こんばんは、久しぶりのまーろです。
紙巻きタバコからアイコス・デビューをし、グローやプルームテックを経て、去年は電子タバコ「vape」までデビューしました。
メインはもちろんグローですが、今回は新たな挑戦ということで「ヴェポライザー」なるものにトライ。
今回試したのが、「Ocean-C」さんのヴェポライザーです。
加熱式タバコの元祖とも言われているそうで、期待が高まります。
初レビューということで、初心者目線でレビューしたいと思います。
「ヴェポライザー」ってどんなもの?
ヴェポライザーは、もともと医療用に開発されたそうですが、手巻きたばこ用の葉(シャグ)や市販のタバコが使える加熱式タバコです。
基本的な構造はアイコスやグローと同じで、電気の力でタバコ葉を加熱し気化させる仕組み。
故に、タールや一酸化炭素が含まれないので、アイコスやグローなどと同じく、有害物質はかなり低減されていると推測出来ます。
ポイントは専用タバコを必要としない点で、ヒートスティックやネオスティックはもちろん、専用のシャグや紙巻きたばこでも使うことが出来るので、銘柄に縛られることがありません。
更に少量のたばこ葉で使用できることから、たばこ代の節約になるという優れたとく特徴があります。
Ocean-Cヴェポライザーのスペック
温度範囲 | 300℉~435℉(148℃~224℃) |
バッテリー | 2200mA |
電流 | 5.0A最大 |
電圧 | 3.3V以下 |
抵抗 | 0.8Ω |
充電時間 | 約2.5時間 |
一度に吸える時間 | 5分 |
満充電で吸える本数 | 約13本 |
特に必要のない項目もありますが、ヴェポライザーの基本情報はこの様になっています。
1回のフル充電で使用できる回数については、使ってみた感じだと加熱温度の設定に影響されます。
温度調整ができるので、その味の変化にもふれてみたいと思います。
ヴェポライザーの使用方法
1.スペーサーにタバコの葉を詰めます。(色々試したら4分の3くらいでOKでした)


2.本体にタバコ葉を入れたスペーサーをセットしてフタをします。


3.スイッチボタンを素早く5連続で押すと加熱開始。
4.左右の調整ボタンで温度を設定、液晶パネルに温度が表示されます。
5.側面のスライドをあげると吸口が出てくるので、後はゆっくり楽しみましょう。
6.吸い終わったらスペーサーを取り出し、タバコ葉を捨てます。
私は3回火傷しました。(ただのバカ)
紙巻タバコで吸ってみた。
オーシャンシーさん曰く、紙巻きタバコの1/5の量で吸うことができるみたい。
今回使用したのは、紙巻きタバコ時代に吸っていた「ピースライト」で試してみました。
よし、さっそくやってみよう・・・。
最大温度の435℉(224℃に設定)
おっ、うまいぞ!
でもなんとなく、ピースライトじゃない。
フィルターがない分、雑味をなくしてクリアにしたような味わいです。
しかし、なんとなく物足りない・・・。
それもそのはずで、煙(蒸気)が少しか出ないのでイマイチ吸った気にならないんですよ。
味わいが良かっただけに、ちょっと惜しい感じです。
低温設定300℉(148℃に設定)
うーむ・・・。
これは味がしない、マジで美味しくない。
温度が低すぎて加熱できていないような気がしますね。
紙巻きタバコの葉を使うときは、低温設定は辞めたほうが良さそうです。
中温設定375℉(190℃に設定)
300℉よりはマシ・・・というレベル。
まず温度をあげたことで、味はちょろっと出るようになりましたが、蒸気はほぼ皆無。
ある意味誰にも気付かれずにタバコが吸える可能性を感じました(汗)
臭いはぼやっと出ますが、蒸気が出ないので気付くのは難しいと思います。
無煙タバコってヤツですね。
紙巻きたばこ×ヴェポライザーの感想
おそらくですが、紙巻きタバコの葉っぱを使うのであれば、常に高温設定での運用が良いと思います。
低温だと、味も蒸気も出ないので満足感が著しく下がります。
節約といっても不味かったら意味ないですからね、高温でクリアな味わいを楽しみましょう。
ちなみに、紙巻きタバコは葉っぱの量が多いので、詰め過ぎなければ確かに5回分くらいになります。
ちょっと手間ですが、かなり経済的だと思いましたね。
おまけ:リキッド使用
リキッドを入れると良いと聞いたので、チャンバーに注入してみました。
3.4滴垂らしただけですが、たったそれだけでも蒸気量が爆発的に増え、見た目的にはいい感じ。
しかし、使用したリキッドが良くなかったのか、リキッドの味が強くて本来のタバコの味がしない(汗)
リキッドのフレーバーを楽しめるという利点が今回は仇に。
タバコ本来の味を楽しみたい人は、無味無臭のリキッド(VG:PG / 70:30)くらいのものを使った方が良さそうです。
ヒートスティックで吸ってみた。
同じ加熱式タバコだしイケるかな?と思いまして、ヒートスティックでも吸ってみました。
全体的に紙巻きタバコの葉っぱを使用したときより蒸気は多めです。
また、アイコスの独特のねっとり感がないので、個人的にはとても良い感じに思えました。
低温設定はおそらく無駄にしてしまいそうなので、高温と中温設定を軸に試してみました。
高温設定の435℉(224℃に設定)
425℉はキツイ!
