ひとまず気になった方は、値段も高くありませんので、予約必須ですよ!
Amazon:Vuse Go 980円 各フレーバー(事前予約)
Vuse Go(ビューズ ゴー)のスペック
サイズ | H : 10.8 cm W : 1.5 cm D : 1.5 cm |
重さ | 7.05 g |
吸引回数 | 約 500 回 |
バッテリー | 345 mAh |
リキッド | 2 ml |
ニコチン | 0 (ゼロ) |
日本ではニコチン入りの電子タバコの販売は認められていない為、Vuse Goもマイブルーなどと同じくニコチンゼロの禁煙グッズ扱いとなります。
カラーが4種類あるように見えますが、これはフレーバーに合わせてボディカラーが違う仕様となっているため、カラーを選べるわけではありません。
カートリッジ交換などもないので、届いたら吸うだけという最も手軽なタイプの商品です。
Vuse Go(ビューズ ゴー)の4種類のフレーバー
Vuse Go ミント アイス
味の説明 ひんやり後味のペパーミントフレーバー。
Vuse Go クラシック レギュラー
味の説明 クリーミーな味わいのキャラメル&バニラフレーバー。
Vuse Go ブルーベリー アイス
味の説明 ひんやり後味のブルーベリーフレーバー。
Vuse Go スイカ ベリー
味の説明 スイカとベリーのミックスフレーバーに、さわやか後味。
ラインナップは日本のベイプ愛用者の多くが好むベリーフルーツ系・メンソール系等のフレーバーから、個性豊かな4種類を展開。
確かに定番フレーバー中心で、おそらく味もそこまで悪くはないと予想しています。
Vuse Go(ビューズ ゴー)の事前予約 受付中
数量限定10,000本とのことだったので、二度と吸えないかもしれないと思い、悩んだ結果「ブルーベリー アイス」を予約しました。
まだ発売されていない為、予約販売となっており、出荷は4月17日以降になります。
Amazon:Vuse Go 980円 各フレーバー(事前予約)
Vuse Go(ビューズ ゴー)購入者には500円分のWEBマネーが当たる抽選あり!
Vuse Go(ビューズ ゴー)を購入すると、製品に同梱されているリーフレットを通じて、抽選で300名様に500円分のEJOICAセレクトギフトが当たるアンケートが実施されるそうです。
約10,000本の出荷に対して300人の当選者なので確率は3%。
購入者全員がアンケートに答えるとは思えませんので、確率はもう少し高そうですが、当たったらラッキー!くらいの気持ちでアンケートに答えてみてはいかがでしょうか?
このアンケート、本腰を入れるか撤退するかの判断材料の1つになりそうですね。
4月末に都内某所で「Vuse Go」についてのメディア戦略説明会が予定
記事には取り上げなかったのですが、BATJ(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)の社長が新しい方に変わっており、その方の挨拶と「たばこハームリダクション」への取り組み、電子タバコ「Vuse Go」のについての説明会が4月末に予定されています。
奇しくも私の誕生日でして、日頃お世話になっているBATさんなだけに誕生日であろうと行かないわけにはいきませんのでお邪魔してきます。
ですので、Vuse Goについて面白い話が聞けましたら、また読者様に共有しますので、4月末までお待ち頂けますと幸いです。
BATさんの電子タバコ・ブランドの紹介
冒頭でも少し書きましたが、BATさんはグローだけでなく、幾つかの電子タバコ・ブランドを持っており、電子タバコが主流な欧米では、グローではなく電子タバコを積極的に展開しています。
少し古い情報ですが、過去に調べたことがありますので、いくつかの商品をご紹介させて頂きます。
なお、販売が終了している商品もありますので、あくまでもこんな電子タバコを売っていたんだ・・・ということを知るための情報としてください。
BAT電子タバコ ブランド「Vype」
BATの公式サイトでも多くのラインナップが紹介されていたのが、このVypeブランド。
2013年に発売がはじまり、リキッド充填型のいわゆるVAPEのような製品から、カートリッジ交換式のものまで様々なラインナップがあります。
ePen 3
今流行のポッド式の電子タバコですね、デザインがオシャレで可愛いです。
スターターキットの価格は £9.99 / 1,460円とリーズナブル、交換式のポッドは £5.49 / 800円・・・たばこ部分が高いのが海外の特徴です。
1つのポッドで200パフ、2個同梱されています。
eTank Pro 2
これはプルームテック・プラスなどと同じ、「ザ・ベイプ」といったデザイン。
タンク部分も外れるセパレート・タイプのペン型VAPEで、1,500mAhの大容量バッテリーに14Wの出力と書かれていましたので、爆煙よりのデバイスという位置づけ。
お値段は若干高めの £20.99 / 3,067円、ちなみにリキッドもVypeブランドで10ml £4.50 / 657円、コイルは5個入りで£9.99 / 1,460円です。
iSwitch
このiSwitchのカートリッジにはコイルとコットンではなく「超薄型のマイクロ加工されたステンレススチール製のブレード」で加熱する仕組みだそうです。
アイコス3みたいにサイドをパカっと開いてリキッドカートリッジを装着する構造が新しいですね。
お値段は £24.90 / 3,639円で、リキッドカートリッジは2本で £6.99 / 1,021円と高級品です(汗)
eStick Maxx
プルームテックにそっくりなeStick Maxxは、カートリッジ交換式の自動吸引モデル。
1つのカートリッジで200パフ、3本入りで £5.99 / 875円、スターターキットは £12.99 / 1,898円と手頃。
急速充電に対応しており、280mAhのバッテリー容量なので、プルームテックよりも優秀そうで、この先っぽに「たばこカプセル」をつければ低温加熱式になるということです。
Vype ePen
こちらも一番最初に紹介したePen 3の旧型ですが、かなり形状が違うため別枠で紹介します。
出力調整ができるモデルで、1つのカートリッジで、強だと300パフ、弱だと360パフできるらしく、ポッド型の特徴も備えており、途中でフレーバーを変えることが出来るのがポイントだそうです。
スターターキットは £17.99 / 2,629円、カートリッジは3本入りで £6.99 / 1,021円です。
BAT電子タバコ ブランド「Vuse」
今回発売されるのが、このVuseブランドの商品で、Altoという製品が「Vuse Go」にかなり似てます。
かなり種類もあって、ペン型が主力っぽいですが、テクニカルMODみたいなものまであり、当時のBATの公式サイトではAltoのみ画像が載っていました。
https://vusevapor.com/ ドメインが変わっている?
