こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
流行りに敏感な方でしたらご存じかと思いますが、Ploom Xでお馴染みのJTさんの関連会社が電子タバコを発売しているのはご存じでしょうか?
斬新なデザインとカフェイン・GABA配合で話題になった「ston(ストン)」ですね。
一時は売り切れ、転売されていたんですが、ようやく沈静化され今は普通に購入することが出来ます。
私は発売当時にメルカリで転売品しか手に入れることが出来ませんでしたが、これがなかなか面白いモノだったので、興味のある方は最後までお付き合い頂ければ幸いです。
吸うカフェイン ston(ストン)ってどんな商品?
stonとは「一息で、ひと休みをあなたの力に。」するデバイスのブランド名称です。独自のテクノロジーを搭載。吸い込むと、カートリッジ内のリキッドが熱せられて蒸気が発生。この蒸気に溶け込んだ成分の味や香りを楽しむことができます。
引用元: ston公式サイトPRODUCTページより
BREATHER株式会社というところが発売している製品でして、実はこの会社、プルーム・シリーズでお馴染みのJTさんの関連会社さん。
JTはあくまでタバコを販売する会社なので、ニコチンありきのラインナップですが、stonはニコチン・フリーの電子タバコだと思って頂ければ問題ありません。
ただ、俗に言う電子タバコとの差別化ポイントは、リキッドに”カフェイン”や”GABA”を配合していることにより、「タバコを吸う」というよりは「リフレッシュ目的」の要素が強いように思いました。
まあカフェイン配合やビタミン配合っていうリキッドは過去にもあったので、めちゃくちゃ新しい!ってワケではないんですが、stonの画期的な点は他にあります。
ヒントは「タバコを吸う」ではないってこと。
電子タバコなのに蒸気がほとんど出ないのが ston
私の電子タバコの認識は、あくまでも疑似喫煙を楽しむモノなので、蒸気の量は電子タバコ選びにおいてかなり重要なファクターと言えます。
蒸気が多い=吸った気がする(ニコチンは入ってないけど)というのが定番の考え方で、蒸気が少ないと満足感が少なくてタバコの代わりにはならん!と言われるくらい。
ですが、stonはまったく逆で蒸気が全然出ないんです。
凄くないですか?まったく出ない・・・というか見えないんです。
*フカすように吸う(口の中に溜めてから肺に入れずに吐き出す)と蒸気は出ます。
これは疑似喫煙を目的とせず「リフレッシュ目的」がメインであることから、タバコ感とか吸ったときの満足感とかってあんまり重要じゃないんでしょうね。
むしろ、味わいや成分を効率よく楽しむために、電子タバコの仕組みを利用しただけで、まったくの別物=電子タバコではない、そんな印象を受けました。
ston公式サイトにあえて蒸気を出さないことが明記
公式サイトの製品概要ページに、stonの特徴が3つ書かれています。
2つのフレーバーで気分マネジメント
もうひと踏ん張りしたい時には、爽やかなミントフレーバーでカフェイン配合のPOWERを。気分を落ち着かせたい時は、心安らぐココナッツフレーバーでGABA配合のCALMでリフレッシュできます。
お財布に優しいひと休み
1カートリッジあたり250回吸引でき、約40回分のひと休みに相当(ひと休みあたり6回吸引想定)。新しいひと休みのお供としてご活用下さい。
*吸い方により吸引回数は異なります。
蒸気が見えにくい
外気と一緒に吸引することで、蒸気が見えにくい吸い方をできるのがstonの特徴です。新しいリフレッシュのスタイルを、オフィスで家庭でお楽しみください。
引用元: ston公式サイトPRODUCTページより
他の電子タバコの販売ページなんかを見るとわかりますが、どこも定番のキーワードが並びます。
吸いごたえを実現!圧倒的な満足感!強いタバコ感!などなど。
こういった記載が一切ないんです、面白いですよねー。
リフレッシュ目的・・・関連会社だから出来る切り口だと思いました。
吸うカフェイン ston(ストン)レビュー
ston が話題になったのは、カフェインやGABA配合と言ったリラクゼーションツールという側面もありますが、斬新なデザインも忘れてはいけません。
このレビューでは、stonのデザイン、使い方、実際に吸ってみた感想を順番に紹介していきますので、気になっていた方はぜひ参考にしてください。
吸うカフェイン ston(ストン)のデザイン
stonはご想像の通り、石をモチーフにしたデザイン。
この段落では、stonのパッケージやリキッドカートリッジなどをご紹介します。
キレイな状態で保管してくれていたメルカリ出品者さんに感謝です。
ston(ストン)のパッケージ
まるで時計を買ったときの化粧箱みたいなオシャレな化粧箱。
結構なお値段しますからね、チープな箱だったら怒ってるところです(笑)
セット内容は本体に専用充電ドッグ、USBケーブル、あとは説明書。
ston(ストン)の本体
池に投げたらキレイに跳ね続けてくれそうなデザインのston。
めちゃんこオシャレやん、小さくて可愛いので女子ウケ良さそう。
ちなみにフタにも工夫があって、マグネットでカチッとしまります。
ston(ストン)の専用カートリッジ
カートリッジもこれまでにないオシャレなパッケージですよね。
取り出すと普通ですが、とにかくstonはオシャレです。
Amazonのレビューを見ると液漏れしてるものが多いとか・・・早く改善しましょう。
ston(ストン)の充電スタンド
1枚目が正しい充電の仕方、充電するとドッグの下が白く光りカッコいいです。
ですが専用充電ドッグをよく見ると、どっちも同じマイクロUSBなんです。
ということで、そのままUSBケーブルを挿してみたら、これでも充電出来ました。
吸うカフェイン ston(ストン)の使い方
stonの使い方はとても簡単、というかプルームテックと同じです。
本体のフタを取ると穴が空いているので、そこにカートリッジを差し込んでクルクル回すだけ。
あとは、吸ったら起動するオート吸引なので、難しいことは何一つないです。
- STEP01本体のフタを取り外す
stonのフタを外しましょう。
- STEP02本体の穴にカートリッジを装着
本体の穴にカートリッジを装着、時計回りに回すだけ。
リキッドカートリッジはガチッとなるまで回して挿さないと通電しないのでお忘れなく。
- STEP03ギュッと固定されたらセット完了!
