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THCHは指定薬物|2023年8月の規制と健康被害・旧記事の訂正

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2026年10月20日訂正:旧版でTHCHの規制根拠を大麻取締法・麻薬法と混同した説明と、根拠を確認できない効能・化学構造の説明を訂正しました。CBD製品を「安全な代替」として勧める内容も削除し、元の公開日は残しています。

THCHは、日本では医薬品医療機器等法に基づく指定薬物として規制されています。一般向けのリラクゼーション商品として購入・使用してよい成分ではありません。

THCHとは?名称と日本の規制

THCHは、テトラヒドロカンナビヘキソール(Tetrahydrocannabihexol)の通称です。国民生活センターは、THCHの2物質を指定薬物とする省令が2023年7月25日に公布され、同年8月4日に施行されたと説明しています。

指定薬物は、医療等の用途以外での製造・輸入・販売・所持・使用等が禁止されます。購入や入手についても、国民生活センターは行わないよう注意喚起しています。出典:国民生活センター・THCHについての注意喚起。

指定一覧から名前が消えたら合法になる?

個別の条文に名前が見つからないことだけで、規制されていないとは判断できません。2026年10月20日に確認した東京都の指定薬物一覧には、Δ9-THCH・Δ8-THCHについて、包括指定の対象に含まれ、引き続き規制される旨が示されています。

個別指定時の指定年月日と、規制の施行日も別です。2023年7月25日の公布・指定の記載を、8月4日の施行と混同しないでください。出典:東京都保健医療局・指定薬物一覧PDF(47ページ)。

「少量ならリラックス」「集中力が上がる」とは案内できない

旧版には、THCHのリラックス・集中力・痛みの緩和などを断定する説明がありましたが、その人体への効能や安全な量を確認する根拠を示せていませんでした。使用を勧める内容としては撤回しました。

また、「THCは五員環、THCHは六員環だから強い」とする旧説明も削除しました。名前や構造の一部から、人が使ったときの効能・強さ・安全性を決めつけることはできません。

健康被害として公表された事例

国民生活センターの2023年9月6日の発表には、THCHを含むグミ・カプセルを摂取した後、幻視や激しいめまい、意識障害などで救急搬送された事例が掲載されています。これは医療機関ネットワークやPIO-NETに寄せられた事例で、すべての人に同じ症状が出るという意味ではありません。

当該成分を含む商品を購入・使用しないでください。摂取後に体調の異変がある場合は、医療機関に相談し、急な意識障害など緊急時は救急に連絡してください。出典:国民生活センター・公表事例と消費者への注意。

CBD・CBGを一律に安全な代替として勧めない

THCH、THC、CBD、CBN、CBGは同じ名称の成分ではなく、規制も同一ではありません。別の成分なら無条件に適法・安全になる、と判断することはできません。

特にCBNは2026年6月1日から指定薬物として規制され、医療等の用途には所定の手続きがあります。過去の「合法カンナビノイド」という紹介を現在の使用判断にしないでください。出典:厚生労働省・CBNの指定について。

本記事では、別成分の製品の購入、使用量、治療の代替を勧めません。CBDの一般的な安全性情報と旧記事の訂正については、CBD吸引の効果の限界・副作用・規制も参照してください。

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