こんばんは、ミニ四駆に本腰を入れ始めたげんちゃんです。
いつもならタバコ関連のニュースを一生懸命探すところですが、どうにも頭からミニ四駆が離れない・・・。
一部の男子にしかわからないかもしれませんが、本当ミニ四駆の奥の深さにただただ驚きです。
さて、とは言え随分更新もサボっていたので、久しぶりに書こうとちょっとだけ張り切っています。
というのも、今日ご紹介するのは、今さら感バリバリのアイコス互換機だからです。
私としては需要はそこそこあると思うんですよね、互換機の紹介の前にそのあたりもちょろっと書いてみました。
アイコス互換機とは?
この手のネタはずいぶん書いていなかったので、ご存知無い方もいるかもしれませんが、アイコス互換機というのはヒートスティックが吸えるんだけど、アイコスじゃないデバイスのこと。
まだアイコスが大ブームだった2017年頃は、アイコスが買えなかったので、こういった互換品が多く出回り、一時はプレミアムがつくくらい人気が出た商品もあるんです。
互換機の多くは、電子タバコの本場、中国・深センのメーカーさんが作っており、今回紹介するのも中国産です。
あれから2年ちょっとが過ぎましたが、互換機も独自の進化を遂げて地味に人気を博しています。
アイコス互換機の需要が増している?
以前、最近のグローについて書いたことがあるんですが、2018年頃にアイコスが溢れ出して、そのタイミングで買った人の一部はグローに乗り換えていることが多いです。
理由は簡単で、アイコスブームが終わって「アイコスってやっぱ高くね?」ということに気付いたからだと思うんですよね。
今では信じられないかもしれませんが、アイコスって数年前までは持っているだけでステイタスだったんですよ(笑)
グローに乗り換えた人のほとんどは、当時980円という破格で購入できたデバイスの安さに釣られて「まあこれでもいいか・・・」と吸っている人が結構います。
「ヒートスティックは好きなんだけど、吸うために1万円も払うのはなー、ちょっとキツイなー」
でも割安な互換機ならどうでしょうか?安価にヒートスティックを吸いたい!っていう人は少なからずいるハズ、これが互換機レビューを再開した理由です。
アイコス互換機「Pluscig P7(プラスシグ・ピーセブン)」
いかにも中国産らしいネーミングですよね、ですが、こと電子タバコについては中国は日本なんかよりもはるかに技術が進んでおり、関連企業の数も圧倒的に多いんです。
そんな本場・中国から発売されている「Pluscig P7」ですが、さすがに2020年にリリースされているだけあって、当時の互換機とはスペックから機能面まで大幅に進化。
アイコスは高いから買いたくない・・・でもヒートスティックは好きって人は是非参考にしてください。
スペック
製品名 | Pluscig P7 |
サイズ | 101 37 25 |
材質 | 断熱プラスチック |
入力電圧 | 5V |
出力電圧 | 3.7V |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
加熱方式 | ヒートピン方式 (セラミック) |
使用時間 | 210秒 180秒ー270秒 |
充電方式 | USB 5V/1A |
保護機能 | 過重放電 過重充電 短絡保護 恒温抑制 |
デバイス機能 | 連続吸い 温度調整機能 時間調整機能 電動消臭機能 |
パッケージや外観
パッケージ
結構コンパクトな箱に入ってます。
開け方は側面を開くタイプ、この開け方好き。
セット内容
本体の他に、説明書(日本語あり)、USBケーブル、綿棒、清潔マット、ブラシが付属。
清潔マット初めてだー!普通は販売されているものですからね、なんか得した気分です。
本体デザイン
パット見たときに思ったのは、グローナノに似てるってこと。
ナノに比べれば一回り大きいですが、デザインは今風で悪くないです。
サイズ感
最近愛用しているカモ・コスと比較してみました。
高さは同じくらい、オールインワンなのでスッキリしてますね。
本体(加熱ピン)
なんか光の加減なのかうまく取れなかった・・・加熱部分ですね。
アイコスはブレードですが、こちらはピンタイプ、パルズなんかと同じです。
本体(液晶)
中国デバイスあるあるですが、どうですか?液晶パネルつきです!
