- タバコの箱の開け方(ボックス vs ソフトパック):ボックス(ハードパック)は透明フィルムの開封テープ(ティアテープ)を一周剥がした後、内側の銀紙はミシン目に沿って「前面+天面のみ」を切り取り、背面の銀紙は残すのが湿気・葉くず漏れを防ぐ正解。ソフトパックは封緘紙(中央の帯シール)を剥がさず、片方の角だけ1.5cm破って底を叩き1本ずつ出すのが粋な作法。
- マッチ着火は「ダサい」どころか最高峰の贅沢:ガス臭やオイル臭が一切つかない木軸マッチは、ピース(Peace)やホープ(HOPE)、葉巻本来の香りを100%引き出す大人の嗜み。「擦ってから1〜2秒待ち、頭薬(硫黄・リン)の火薬臭が消えて軸木に火が移ってから着火する」のが鉄則。
- Zippo(ジッポ)はヒンジを傷めない基本所作と定期メンテが命:ジーンズに擦りつける過度なトリックは蝶番(ヒンジ)緩みの原因。純正オイル補充・フリント(発火石)交換・ウィック(芯)の1cmカットを習得すれば一生モノとして使える。
| テーマ・検索クエリ | 結論・最もスマートな正解 | 絶対に避けるべきNG行動 | 個別深掘りガイド(内部リンク) |
|---|---|---|---|
| タバコの箱の開け方 (ボックス・ソフト・缶) |
ボックスは前面銀紙のみミシン目切り取り。ソフトは片角1.5cm破り。ショートホープは内箱スライド。 | ボックスの銀紙を奥まで引きちぎる・ソフトの封緘紙を剥がして全開にする(葉くず散乱・乾燥の原因) | タバコの箱のスマートな開け方完全図解(/how-to-open-cigarette/) |
| マッチでの火のつけ方 (タバコ マッチ ダサい?) |
頭薬が燃え尽きるまで1〜2秒待ってから先端を回して着火。無臭でタバコ葉本来の甘みが際立つ。 | 擦った瞬間の火花で吸う(火薬臭を吸い込む)・風下で自分の指を火傷する持ち方 | タバコをマッチで吸う魅力と粋な着火作法(/cigarette-match/) |
| Zippoの開け方・トリック (zippo 開け方 かっこいい) |
親指でリッド(蓋)を弾く「クリング音」+1ストローク着火。消火は吹き消さず蓋を閉じて酸欠消火。 | 太もも・ジーンズに強く擦りつける開閉(ヒンジ歪み)・息を吹きかけて消す(スス飛び・火傷) | Zippoのかっこいい開け方・トリックと注意点(/zippo-trick/) |
「初めて紙巻きたばこのソフトパックやショートホープを買ったけれど、どこを破って開けるのが正解なの?」「ボックスの銀紙をいつも全部むしり取っていたら、ポケットの中が葉っぱのクズだらけになった……」「バーや喫茶店でマッチやZippo(ジッポ)を使ってタバコに火をつける時、ダサく見えないスマートな所作やメンテナンス方法を知りたい!」とお考えではありませんか?
