こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
今回レビューするのはヴェポライザー専門店のVAPONAVIさんが販売している「フェニックス」です。
たばこの度重なる値上げで厳しい状況ですが、コスパ抜群のヴェポライザーからコンベクション方式のヴェポライザーが発売されたので紹介させて頂きます。
ヴェポライザーとは
ヴェポライザーというのは、アイコスやグロー、プルームxなんかと同じ”高温加熱式たばこ”カテゴリの喫煙ガジェットのことですが、専用たばこが特に決められていないという特徴があります。
正確にはシャグという手巻きたばこ用のたばこ葉を使うのですが、実は紙巻きタバコやヒートスティクなども使える、超万能型の加熱式たばこなんです。
更にポイントなのは、シャグ自体も非常に安価に手に入ることから、節約グッズとしても注目を集めているんです、知ってました?
ヴェポライザーには2つ加熱方式がある
ヴェポライザーの加熱方式には2種類ありまして、フェニックスはコンベクション方式のヴェポライザーになります。
- コンベクション方式
- 熱風をたばこ葉にぶち当てることで気化した成分を楽しむ
→クリアな味わいが楽しめる - コンダクション方式
- 直接たばこ葉を加熱する
→少し雑味はあるもののしっかりとした吸い応えを楽しめる
味の好みは人それぞれなので、どっちが美味いという話ではありませんが、コンベクション方式は価格が高めでハイエンドモデルで採用されている傾向があります。
圧倒的なコスパのヴェポライザー
ヴェポライザーの節約度は、紙巻きたばこやアイコスなどしか知らなかった方からすると驚くレベル、ちょっと試算したのでご覧ください。
紙巻きたばこ・・・1日1箱だと500円×30日で15,000円
アイコスなど・・・1日1箱だと500円×30日で15,000円
ヴェポライザー・・・1日20回(0.25g)×30日で150g
シャグの値段はマチマチですが、25g入りで700円あたりで販売されていることが多いです。
1ヶ月に必要なシャグの量は150gですから・・・6袋4,200円ってことです
普通にたばこを吸っているときと比べて、毎月10,000円も節約できちゃいます。
ヴェポライザーも加熱式たばこ同様に有害物質9割カット
ヴェポライザー自体は加熱式たばこと同じ仕組みなので、俗にいう「有害物質9割カット」がそのまま当てはまります。
これは、焼かないことで有害物質の塊でもあるタールを発生させないからです。
もちろんニコチンを含むたばこ製品なので安全無害ではありませんが、紙巻きたばこに比べて「焼かない」メリットは大きいです。
ヴェポライザーは節約だけでなく有害物質も大幅に削減できている優秀なデバイスなんです。
ヴェポライザー「WEECKE FENIX」レビュー
WEECKE FENIX
・コンベクション方式のハイエンドモデル
・月のたばこ代5,000円以内のコスパ
・加熱式たばこ同様の有害物質9割カット
かなり優れたデバイスだというとはお分かりかと思いますが、デザインや使い方も重要ですよね。
次項より詳しく解説していきますので、気になった方は最後までお付き合いくださいませ。
WEECKE FENIX 化粧箱、セット内容
思ったよりもてんこ盛りで、本体と説明書のほかに、USBコード、クリーニングブラシ、ピンセット、クリーニングキット、交換用メッシュスクリーン×2、交換用パッキン(スクリーン用、マウスピース用)×2、ワックス&オイルカップが同梱されています。
ちなみにワックス&オイルカップにリキッドを入れての使用は禁止されていますので、ご注意ください。
WEECKE FENIX フェニックス本体
本体サイズが111.0mm×28.0mm×58.0mmとなかなかデカイですが、デザインは至ってシンプル。
グローの一回り大きいものをイメージするとしっくりくるかもしれません。
WEECKE FENIX 可動式マウスピース
マウスピースはくるくる回る構造になっており、使わないときはデバイス側に、使用時はくるっと回して使うことが出来るので便利です。
このマウスピースですが、使わないときは衛生面や破損を防ぐためにも、デバイス側にまわしておくと良いですよ。
WEECKE FENIX マグネットキャップ
キャップ部分は強力なマグネット式となっており、左右にスライドさせて使うことも出来ます。
チャンバーに直接シャグを詰めるのであればキャップは外したほうが作業しやすいですが、スペーサーを使う人だとスライドさせただけでも交換などが出来るので超便利です。
WEECKE FENIX チャンバー
この画像は既に何回吸い終わったあとに撮った写真ですが、中にカス一つついていないのがわかりますか?
