加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
今週はバタバタで更新もままならなかったのですが、読者様より「ヴェポライザー」についての調査依頼がありましたので、再度ヴェポライザーの記事を書こうと思います。
以前購入した「HERBSTICK ECO」は、手巻きタバコ派の友人にあげてしまったので、新しいヴェポライザーをゲットしました。
その名も「FyHit ECO S(ファイヒット エコ エス)」
今回はこの「FyHit ECO S」をレビューします。
最強の加熱式たばこ「ヴェポライザー」
「HERBSTICK ECO」の後継機ということで使い方が簡単そうだったことと、レビューを見てみると評判が良さそうだったのが選んだ理由です。
VAPEなどの電子たばこは、説明書が英語表記であることが多く、使い方がわからなかったりするのが難点なんですよね(汗)
今回は、友人にも協力してもらい、シャグという手巻きタバコ用のたばこ葉を使ってみましたので、興味のある方はどうぞ。
FyHit ECO S(ファイヒット エコ エス)の特徴
まずは、「FyHit ECO S」と「HERBSTICK ECO」は一体何が違うのか?この辺をまとめてみました。
外見はほぼ同じなのですが、販売店の説明によるとパワーアップしているとのことなので、友人に持ってきてもらった「HERBSTICK ECO」と比較してみます。
使い方については、下記リンクにて「HERBSTICK ECO」をレビューした記事に書いてありますので割愛します。
*「FyHit ECO S」も「HERBSTICK ECO」も使い方は一緒でしたので、使い方を知りたい方は参考にしてください。
チャンバーがセラミックに!
たばこ葉を入れる部分をチャンバーと呼ぶそうですが、この素材がステンレスからセラミックに変更になっています。
このチャンバーというのは非常に重要な部分でして、アイコスでいうところの加熱ブレードのような存在で、たばこ葉に直接触れている唯一の素材なんですね。
アイコスのブレードもセラミックで出来ていますので、加熱するのに適した素材、ということでしょうか。
セラミックは、VAPEのコイルにも昔使われていたそうで、コットンなどに比べると雑味のないクリアな味わいになるそうです。
説明書が日本語対応した!
大したコトではないのかもしれませんが、日本語で書いてあるという点は個人的に重要だと思っています。
VAPEなどの電子タバコは、使い方を間違えたりすると大怪我をする可能性もありますし、そもそも英語の説明書は読む気がなくなっちゃうんですよ。
「FyHit ECO S」には温度管理機能などもついていますので、「使い方がわからない」では勿体ないです!
説明書を読んでしっかりマスターしておきましょう!余談ですが、箱をよく見たら「Japan Edition」と書かれてました、そういう意味なんですね。
FyHit ECO S(ファイヒット エコ エス)の吸い比べ
先程も書きましたが、ぱっと見た感じではチャンバー以外の変更点は何もみつかりません。
はたして、味わいにどれだけの違いがあるのか?
友人の感想の方が参考になりそうなので、二人でスパスパしてみました。
*シャグ2g、グリセリン2滴、3分喫煙で比較
味わいと香り
吸い比べをしないとわからないと思いますが、かなり違います。
友人に持ってきてもらった「HERBSTICK ECO」と「FyHit ECO S」に、味に特徴のある「STANLEY Cassis」というシャグを入れて吸い比べをしました。
私はいつも「HERBSTICK ECO」で「STANLEY Cassis」を吸っているワケではないので、ざっくりした感想になります。
友人の感想(自宅ではHERBSTICK ECO、外では自作の手巻きタバコを使用)
友人はだいぶ気に入ったようで、フレーバー系のたばこ葉を吸うなら「FyHit ECO S」の方が断然美味い!と連呼しておりました(笑)
ヴェポライザーが注目されている5つの理由
アイコスが全国的に普及した今、アイコスにちょっとした不満を持っていた人などは、新しい加熱式たばこを探している人が多くいます。
グローが売り切れ続出だったり、アイコスの互換機「アイバディ」が売れまくったりしているのを見れば一目瞭然で、今回紹介しているヴェポライザーも選択肢の1つとして注目されています。
アイコスを使い続ける人、グローに替えた人、アイバディでヒートスティックを吸う人、色々な理由で次のステップに進んでいる人が多い中、なぜヴェポライザーが注目されているのでしょうか?