2026年現在、IQOS(テリア640円・センティア590円)やPloom(EVO 620円・プルーム用メビウス590円・キャメル570円)、glo(VIRTO 600円・ネオ570円・ケント550円・ラッキー・ストライク500円)といった加熱式タバコが普及したからこそ、あえて紙巻きたばこ(メビウス580円、ピース、セブンスター、ショートホープ300円、マルボロ等)を丁寧な所作で嗜む「パッケージの開け方」や「マッチ・Zippoによる着火の美学」が再び若い世代からベテラン愛煙家まで大きな注目を集めています。
実は、タバコの箱(ボックス・ソフトパック・スライドボックス・缶ピース)や加熱式スティックの箱には、メーカーが計算し尽くした「湿気・乾燥を防ぎ、ポケットに葉くずをこぼさず、1本目を最もスムーズに引き抜くための構造上の正解」が存在します。また、着火具においても「100円ガスライター」「木軸マッチ」「Zippoオイルライター」では燃焼温度も香りへの影響も全く異なります。
In diesem Artikel①タバコの箱4タイプ(ボックス・ソフトパック・ショートホープ内箱スライド・加熱式スティック箱)の正しい開け方手順、②「タバコにマッチはダサい?」という誤解を覆す科学的理由と1秒待ってから火をつける粋な着火作法、③Zippo(ジッポ)のかっこいい開け方・トリックのリスクと一生使うためのオイル・石(フリント)・芯(ウィック)交換メンテナンス、④飛行機へのライター・マッチ持ち込み制限ルールまで徹底解説します。
- 1. 【パッケージ形状別】タバコの箱の正しい開け方完全比較表(ボックス・ソフト・スライド・加熱式箱)
- 2. ボックス(ハードパック)&ソフトパック&ショートホープを「葉くずゼロ・型崩れゼロ」で開ける手順
- 3. 「タバコをマッチでつけるのはダサい?」は大誤解!ガスライター・Zippo・木軸マッチの風味&着火比較表
- 4. マッチでタバコに火をつける粋な4ステップ(「1秒待つ」理由と風除けの手の形・軸の捨て方)
- 5. Zippo(ジッポ)のかっこいい開け方・基本所作とヒンジを壊さないトリックの境界線
- 6. Zippo(ジッポ)が着火しない時の完全メンテナンス術(オイル補充・フリント石交換・ウィック芯出し)
- 7. よくある質問(FAQ)
1. 【パッケージ形状別】タバコの箱の正しい開け方完全比較表(ボックス・ソフト・スライド・加熱式箱)
まずは日本国内で販売されているたばこパッケージ全5種類の構造と、それぞれの「最も美しく機能的な開け方」を一覧表で比較しましょう。写真付きの基礎ステップはタバコの箱の開け方完全ガイド(/column/how-to-open-cigarette/)でも詳しく解説しています。
| パッケージ形状 | 代表的な銘柄例(2026年時点) | 正しい開け方の鉄則 | よくある失敗・NGな開け方 | 保湿性・ポケット耐性 |
|---|---|---|---|---|
| ① ボックス型 (ヒンジリッド・ハードパック) |
セブンスター(600円)、メビウス・ボックス(580円)、マルボロ・ボックス(600円)、パーラメント等 | 外装フィルムのリボンを引いて上蓋フィルムのみ外し、内側の銀紙はミシン目に沿って前面だけ切り取る。 | 銀紙を奥底まで力任せに引き抜く(蓋の隙間からポケットに葉くずが漏れる)。 | ◎(箱が硬く潰れにくい・蓋がカチッと閉まる) |
| ② ソフトパック型 (ソフトケース・20本/10本) |
メビウス・ソフト(580円)、セブンスター・ソフト(600円)、ピース(10本入・300円 / 20本入・600円)、ハイライト等 | 外装上部フィルムを外し、天面中央の封緘紙(青い帯等)は剥がさず、片方の角だけ1.5cm四角く銀紙を破る。 | 封緘紙をベリッと剥がして天面全体をガバッと開ける(カバンの中で20本全部バラバラに飛び出す)。 | ○(残り本数が減ると箱を握って残量確認できるが潰れやすい) |
| ③ スライドボックス型 (内箱引き出し式) |
ホープ(ショートホープ 10本入・300円) | 外装フィルムを剥がしたら、マッチ箱と同じように下から内箱をスライドして押し出し、上部の銀紙を折り曲げる。 | ボックス型と勘違いして外箱の上部を無理やり破り開ける(箱が閉まらなくなる)。 | ◎(二重構造で非常に頑丈・胸ポケットに最適) |
| ④ スチール缶・密閉缶 (ピース50本缶等) |