これもコンベクション方式の利点で、直接加熱しないので焦げ付かないんですね、更にチャンバーの口が広いのでシャグを詰めるのも簡単です。
WEECKE FENIX スペーサー
これは別売りですが、フェニックス専用のスペーサーも販売されています。
ヴェポライザー使いの方は、シャグを詰めたスペーサーを何個も持っていくそうですが、まさにそれ用ですね、普段使いする人のマストアイテムです。
WEECKE FENIX 510変換アダプタ
これも別売りですが、このアダプタがあれば、なんと!ベイプで使っているドリップチップを使うことが出来ます。
マイ・ドリップチップに付け替えるのもよし、純正のマウスピースを使うもよし、あなた好みにカスタマイズできるアイテムです。
WEECKE FENIX 使い方
フェニックスではリキッドの使用は禁止されていますので、紙巻きたばこだと蒸気がほとんど発生しないのでオススメしません。
また、ヒートスティックなどだと、もともとタバコ葉が少ししか使われておらず、節約効果はほぼ得られませんので、今回はシャグ一択でレビューしていきます。
- STEP01シャグを用意
ドンキでも売ってる「STANLEY Cassis」を使ってみようと思います。
これ30グラム入りで700円くらいだったと思うのですが、香りが好きでだいたいコレを買うことが多いです。
- STEP02チャンバーにシャグを入れる
写真用にごっそり取りましたが、コレは多すぎますので少しちぎって戻してます。
シャグをいれるときは手で少し丸めてからやると楽ちんです。
- STEP03はみ出ないようにキレイに
使い方はたぶん違うのかもしれませんが、グリーニングキット(鉄の棒)とトントンしながら詰めていきます。
これでも多そうですが、面倒なのでこのままフタをしちゃいます。
- STEP04マグネットキャップでフタをする
キャップのチャンバー側に”爪”がありますので、写真のように”爪”を本体に引っ掛けてからマグネット部分を接続すると良いです。
マグネットが強力なので、カチンっといい音をたててガッチリとはまります。
- STEP05ボタンを5回連打
本体の側面にボタンがありますので、お決まりの5連打。
ボタンは1個しかないので迷うことはないと思います。
- STEP06LEDの点滅が終わったら準備完了
写真の部分がピカピカ点滅している間は加熱中のサインです。
これが点灯に変わったら吸うことが出来ます。
- STEP07シャグポンして終了
ヴェポライザーといえばシャグポン、私のように詰めすぎるとタバコ葉が収縮しないため、写真のようにパラパラとカスが落ちてしまうのですが、ベストな量だとキレイにポンっが出来ます。
ヴェポライザーの楽しみ方の1つでもあるので、デビューされる方はシャグポンをぜひマスターしてください。
WEECKE FENIX 味の感想
まず感じるのはキックがしっかりしていること、蒸気はアイコスに比べると少ないですが、ガツッとくるんだから不思議です。
味も雑味が少なくクリアな味わいが楽しめますし、香りが際立って美味いんですよ。
なんとなく、これまで吸ってきたヴェポライザーは苦味を感じたのですが、そういうのがあまり感じないのはコンベクション方式の良いところ。
ただ、コンダクション方式のほうが粗々しくてパンチはあるんですよね・・・この辺は好みがわかれそうです。
WEECKE FENIX 機能紹介
フェニックスには2つのハイテク機能が備わっています。
- 温度調整機能・・・予め決められた4つの温度で加熱できます。
・緑色170度
・青色180度
・紫色190度
・赤色210度 - モード切替機能・・・ソフトモード、およびエンハンスモードの切り替え
・ソフトモード(ゆっくりと加熱)
・エンハンスモード(急速に加熱)
各種機能の使い方
加熱中、もしくは加熱完了後にボタンを2回押すと温度調整、長押しだとモード切り替えとなります。
モード切り替えは、長押しすることで、LEDがゆっくり点滅(ソフトモード)とLEDが早く点滅(エンハンスモード)の切り替えが出来ます。
WEECKE FENIX まとめ
コンベクション方式を採用したハイテク・ヴェポライザー「フェニックス」はかなり満足度の高いデバイスでした。
初めてヴェポライザーを吸う人だと慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、味わいの良さと節約具合に驚くと思いますよ!
シャグは比較的大きめなタバコ屋さんやドンキでしか販売されていないので、そこだけがデメリットですが、ある程度まとめて買えば月に1回の買い物で済みますので、ある意味楽です。
いざとなったらヒートスティックや紙巻きたばこも使えるので、おすすめですよ!
WEECKE FENIX+になって更にパワーアップしました!
あとがき
久しぶりにヴェポライザーのレビューを書きましたが、やっぱりいいですよね、ヴェポライザー。
今年は消費税で値上がり・・・来年、再来年、その次の年もタバコ税はあがっていくので、ますます需要は高まりそうです。
私たちがこれからのデッドラインを超えられるどうかは、もしかするとヴェポライザーなしでは厳しい時代になるかもしれませんね。
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