中身が気になる加熱式タバコのたばこ部分
こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
今回の記事はタイトル通り、アイコスのヒートスティック、プルームテックのたばこカプセル、グローのネオスティックをカッターで切ってみた!というものです。
普段吸っているものはどんな構造なのか?気になりますよねー。
フィルターの汚れ具合なんかも比較しましたので参考にどうぞ。
たばこの基本構造
紙巻たばこ(フィルターシガレット)は「刻(きざみ)」「巻紙(まきし)」「フィルター」「チップペーパー」で出来ていますよね。
プルームテックのたばこカプセルは別物ですが、形も良く似ているので、ヒートスティックやネオスティックは、概ね同じ構造をしているだろうと思われます。
真っ二つにすればわかるだろう、ということでカッターでザクザク切ってみました。
アイコス:ヒートスティック
あとは、紙巻きたばこと違う点として、たばこ葉が板状になっていることでしょうか。
しかし、こうやって分解してみると、たばこ葉って全体の3分1くらいしか入っていないんですね(汗)
このファイバー状のフィルターですが、一説によると、加熱された蒸気を細いファイバー状のフィルターに通すことで、冷却しているのでは?とのことでしたが、有力そうですね。
吸い終わったヒートスティックと、未使用のヒートスティックを比べてみましたが、結構ヤニがついているんです。
1つ気になるのは、このファイバー状のフィルターが溶けてる?ワケではないのかも知れませんが、熱で収縮しています。
もしかすると、コレがアイコス有害説に繋がっているのかも知れません。
プルームテック:たばこカプセル
ただ、中身は従来のたばこに似ていて、口の部分にはフィルター、その下に粉砕されたたばこ葉が詰まってます。
あとで全種類並べますが、圧倒的にたばこ葉が少ないのがプルームテックです。
パープルやグリーンだと、この粉に香料が混ぜられているのだと思いますが、レギュラーはそのまま「粉」でした。
フィルターも小さめで、アイコスの吸い口部分のフィルターと同程度です。
アイコス程ではないですが、ちょっとフィルターのまわりの紙が黄色くなっているのがわかると思います。
フィルター自身はほとんど汚れてないんですね、これは驚きです。
グロー:ネオスティック
ただ、スカスカなんですよね・・・やたらと空洞があります。
たばこ葉もジャグにちょっと似てるような似てないような、紙巻きたばこともちょっと違う形状です。
フレーバーによって違うのかも知れませんが、色が圧倒的に薄いのも特徴ですね。
香りは好きな香りなんですが、グロー自体は何故か美味しくない・・・なぜだろう。
フィルターも黄色になっていますので、汚れ具合はアイコスと同じような感じです。
スカスカ部分はヒートスティックのファイバー状のフィルターの役目(冷却効果)をしているのかも知れません。
加熱式たばこ3社のたばこ葉を比較
税率から考えると、たばこ葉の量はヒートスティックが一番多いのかと思っていましたが、ぱっと見はネオスティックが圧倒的です。
たばこカプセルについては、これで紙巻きたばこ5本分相当らしいですからね・・・少ない。
たばこ葉の香り
ネオスティックが一番香りがしました、次いでヒートスティック、ほとんど感じなかったのはたばこカプセルですね。
フィルターの汚れ
もっとも汚れたのは、やはりヒートスティックですね、グローも結構汚れましたが、プルームテックに関してはほぼ汚れていないのがわかります。
ぼったくられ感
プルームテックはあの量のカプセルが5個だけですからね、なんだか相当割高な感じがします。
次いでアイコス、ヒートスティック1本分の3分1以下の部分にしかたばこ葉が詰まっていないので、これも結構割高な気がします。
グローは半分くらいはたばこ葉が詰まっているので、まぁ良しとしましょう。
有害物質について
どうしてもアイコスのファイバー状のフィルターは気になります。
ホントに大丈夫なのかな・・・。
あとは、たばこカプセルですね、出力の高い電子タバコなんかで吸ってしまうと、底が溶けるという報告がありますので、さすがに溶けたら有害でしょう。
その意味ではグローも微妙で、360度加熱ということで、一番加熱されるのは巻紙にあたる紙の部分なんです、これは大丈夫なのでしょうか。
おまけ:紙たばこも比較
一番多いのが紙巻きたばこです、これは書くまでもないですね。
香りも断トツでしたが、何よりもフィルターの汚れ具合、画像は載せませんが吸い口まで黄色くなることから、相当汚れていることがわかります。
あとがき
改めてプルームテックの凄さがわかりました。
ただ、カートリッジ代が掛かっているというのはわかりますが、それでも100円くらい安くても良いんじゃないかと思ってしまいましたけどね(汗)
バラしてみればわかると思っていたのですが、唯一わからなかったのは、アイコスとグローが水蒸気を出す点です。
水分を含んでいるようなパーツはなかったので、たばこ葉そのものがグリセリンなどの水分を含んでいるということなんでしょう。
だんだんとヒートアップしてきた加熱式たばこ戦争ですが、燃えすぎちゃって有害物質が発生しないように、各社には上手く立ち回って頂きたいところです。
それでは、この辺で失礼します、お疲れ様でした。
コメント
アイコスのヒートスティックに直接火をつけて普通の紙巻きと同じように吸うと、明らかに燃え方が普通の紙巻きのたばこ葉の燃え方とは違うので…(;^_^A
「葉っぱに直接グリセリンだか何だかが染み込ませてあるんだろうな…」とは思ってました(;^_^A
そしてそれが【アイコス有害説&臭い説】に繋がってるんだろうなと(;^_^A
でも普通の紙巻きにも何かしらの添加物が染み込ませてあったように記憶してます…(^^;
想像するにPloomTechのカプセルは値段の半分は「カートリッジ代」のような気もしますね(;^ω^)
カプセルも5個なのはそれなりに製造コストがかかってるんだろうなと(;^_^A
でもカートリッジはかなり金属使ってるので、その分割高なパッケージ内容に落ち着いたんじゃないかと(;^_^A
実際「カプセル1個で50パフ」と言っても、JTの規定だと「1パフ=約2秒」くらいらしいので…(^。^;)
紙巻を吸ってた人は最初のうちは実質30パフもしないうちに交換サインが出るようですね(;^_^A
3社ともまだまだ【完成形】ではないと思うので、今後の商品開発にも期待したいと思います(^.^)b
KENさん
ヒートスティックだけではないですが、たばこ葉に含まれる水分ってバラしただけじゃ全然わからないんですね(汗)
それに、過去にヴェポライザーというもので試したときも、水蒸気が一切発生しなかったので、周りからの加熱ではダメなんだと思います。
あのブレードを挿すのが重要なんでしょうね、仮設でしかないですが(^_^;)
たばこカプセルについては、カートリッジ代はそれなりにかかってそうなんですけど、それにしても割高ですよー。
ある意味、たばこカプセルを値下げしたら巻き返しなる?なんて思ったりもしましたけど、
そんなことしたら逆に叩かれそうですけど。
商品開発は他社さん含めて楽しみですよねー(*´∀`*)