ピース(50本入缶・1,500円) | 上蓋裏に付属するカッター爪(またはプルタブ)でアルミ内蓋を縁に沿って開け、吸わない時はプラスチック上蓋を密閉。 | アルミ内蓋を鋭利に残して指を切る・上蓋を開けっ放しにしてバニラ香を飛ばす。 | ◎(最高峰の気密性・熟成香を長期間キープ) |
| ⑤ 加熱式スティック箱 (横長ハードボックス) |
テリア(640円)、センティア(590円)、EVO(620円)、プルーム用メビウス(590円)、VIRTO(600円)等 | ティアテープを引き、上蓋を開けたら内側の保護紙(ペーパーライナー)をミシン目に沿って手前へ水平に引き抜く。 | 外装フィルムの下半分まで全部剥がしてしまう(擦れて箱の角が毛羽立ち湿気を吸いやすくなる)。 | ◎(下半分フィルムを残すと保湿・防汚性が向上) |
2. ボックス(ハードパック)&ソフトパック&ショートホープを「葉くずゼロ・型崩れゼロ」で開ける手順
紙巻きたばこを吸う人の品格は、箱を取り出した瞬間の「パッケージの綺麗さ」に表れます。ここではボックス型とソフトパック型の具体的な開封ステップを解説します。
① ボックス(ハードパック)の3ステップ開封法
- 外装セロハンフィルムの「ティアテープ(開封リボン)」を引く:箱の側面にある細い透明テープの端(つまみ)を見つけ、箱の周囲をぐるりと1周させて上部1/3の透明フィルムだけをスポッと抜き取ります。このとき、箱の下側2/3の透明フィルムは剥がさずにそのまま残しておくのがポイントです。下側のフィルムを残すことで、手汗や雨による箱のふやけを防ぎ、ポケットへの出し入れも滑らかになります。
- ヒンジリッド(上蓋)を開け、銀紙の「PULL」タブをつまむ:上蓋を後ろへパカッと開けると、銀紙(アルミ蒸着紙)の前面中央に「PULL」または切り込みが入っています。
- ミシン目に沿って「前面と天面だけ」を水平に切り取る:親指で箱の左端(または右端)のミシン目を押さえながら、もう片方の手で銀紙を斜め下方向へ丁寧に引っ張ると、ミシン目に沿って綺麗に前面と天面の銀紙だけが切り離されます。奥(背面側)の銀紙はそのまま残してください。背面側の銀紙がクッションと防湿壁の役割を果たし、最後の一本まで風味を守ります。
② ソフトパック(ソフトケース)の「角破り&トントン出し」手順
- 上部フィルムだけを外す:ボックスと同様にティアテープを一周させ、上部の透明フィルムだけを取り除きます。ソフトパックの場合、下側の透明フィルムは絶対に剥がしてはいけません。ソフトパックの下側フィルムを剥がすと、柔らかい包装紙だけになり、ポケットの中で一瞬でグシャグシャに潰れてしまいます。
- 天面中央の「封緘紙(ふうかんし)」には一切触れない:天面の中央に貼られている縦長のシール(封緘紙)はそのまま残します。
- 片方の角(幅1.5cm・タバコ2〜3本分)の銀紙だけを破る:天面の右端または左端のどちらか片方の角に爪をかけ、1.5cm四方ほどの小さな開口部を作ります。
- 取り出す時は「箱の底または側面」をトントンと叩く:開口部を下または斜め上に向け、人差し指や手のひらで箱の底を軽く弾くと、慣性の法則で角の穴からタバコのフィルターが1〜2本だけスッと飛び出します。これなら汚れた指で他のタバコの吸い口に触れることなく、片手でスマートに1本を引き抜けます。
アメリカの愛煙家の間では、新品のパックを開けた直後に最初の1本をトントンと出し、その1本だけ上下逆さま(葉側を上)にして箱に戻し、最後の20本目まで取っておく「ラッキー・シガレット(幸運の1本)」という粋なジンクスがあります。ただし、逆さに入れるとポケットの中で先端の葉がこぼれやすくなるため、実用重視ならそのまま順番に吸うのがおすすめです。
3. 「タバコをマッチでつけるのはダサい?」は大誤解!ガスライター・Zippo・木軸マッチの風味&着火比較表
検索エンジンで「タバコ マッチ ダサい」と調べる方がいますが、結論から言えば「マッチでタバコに火をつける所作は、すべての着火方法の中で最も贅沢で通好み」です。なぜシガーバーや純喫茶、ウイスキーバーのマスターが今でもマッチ箱を差し出すのか、4つの着火具を科学的・実用的に比較してみましょう。マッチ着火の歴史や魅力はタバコをマッチで吸う魅力と着火作法(/column/cigarette-match/)でも深掘りしています。