Alto
メモリースティックのようなデザイン・・・mybluを彷彿とさせるポッド型。
海外のYOUTUBERさんがmybluやJuulなどと比較動画を作っていますが、結構評判良さそうな感じでしたね。
solo
これはFlevoみたいな感じです、カートリッジを交換するタイプのペン型電子タバコ。
第一世代の旧型ですかね。
ciro
先程のsoloとの違いがイマイチわからないのがコレ。
おそらくバッテリー容量なんかがパワーアップしてるんじゃないかと予想しますが、いかんせんホームページを見れなかったので情報なしです、すいません。
vibe
これまでのsoloやciroと比べると若干太めな感じがします。
公式サイトにさらっと説明がありましたが、それによると大容量(カートリッジ)になっているっぽいです。
FOB
もう全てが謎に包まれているのがこのFOBというデバイス。
テクニカルMODのような佇まいですが、どうもカートリッジを差し込んでいるような感じ・・・動画も探しましたが最後までよくわからなかったです。
BAT電子タバコ ブランド「iFUSE」
ルーマニアで販売されているのが「glo iFUSE」で、これはニコチン入りのリキッド×たばこ葉という、まるでプルームテックのようなデバイスです。
唯一の違いはカートリッジにニコチンが含まれているということ。
グロー発売当初はこっちが発売されるのでは?との噂もありましたが、最終的にはアイコスと同じ高温加熱式の「glo」が発売されることになりました。
まだ国内でPMのアイコス、JTのプルームテックしか発売されていなかったときに話題になった商品で、当時は「glo iFUSE」という製品名だけが広がっていました。
BAT低温加熱式たばこ「glo sense」
個人的には悪くない商品だと思っていたんですが、発売から僅か1年で撤退してしまったのが、BATさん初の低温加熱式たばこデバイス「グローセンス」
発売当時はプルームテックを脅かす存在として注目を集めましたが、そもそも低温加熱式たばこ市場自体が小さくて、投資に見合う結果が出なかったんでしょう。
電子タバコではありませんが、電子タバコの技術を応用してる作られたデバイスなので、併せてご紹介しておきました。
グローセンスの面白アクセサリー「glo sens スリーブ(ブラック)」を写真と動画でレビュー、ギャップ萌えで衝動買い。
Vuse Go(ビューズ ゴー)の狙いはマイブルーの後釜?
世界4位のたばこ企業「インペリアル・ブランズ・ジャパン」から発売されていたポッド型べイプで、コンビニでもリキッドカートリッジが買えたことから人気がありました。
ですが、コロナの影響もあって日本からは既に撤退しており、電子タバコにメジャー企業が参入しているところはなくなっていたんです。
資本力、販売網を持っているBATさんが、その後釜を狙ったとしてもおかしな話ではありません。
mybluマイブルーが販売終了!なぜ販売中止したのか?使い続ける方法を紹介します。
Vuse Go(ビューズ ゴー)は第2のコンビニVAPEとなれるのか?
もちろん今回のAmazonでの手ごたえ次第だとは思いますが、BATさんが電子タバコ業界に本格参入する可能性は否めません。
その際に強みとなるのがコンビニという販売チャネルで、紙巻たばこやグローで構築済みのためコンビニでも買える電子タバコとしてデビューするかもしれませんよ!
とは言えマイブルーが撤退したくらい難しい市場なので、BATさんがどこまで本気を出すのか気になるところです。
電子タバコ市場は群雄割拠、紙巻や加熱式よりも難易度は高い?
電子タバコ市場はある意味で飲食業界みたいな市場で、超大企業はいないが参入企業は非常に多いという特徴があります。
ご存じのように、中華マスプロメーカーが中心となり、様々な新商品が日々発売されるため、流行りすたりも早く、ハイスペック且つ味も良いものばかり。
おそらくターゲットは既存の電子タバコ企業とは違うと思いますが、どんなマーケティングを行うのか非常に興味深いです。
Vuse Go(ビューズ ゴー)発売情報まとめ
いやー、まさかBATさんが電子タバコを発売するとは思いもしなかったので、今回のニュースは私もかなり驚きました。
どういう算段で参入するのか?どんな勝算があるのか?非常に気になるところですが、そのあたりは4月末に行われる戦略説明会で明かされると思いますので楽しみです。
腑に落ちなかったときはガシガシ質問してきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
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