おはようございます、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
「加熱式たばこ」というと、多くの人がアイコス、グロー、プルームを想像されると思いますが、他にもあるんですよね。
国内で4番目に発売された「パルズ」は既に撤退してしまいましたが、第五の加熱式たばこ「アークエックス」は現在も販売を継続しています。
販売台数や売り上げ規模で言ったらアイコスの100分の1もないと思いますが、それでも2022年10月のたばこ税の増税対象でもあることから、しれっと値上げ情報が発表されていましたので共有させて頂きます。
アークエックスとは
アークエックスとは、日辰貿易さんが発売する高温加熱式たばこ製品の1つで、カテゴリーは高温加熱式たばこですが、構造や仕組みそのものはヴェポライザーそのもの。
なお、ヴェポライザーはカテゴリーの総称で、「加熱式たばこ」のようなカテゴリーの1つで、ヴェポライザーにも「アイコス」のように、様々なメーカーの商品があります。
デバイスの構造自体はヴェポライザーなのにも拘わらず、アークエックスが加熱式たばこを名乗っているのは、グリセリンを添付した専用のタバコ(シャグ)を用意しているからです。
この専用タバコを”加熱式たばこ”として売り出していることから、ヴェポライザーでありながらアークエックスは「加熱式たばこデバイス」として、世には発売されました。
アークエックスの専用たばこ「アークエックス」
アークエックスの専用たばこは、ウルグアイのたばこブランド「アークローヤル(ARK ROYAL)」の姉妹ブランドとして命名・発売されました。
6種類のフレーバーが展開されており、スタンダードな味わいが2つ、フレーバー系が6つ。
- ARKX RUBBY RED
- ARKX BRIGHT ORANGE
- ARKX AMERICAN BLUE
- ARKX SUNSET AMBER
- ARKX FOREST GREEN
- ARKX CREAM YELLOW
- ARKX NIGHT BLUE(12gのみ)
- ARKX CHOCOLATE BROWN(12gのみ)
あくまでもベースはシャグであることから、アイコスなどの専用タバコが1箱20本入りなのに対して、アークエックスは1パウチ/25g、もしくは1パウチ/12gという単位で販売されています。
公式では1回で使用するシャグの量は0.3gなので、25gでおよそタバコ4箱分、12gで2箱分という計算になります。
アークエックスのたばこ税増税後の値上げ価格一覧
製造たばこの区分 | 名 称 | 製品の区分 | 現行価格 | 改定後価格 | 値上げ額 |
---|---|---|---|---|---|
加熱式たばこ | アークエックス・アメリカンブルー | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・フォレストグリーン | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・サンセットアンバー | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・ルビーレッド | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・クリームイエロー | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・ブライトオレンジ | 25.0g / パウチ | 1,300円 | 1,500円 | 200円 |
加熱式たばこ | アークエックス・アメリカンブルー・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・フォレストグリーン・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・サンセットアンバー・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・ルビーレッド・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・クリームイエロー・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・ブライトオレンジ・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・ナイトブルー・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
加熱式たばこ | アークエックス・チョコレートブラウン・H | 12.0g / パウチ | 680円 | 780円 | 100円 |
25g製品で1パウチあたり200円の値上げ、12gで100円の値上げとなりました。
アイコスやグロー、プルームが今回値上げをしなかったことから、価格面でのメリットが若干薄れてしまいましたね。
たばこ1箱あたりに換算すると以下のようになります。
25g / パウチ製品・・・1箱あたり 375 円
12g / パウチ製品・・・1箱あたり 390 円
大手3社の安めの商品だと500円~530円で買えますので、約100円安いくらい。
ただし、1回の喫煙における手間は段違いで面倒なので、コスパ面で優位性が薄れてくると選ぶ理由が無くなってくるため厳しい状況と言えそうです。
既にSNSは活動停止・・・どうなるアークエックス?
もともと活発に活動してるわけではありませんでしたが、アークエックスのSNSアカウントは完全に沈黙。
Twitterでは2021年9月18日の投稿を最後に活動停止状態、Instagramにおいては4投稿しただけで発売前にちょっとやってみたレベルで終了しています。
公式サイトでは今年の1月に新フレーバーを追加した旨のニュースが掲載されていましたが、今回の値上げについては記載もなく、TwitterもInstagramも更新されず、もはや完全に勢いを失ってしまいました。
発売前は第5の加熱式たばこということで注目も集まりましたが、このまま細々と展開していくのか・・・継続が心配なレベルです。
ARKX 公式サイト:https://arkx.jp/
ARKX twitter:https://twitter.com/ARKX_community
ARKX Instagram:https://www.instagram.com/arkx_community/
アークエックス値上げ情報まとめ
アークエックスの発売は2021年1月。
たばこを取り扱う企業さんなので、発売時点で2021年10月、2022年10月にたばこ税の増税があることはわかっていたはずでしょうから、25gが1,500円になるのは予定通りだったのかも知れません。
25g / パウチ製品・・・1300円 → 1500円(200円値上げ)
12g / パウチ製品・・・680円 → 780円(100円値上げ)
とはいえ、主要3社が値上げしないとは思いもしなかったでしょうし、デバイスが今ほど安くなることも想像できなかったと思いますので、発売当初の目論見とはだいぶ変わってきているのではないでしょうか。
専用たばこのアークエックスは、一般的なシャグほど安くはありませんが、味はかなり美味しいです。
なんとか継続してくれると良いですね。
あとがき
我が家では最近トカゲを飼い始めたんですが、まだ子供でエサが大変・・・。
今日もエサ用のミニコオロギ(1000円/100匹)が届きます。
高いなー・・・と思ってましたが、冷静になって考えてみるとタバコ2箱分くらいなんですよね。
そう考えたらなんだか心が軽くなりました(笑)
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