| 着火具の種類 | 燃料・発火の仕組み | タバコの味・香りへの影響 | 耐風性(屋外) | 大人の粋度・おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| ① 木軸マッチ (ブックマッチ・箱マッチ) |
頭薬(塩素酸カリウム・硫黄・リン)で発火し、白樺・ポプラの軸木が燃焼(低温・自然炎) | ◎ 最高(無臭) 頭薬が燃え尽きた後の木軸炎は不純物臭がゼロで、バージニア葉の甘みやピースの香りが100%生きる。 |
△(風に弱い・手で風除けが必要) | ◎ 最高峰 純喫茶、バー、自宅での晩酌時、ピース・ホープ・葉巻(シガー)を味わう時。 |
| ② Zippo(ジッポ) (オイルライター) |
フリント(発火石)の火花でウィック(芯)に染み込んだナフサ系オイルに着火 | ○ 独特のオイル香 最初の一口目にほんのり甘いオイルの香りが乗る。マルボロやセブンスター、ラッキー・ストライクと好相性。 |
◎ 最強 防風ガード(チムニー)構造により強風下でも消えにくい。 |
◎ アメカジ・一生モノ 屋外喫煙所、キャンプ、ツーリング、生まれた年の年式(ボトムスタンプ)コレクション。 |
| ③ 100円ガスライター (フリント式・電子式) |
液化ブタンガスを噴出して着火 | ○ ほぼ無臭だが高温 安価なガスはわずかにガス臭が混ざることがあるが、手軽でクセは少ない。 |
△(少しでも風があると消える) | △ 実用品 日常のコンビニ喫煙所や仕事の合間。高級バーやフォーマルな場ではやや味気ない。 |
| ④ ターボライター (ジェット・内燃式) |
高圧ガスと空気を混合して1,000℃超の青い炎を噴射 | ▲ 紙巻には強すぎる 火力が強すぎてタバコ葉の先端が一気に炭化し、焦げ臭さ(エグみ)が出やすい。 |
◎(風に強い) | △ 屋外専用(機内持込不可) 強風の屋外には便利だが、飛行機への持ち込みは完全禁止。 |
4. マッチでタバコに火をつける粋な4ステップ(「1秒待つ」理由と風除けの手の形・軸の捨て方)
マッチを使って最高に美味しい一服を味わい、かつ周囲から「所作がこなれていて素敵だ」と思われるための4つのステップを解説します。
ステップ①:箱を少し閉じ、中指を添えて「向こう側(外側)」へ擦る
マッチ箱の中箱を開けっぱなしにして擦ると、万が一火花が飛んだ際に箱の中の未使用マッチに引火する危険があります。必ず1本取り出したら中箱をしっかりと閉じ、マッチ軸の真ん中あたりに中指(または人差し指)の腹を添えてしなりを抑えながら、側薬(茶色いヤスリ面)に軽く押し当ててスッと擦ります。自分の方へ引くよりも、体の外側へ押し出すように擦る方が安全で見た目もスマートです。
ステップ②:【最重要】擦ってから「1〜2秒」待ち、頭薬が燃え尽きるのを待つ
マッチを擦った瞬間に「シュッ!」と大きく燃え上がる炎には、頭薬に含まれる硫黄やリン、塩素酸カリウムの燃焼ガス(独特のツンとする火薬臭)が含まれています。この瞬間にタバコを近づけて吸い込むと、せっかくのタバコ葉に火薬の匂いが移ってしまいます。
擦ったら顔の前で1〜2秒だけ静止し、頭薬の激しい炎が収まって「白樺・ポプラの軸木そのもの」に静かなオレンジ色の炎が移った瞬間を見極めてください。この「1秒の溜め(間)」こそが、マッチ着火が粋に見える最大の理由です。
ステップ③:手のひらで風除けのドームを作り、タバコを回しながら「遠火」で着火する
軸木の炎が安定したら、マッチを持った手の親指・人差し指以外の3本の指と、反対の手のひらを添えて、炎を包み込むような「風除けのドーム」を作ります。タバコの先端を炎の芯に突っ込むのではなく、炎の先端から数ミリ上の最も温度が安定した箇所にかざし、指先でタバコをくるりと回しながら吸い込むと、巻紙と葉が360度均一に着火する「片燃え(シケモク化)ゼロ」の完璧な火種が作れます。
ステップ④:消火は「手首のスナップ」で振り消し、軸を灰皿へ寝かせる
着火後、マッチの火を「フッ」と強い息で吹き消すと、灰皿の中の灰が舞い上がってテーブルや服を汚してしまいます。手首を軽くクッと振るスナップ(慣性)で炎を消すか、ごく弱い吐息で静かに消し、燃えカスが完全に黒く冷えたことを確認してから灰皿の中へ寝かせて置きます(半分に折って置くのは昭和の喫茶店文化の名残ですが、火傷防止のため無理に折る必要はありません)。
5. Zippo(ジッポ)のかっこいい開け方・基本所作とヒンジを壊さないトリックの境界線