中国はもともと電子タバコの聖地なので、こういった機能面は凄いですよね。
本体(挿入口)
どうやらスライドさせると挿入口が出てくる仕掛けのようです。
フタの代わりにもなるので、こういう部分はパルズにも見習って欲しいものです。
本体(充電)
底にUSBを差し込む穴がありました。
残念ながらC-Typeではなく、旧型のマイクロUSBです。
使い方
1.電源ON / OFF
電源ボタンを5回クリック
2.温度調整
出力調整ボタンで調整(250度から330度まで5度単位で調整可能)
3.加熱開始
電源ONの状態で電源ボタンを長押し
4.喫煙スタート
設定温度まで加熱が完了するとバイブレーションで知らせてくれます。
ヒートスティックの挿入方法
天井部分のスライドを動かすと挿入口がでてきます。
ここにヒートスティックを差し込んで、電源ボタンを長押しすればすぐに吸い始めることが出来ます。
ヒートスティックの抜き方
挿入部分は「補助カップ」というそうで、吸い終わったらこれを上にグイッと持ち上げるだけ。
アイコスホルダーを上に上げるのと同じような感じ、ちなみに完全に取り外すことも出来ます。
付属品の清潔マット
この「Pluscig P7」には面白いものが付属してまして、アイコスでお馴染みの「清潔マット」がついてきます。
これを加熱システムに下に敷いておくと、シートの上だけが汚れて掃除が簡単!というものですが、ピンセットがないとつけられません(汗)
面白い機能
連続吸い、温度調整、喫煙時間調整となかなかのハイスペックぶりですが、これだけではありません。
なんと「電動消臭」機能付きなんです。
実際に試してみましたが、たしかにタバコ臭さはちょっと減りましたが、同時に焦げ臭さがマックス。
完全にネタ機能ですが個人的にはこういうの好きです(笑)
気になる吸いごたえ
過去のアイコス互換機で考えると、パワー不足で吸いごたえがイマイチ・・・っていうのが結構ありまして、アイコス並に吸えるかどうかは非常に重要なポイント。
「Pluscig P7」は最高で330度で加熱できるだけでなく、バッテリー容量も3,500mAhとパワー面でも申し分なさそうなので、味に期待したいところ。
250度、290度、330度の3パターンで吸ってみましたので参考にしてください。
参考にと吸い殻を撮ってみたんですが、ピンとが合わずよくわからないかもしれません、すいません(汗)
250度加熱
説明書によると「薄味」と書かれていましたが、まったくその通りで、全然吸った気がしません。
ドローは重めのデバイスなんですが、吸っても何も出てこない・・・って感じで、満足度はかなり低いですね。
ワタシ的には、たぶん一生使わない温度です。
290度加熱
これも説明書によると「原味」、おそらく元の味という意味だと思いますが、それは違います。
むしろ味はまだ全然薄くて、250度よりはマシかなーってレベルでした。
もちろん、吸うフレーバーによっては290度あたりの方が美味いものもあるのかもしれませんが、アイコスには程遠いというのが感想です。
330度加熱
ハイ、これが正解ですね、やはりアイコスに近い温度なので、一番風味や味わいが似てました。
ドローも重めでかなり満足感あります。
こんなコト言ったらダメかもしれませんが、330度以外たぶん使わないと思います。
アイコス3より全然安くてお得!
これは個人の趣向だと思うんですが、アイコスというブランドが好きな人には全く不要だと思いますが、ヒートスティックが吸えればなんだっていいぜ!という人にはオススメです。
温度調整と電動消臭はネタ的な要素も強いですが、基本的にハイスペックでアイコス3マルチよりも圧倒的に優れています。
連続吸い×1箱分のバッテリーを搭載、デザイン的にもグローナノみたいなオシャレさんですし、価格もマルチよりもお得になっています。
味わいも330度で運用すればアイコスにも負けない美味しさを楽しめるので、コレ、いいと思いますよ!
日本での販売元はベプログさん、5,980円とリーズナブルなので、アイコス壊れたけどどうしようかなー?と悩んでいる方にはピッタリじゃないですかね。
今の時代、純正アイコスを使うことにステイタスなど皆無ですから、安くて美味い!を求めるのであれば一考してみてください。
あとがき
昨年VAPE EXPOに行ったときは互換機ばっかりやーん!って思ったんですが、2017年頃とは違った意味で需要が出てきているように思います。
中国メーカーさんって、発想が面白いというか、変な機能をつけるのが好きなイメージがあるので、今後も面白い互換機が登場してくるかもしれません。
個人的にはちょっと楽しみなんですよねー、また面白いものが出たらご紹介していきますので、宜しくお願い致します。
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