1.加熱式たばこの元祖
アイコスやグローのブームで良く使われるようになりましたが、この加熱式たばこという言葉は、構造から考えるとヴェポライザーそのものなんですよ。
注目されるキッカケは、奇しくも後発のアイコスやグローの人気によるものですが、電気の力でたばこ葉を加熱することで気化させて吸うという仕組みは昔からあったんです。
2.圧倒的なコストパフォーマンス
今回使ったシャグで吸うことを前提にすると、とんでもなくリーズナブルに楽しめます。
例えば、友人から持ってきてもらったシャグ「STANLEY Cassis」は30gで600円ちょい、1回の喫煙行為で使う量は多めに入れても0.3gくらいなので、約100回の喫煙が可能です。
一般的にたばこは20本入りなので、実に5箱分に相当、600円で5箱分なので1箱相当が120円で楽しめるんです。
*グリセリンは250g/1,000円前後で販売、1回の喫煙で数滴しか使わないのでコストとしてはカウントしてません。
3.何でも使える凡庸性
今回はシャグという専用のたばこ葉を使いましたが、実は「FyHit ECO S」は紙巻きたばこでも使うことが出来ます。
紙巻きたばこであれば、1本を4分割したくらいが適量ですので、紙巻きたばこベースで考えても4倍お得なんですね。
ただ、ヒートスティックは1回分が1本丸ごとなので、ちょっと勿体無い気がします。
紙巻きたばこを使用するのであれば、これまで吸っていた「たばこの銘柄」をそのまま移行できるので、紙巻きたばこを卒業して加熱式たばこに移行する最初の1台にはピッタリです。
4.吸い心地をカスタマイズ出来る
これはちょっと慣れた人向けですが、アイコスやグローだとミストの量もほぼ決まっていますし、味に変化をつけるのは難しいんです。
ところが「FyHit ECO S」は、温度調整機能とグリセリン(リキッド)の使用量でミストの量を変えることが出来ます。
また、味もグリセリンではなく味や香りのついたVAPE用のリキッドを使うことで、バリエーションをつけることが出来るんですね。
このカスタマイズ性はアイコスやグローにはない、ヴェポライザー特有と言えます。
5.ニコチン・オンリー
なぜ、アイコスやグローなどの加熱式たばこが大ヒットしているのか?それはニコチン・オンリーで楽しめるからです。
この「FyHit ECO S」などのヴェポライザーも、加熱式たばこの元祖というだけにニコチン・オンリーなんです。
どんなに美味しくても、コスパがよくても、ニコチン・オンリーでないと今の時代は受け入れられませんからね。
紙巻たばこよりは身体に良い、これが重要なんです。
ヴェポライザーのデメリット
さて、褒めちぎったヴェポライザーですが、もちろんデメリットもあります。
アイコスにしても、グローにしてもデメリットはありますからね・・・ただし、ヴェポライザーはデメリットもハンパないです。
私が友人にあげた理由でもありますので、参考にどうぞ。
1.吸うまでが面倒臭い
一番のデメリット、とにかく手軽ではないんです。
一服しようかなー、と思っても準備がめちゃくちゃ面倒で、シャグを使う場合は適量にわけて入れなければならないし、グリセリンも必須です。
紙巻きたばこで使う場合も、吸う前にいちいちカットしなければならないので、どっちにしても手間なんですよ。
私はコレが面倒で友人にあげました。
2.掃除も面倒
今回は初シャグ使用だったワケですが、チャンバーの中にたばこ葉のカスが残りまくりです。
以前レビューした時は紙巻きたばこをカットして使ったので、これほど手間ではなかったですが、掃除も大変となると使う事を控えちゃうんですよね。
もちろん、アイコスやグローも掃除は必要ですが、アイコス並に掃除が面倒だと思います。
3.シャグがコンビニに売ってない
やっぱり本格的に楽しむならシャグだと思うのですが、シャグがなかなか手に入らない。
ドン・キホーテなどにも売っているそうですが、それ以外で思いつくのはちょっと専門店的なたばこ屋さんくらい?
やっぱりコンビニで手軽に買えるかどうかは重要だと思います。
ヴェポライザーとの付き合い方
デメリットでも書いたように、何をするにも手間が掛かるので、ハッキリ言って外で使うには向かないんです。
ですが、自宅で・・・というなら話は別。
どのみち手間は掛かりますが、誰にも邪魔されずにゆっくりと作業できるので、自宅用としてならオススメです。
外では利便性も考えてアイコスやグロー、自宅ではリーズナブルにマイ・フレーバーを楽しむ!これがベストな使い方ではないでしょうか。
あとがき
なんだかんだ書きましたが、ヴェポライザーはコスパもよく美味しいけど面倒臭さもピカイチなんです。
とにかく面倒なのはイヤ!という人には絶対に向かないモノですが、手間がかかっても美味しいたばこタイムを楽しみたい人にはオススメです。
どっちが重要なポイントなのかは人それぞれですから、選択肢の1つとして参考になっていれば幸いです。
ちなみにプルームテックは、電子タバコという位置づけなので今回のレビューには登場させませんでした。
最近では色々な選択肢がありますので、是非、ご自身にあったNEWたばこLIFEをお楽しみください!
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