1932年の創業以来、アメリカのクラフトマンシップの象徴として愛される「Zippo(ジッポ)」は、蓋を開けた瞬間の「カキン!(Clink)」という澄んだ金属音が最大の魅力です。トリックの種類や練習法はZippoのかっこいい開け方・トリック完全解説(/zippo-trick/)でも紹介していますが、ここでは日常で最も映える基本所作と、本体を壊さないための注意点を整理します。
① 最も大人でかっこいい「ワンハンド・クリング着火(基本の片手開け)」
- 持ち方:ヒンジ(蝶番)が自分側(または外側)を向くようにし、中指・薬指・小指と手のひらでボトムケース(下側)を包み込みます。
- オープン(開閉音):親指の腹をリッド(上蓋)の側面に当て、上方向へスッと滑らせるように弾き上げます。このとき、指をリッドから素早く離すことで、真鍮ケースが共鳴して美しい「カキン!」という高音が響きます(指がリッドに触れたままだと音がミュートされて鈍い音になります)。
- ストライク(着火):蓋が開いた流れのまま、親指の腹(または中指の腹)でフリントホイール(ヤスリ車)を上から下へ力強く1ストローク回転させます。
- シャット(消火):Zippoの火は絶対に息を吹きかけて消してはいけません。吹き消すと気化したオイルとススが周囲に飛び散り、ウィック(芯)が傷みます。人差し指または手首の返しでリッドを「パチン!」と閉じれば、酸欠によって一瞬で安全に消火されます。
映画や動画で見かける「太もも(ジーンズ)にZippoを擦りつけて開け閉めしながら着火するトリック(トワイライトゾーン)」や「指の間で高速回転させるトリック」は、真鍮製の繊細なヒンジピンに横方向の強い負荷をかけます。ヒンジが歪むと蓋が閉まらなくなったり、インサイドユニットがせり上がってオイルが揮発しやすくなります(Zippoには永久保証がありますが、大切な年式モデルや限定アーマーモデルでは控えましょう)。
6. Zippo(ジッポ)が着火しない時の完全メンテナンス術(オイル補充・フリント石交換・ウィック芯出し)
「火花は飛ぶのに火がつかない」「ホイールが空回りする(または固くて回らない)」という時は、故障ではなく消耗品の交換サインです。Zippoを一生使い続けるための3大メンテナンス手順を押さえておきましょう。
① 純正オイルの補充手順(1〜2週間に1回が目安)
- ケースからインサイドユニットを引き抜き、底面のフェルトパッド(「LIFT TO FILL」と書かれた厚手のフェルト)をピンセットや爪先で持ち上げます。
- 中のレーヨンボール(綿)に向かって、Zippo純正オイルのノズル先端を軽く当て、5秒間注入したら5秒待つ、を2〜3回繰り返し、綿の表面がじんわり湿る手前で止めます。
- 入れすぎ注意:チムニー(風防)のウィックからオイルが垂れるまで入れるのは入れすぎです。外装ケースにオイルが付着したまま着火するとライター全体が炎に包まれ、またポケットに入れた際に揮発したオイルで太ももが化学火傷(オイルかぶれ)を起こすため、溢れたオイルは必ず拭き取ってから1分待って着火してください。
② フリント(発火石)の交換手順(ホイールがロックした時)
- 「昨日まで普通に使えていたのに、突然ホイールが固まって1ミリも回らなくなった」という現象は、フリント(発火石)が摩耗して残り1mmの円盤状になり、バネの先端(フォロワー)とホイールの間に噛み込んでいるサイン.
- インサイドユニット底面のマイナスネジ(フリントスプリング)をコインやドライバーで外し、逆さまにしてトントンと叩き、古い石の破片を取り出します。
- 新しい純正フリントを1個だけチューブに入れ、バネを戻して最後までネジを締めます。交換直後は石の角が引っかかって硬いため、最初はホイールを「逆回転(下から上)」に2〜3回空回しして角を馴染ませてから順回転させると一発でスムーズに火花が飛びます。
③ ウィック(芯)のトリミング(半年〜1年に1回)
- 芯の先端が真っ黒に炭化してボロボロになると、オイルの吸い上げが悪くなり、火花が飛んでも着火しなくなります。
- ラジペンや毛抜きでウィックの根元をつまみ、約1cm(白い新しい芯が見えるまで)真っ直ぐ上に引き出してから、チムニー(風防)の上端より少し低い高さで切れ味の良いハサミやニッパーで水平にカットします(1本のウィックで3〜4回は引き出してカット可能です)。
7. よくある質問(FAQ)
- タバコのボックス(ハードパック)を開ける時、中の銀紙(インナーホイル)は全部引き抜いて捨てるべきですか?