なんででしょう、アイコスの加熱温度は350℃のはずなので、425℉(224℃)だと低温で加熱していることになるのですが、ちょっと重い。
スペーサー内のたばこ葉もかなり黒く焦げており、アイコスで吸ったときよりもキレイに加熱されているように思えます。
アイコスは加熱ムラが多いので、ヴェポライザーだと無駄なく吸える感じでしょうか。
中温設定の350℉(177℃に設定)
結論から言うと、物足りなさすぎる。
味もしないし蒸気も出ないので、紙巻きたばこのときの低温設定と同じような感じになりました。
たばこ葉も、加熱ムラで焦げなかった部分みたいな色をしてますので、ほとんど成分は出てないんでしょう。
中高温設定の400℉(200℃に設定)
ちょっと写真などは取り忘れてしまいましたが、私的には400℉あたりがちょうどよかったです。
この温度がヒートスティックの味わいをさっぱりと表現しており、蒸気も十分出るレベルだと思います。
アイコスよりも全然温度は低いんですけどね・・・不思議です。
ヒートスティック×ヴェポライザーの感想
もともと加熱式たばこ専用に作られているだけに、ヒートスティックはなかなか美味かったです。
蒸気も紙巻きたばこに比べるとちゃんと出るので、満足感は高めです。
使用量はヒートスティック2本で3回使える感じ。
2箱分とまではいきませんでしたが、少しだけお得に吸えることがわかりました。
ネオスティックで吸ってみた。
アイコスだけではと思い、同じ加熱式たばこジャンル「グロー」のネオスティックでも試してみました。
結論から言うと、ネオスティック×ヴェポライザーが一番近い味を楽しめましたね。
グロー独特の香ばしさはなくなっていますが、ヒートスティックよりも相性は良さそうです。
アイコス同様に、低温設定では行わず、高温と中温設定を軸に試してみました。
高温設定の435℉(224℃に設定)
イケる!