ここまで出来たら後は吸うだけ!
しっかり装着できているのを確認したら、ゆっくりと吸いましょう!
吸うカフェイン ston(ストン)の味レビュー
味は普通にミント味で特別うまくも不味くもありません。
カフェインが配合されているそうですが、それはさすがにわかりませんでした。
ただスッキリするので、忙しくて頭の中がぐちゃぐちゃになっているときに、一息するといいかもしれませんよ。
ちなみに吸引するとデバイスの周りが白く光ります、この部分はカッコいい!
蒸気がほとんど出ない割に、それなりに吸ってる感があるから不思議。
吸うカフェイン ston(ストン)の販売状況
stonの販売チャネルは自社オンラインショップとamazon公式ショップのみ。
2023年現在では売り切れていて買えない!ということはまずありませんので、転売品ではなく公式サイトかamazonから買うことをオススメします。
ちなみに、新しいデバイスが追加されていましたので、各デバイスの値段なども併せて紹介させて頂きます。
シリーズ紹介① ston (ストン)
製品名:ston (ストン)
値段:6,600円
カラー:4色展開
※カートリッジがないと吸えません。
公式サイト:6,600円
amazon:6,600円
POINT付与、配送の早さからamazonをご紹介します。
ダブルポイント
シリーズ紹介② ston (ストン)専用カートリッジ
製品名:ston (ストン)専用カートリッジ
値段:1,980円
フレーバー:ミント、ココナッツの2種類
※ston本体がないと吸えません。
公式サイト:1,980円
amazon:1,980円
POINT付与、配送の早さからamazonをご紹介します。
PRIME翌日配送
シリーズ紹介③ ston s (ストン エス)
製品名:ston s (ストン エス)
値段:1,500円
フレーバー:ミント、エナジー、ベリー、ココナッツの4種類
パフ回数:約400回
※使い捨て
公式サイト:1,500円
amazon:1,500円
POINT付与、配送の早さからamazonをご紹介します。
ダブルポイント
シリーズ紹介④ ZORN (ソーン)
製品名:ZORN (ゾーン)
値段:11,990円
フレーバー:ミント、エナジー、ベリー、ココナッツの4種類
パフ回数:約400回
※カートリッジがないと吸えません。
※ひと休みセンサー付き
→ stonを円柱にしてセンサーを内蔵しただけです。
公式サイト:11,990円
amazon:11,990円
POINT付与、配送の早さからamazonをご紹介します。
ダブルポイント
ston(ストン)シリーズまとめ
ston も販売から約3年、使い捨てやハイテク機も登場していました。
強気な価格設定が気になりますが、公式サイトもamazonも価格は同じですので、発送の早いamazonが個人的には良いのでは。
あと、記載よりも安く表示されているときは、定期購入プランになっていますので、安いからとポチポチしないように気を付けてください。
なお、stonの6,600円もかなり高いですが、ZONEはその倍くらいですが、センサーがついているだけなのでコスパで言ったらston sがオススメですよ。
吸うカフェイン ston(ストン)まとめ
あくまでも個人的な感想ですが、私としては”蒸気が出ない”っていうのは着眼点が面白いと思いました。
おそらくターゲットはタバコを吸わない、もしくは辞めた人あたりだと思うんですが、タバコを取り巻く環境が厳しくなっている今、喫煙者にも需要はありそうな気がします。
ただし、冒頭書きましたが、stonに吸いごたえとか求めちゃダメですね、これはあくまでもリフレッシュするためのもので、吸ってるゼ!感を楽しむものではありませんから。
あとは価格ですかね、この価格でないとビジネスが成り立たないというのであれば1年後には無くなっちゃうだろうな・・・。
プルームテックが発売されたばかりの頃とは違って、多くの人が電子タバコの相場を知ってしまったので、今の価格で商売し続けるのは難しいと思います。
ちょっと辛口ですが、stonは面白いと思いますので、頑張って欲しいものです。
コメント