- いいえ、銀紙を奥まで無理に全部引き抜くのはNGです。ボックス型(ヒンジリッド)の銀紙には、前面と天面の境界にミシン目(切り取り線)が入っています。前面の「PULL」と書かれた部分を指でつまみ、ミシン目に沿って前面〜天面の銀紙だけを切り取るのが正解です。背面と底面の銀紙を残しておくことで、箱全体の剛性と気密性が保たれ、ポケットやカバンの中でタバコ葉の粉(葉くず)がこぼれるのを防ぎ、最後の1本まで乾燥や香りの揮発を抑えることができます。
- ソフトパック(ソフトケース)やショートホープを開ける時、封緘紙(ふうかんし・天面の帯シール)を剥がすと汚くなるのはなぜですか?
- ソフトパック(メビウスやピース10本入、旧わかば・エコー系など)の天面中央に貼られている封緘紙は、剥がすために貼られているのではなく、パッケージ上部の折りを固定するために貼られています。封緘紙を剥がさず、天面の左右どちらか片方の角(幅1.5cmほど)の銀紙だけを小さく破り取るのが昔ながらの正しい開け方です。この開け方なら箱が型崩れせず、底や側面をトントンと軽く叩くだけで角の穴から1本だけフィルターが飛び出し、指で他のタバコに触れずに清潔に取り出せます。なお、ショートホープ(10本入・300円)はマッチ箱と同じ「内箱スライド式」なので、外箱の上下を破らずに内箱を押し出して銀紙をめくります。
- タバコをマッチで火をつけるのは「ダサい」ですか?美味しい着火のコツはありますか?
- 全くダサくありません。むしろオーセンティックバーや純喫茶、シガーバーでは、100円使い捨てガスライターのブタンガス臭やオイルライターの油臭がタバコ本来の喫味(特にピースやホープ、プレミアムシガー、無添加系シャグ)に混ざるのを嫌い、無臭の白樺・ポプラ軸を使った「木軸マッチ」で着火するのが最も粋で通な作法とされています。ポイントは、マッチを擦った直後の頭薬(リン・硫黄・塩素酸カリウム)が燃える瞬間は独特の火薬臭が出るため、擦ってから1〜2秒待って軸木に火が移り安定したところで、タバコの先端を炎の少し上に近づけて回しながら着火することです。
- Zippo(ジッポ)の「かっこいい開け方(トリック)」を練習すると本体が壊れやすくなりますか?
- 太ももやジーンズに擦りつけて蓋を開ける「ジーンズオープナー(トワイライトゾーン)」や、手首のスナップで激しく振り開けるトリックを何度も繰り返すと、蓋と本体をつなぐ5バレル(または4バレル)の「ヒンジ(蝶番)」のピンが歪み、蓋のガタつきや開閉音(クリング音)の劣化、さらにはインサイドユニットの浮き上がりを招きます。日常で最もスマートで大人っぽく見えるのは、親指と人差し指で蓋の側面を軽く弾いて「カキン」と澄んだ金属音を響かせ、中指または親指の腹でフリントホイールを1回で確実に回す基本所作(ワンモーション着火)です。
- 飛行機(国内線・国際線)にマッチやZippo(ジッポ)、使い捨てライターは持ち込めますか?
- 日本の国土交通省および航空法ルールでは、喫煙用ライター(液化ガスライター、または吸収材が入ったZippo等のオイルライター)や安全マッチ(小型)は、「乗客1人につき合計1個まで」に限り、手荷物として身に付けて機内へ持ち込むことが認められています(預け入れスーツケースの中に入れることは国内外問わず全面禁止です)。ただし、青い炎が出る「プリミキシングライター(ターボライター・ジェットライター・葉巻用トーチライター)」や「どこでも擦れる硫化リンマッチ(ストライク・エニウェア・マッチ)」、補充用のZippoオイル缶・ガスボンベは機内持ち込みも預け入れも一切禁止されているため注意してください。