アイコスではキツかったのですが、ネオスティクではこの温度が最適。
実際のグローの加熱温度とも近いだけに、ちょうど良いのかもしれません。
紙ごと加熱しない分、変な臭いがしないのがオススメポイントでしょうか。
香ばしさがちょっと弱いですが、十分美味しいレベルです。
中温設定の350℉(177℃に設定)
アイコスでも良くなかったので期待してませんでしたが、予想通りの結果(汗)
全然うまくない・・・カスを見るとよく分かるのですが、ちょっと色がついたくらいでほぼ焦げてません。
こうなると、低い温度の意味がわからなくなってきますが、今回試した全てで低温から中温度は微妙な結果になりました。
中高温設定の400℉(200℃に設定)
これまた写真を取り忘れてしまいましたが、アイコスと同じく400℉でも試しました。
アイコスでは一番美味しく吸えた温度でしたが、グローでは可もなく不可もなく・・・といった感じ。
これだったら435℉で吸っていたほうが良さそうです。
ネオスティック×ヴェポライザーの感想
一番もとの味に近く吸えたのがネオスティックでした。
それもそのはずで、加熱方式も似てるし温度も近いので、グローの原始版みたいなイメージを持ちました。
良い点はなんといっても紙を加熱しないこと、有害物質もこっちのほうが少ないんじゃないかな。
いずれにしても、ネオスティック1本で2回分吸えるので、かなりお得に使えると思いました。
ヴェポライザー・デビューまとめ
いろいろ試しましたが、ヴェポライザーはどのタバコ葉で運用してもかなりの節約効果があることがわかりました。
温度設定については好きな温度で楽しむ・・・というよりは、使う葉っぱに合わせた温度で楽しむ為の機能だとわかりました。
スペーサーにいちいち葉っぱを詰めるのは手間ですが、同梱されたアンケートに答えると予備スペーサーをプレゼントしてくれるそうなので、もし購入を検討されているなら必ずゲットしておいた方が良いです。
あらかじめスペーサーに葉っぱを詰めておけば、外出先でもスムーズに吸うことができますからね。
ヴェポライザーは上級者向けアイテムのように思うかもしれませんが、基本構造はグローと同じだと思えばなんてことはありません。
むしろ、色々なタバコ葉を試せたり、リキッドを使うことも出来るので、色々な楽しみ方が出来ますよ!
これからタバコはどんどん高騰していく時代ですので、節約しながら美味しく吸えるアイテムがあるということだけでも覚えて頂ければ幸いです。
ヴェポライザー使用者の声
22件のカスタマーレビューがあり★は4.4の評価です。
★★★★★節約!
投稿者:Amazonカスタマー 投稿日:2019年1月27日
タバコ代が高くなり、きつくなってしまったので、たばこ代1/5という言葉に惹かれて購入してしまいました。笑 機器代は掛かるけどすぐにタバコ代でもとが取れそうでした。(本当に1/5カットできれば)まだ使い始めたばかりですが、本当に今までのタバコをカットして同じような感覚で吸えるので節約できそう!しかも節約しているという感覚が吸っている時に感じないのでとても気に入ってます!!! このまま使い続けてタバコ代がうけばいいな。少し手入れが面倒だけど^^;
★★★★★たばこ代が節約出来て嬉しい
投稿者:Amazonカスタマー 投稿日:2019年1月25日
市販のたばこを5分の1にカットして使えるとの事で購入しましたが、本当にこんな少量のたばこ葉で5分も吸えるのか、吸った感はあるのか、半信半疑でしたが全く問題はありません。
加熱温度を高めにして使っているので、普通のたばこと比べてキック感はそんなに変わりはないです。
加熱温度や電池残量もわかりやすく使いやすいですし、何よりたばこ代の節約になるので助かっています。
★★★★★経済的!
投稿者:Amazonカスタマー 投稿日:2019年1月28日
使っていた電子タバコが壊れてしまったので、違ったタイプの電子タバコを見つけて試してみたく購入しました。
普通にタバコを吸うより経済的だし、味も気に入りました。
有害物質の出ない煙なので周りを気にする事なく吸えるのが精神的にも楽です。
値段がちょっと高いので、もう少し安ければいいなぁーと思います。
★★★★★タバコ代節約に
投稿者:Amazonカスタマー 投稿日:2019年1月28日
タバコをよく吸うので節約のために購入しました。普通のタバコと味も変わらず良かったです。タバコ代がかかってお小遣いが足りない人は購入してみたほうがよいと思いますよ。
★★★★★ヒーティングチューを入れる向きは?
投稿者:Amazonカスタマー 投稿日:2019年1月28日
コンパクトで持ちやすいし、吸い終わったら吸い口が収納できるのは良いですね。これから使い込んでいきます。
ところで、付属のヒーティングチューブはどっちを上にして使うのが正しいんですかね。葉っぱの面を上にすると口の中に粉シャグが入るし、下向きにすると本体からこぼれそう。
あとがき
いろいろ試していたら、吸い過ぎて久々に「ヤニクラ」のような気持ち悪さがやってきました。
久しぶりに自由研究のような感覚で熱中してやり過ぎたことが理由です(笑)
メリット、デメリットはありますが、節約目的に使用して頂くには面白い商品だな、と思いましたね。
次はシーシャかな・・・?
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