2016年3月にPloomに続く次世代デバイスの1つとして「Ploom TECH」がリリースされて2年と8ヶ月。
まだ11月で2018年は終わってはいませんが、この1年どんなコトがあったのかをまとめてみました。
まとめて見て改めて感じたのは、プルームテックにとって重要な年だったハズなのですが、出足の遅さが仇になったな・・・という印象です。
来年2019年には上位版の「Ploom TECH+(プルームテック・プラス)」やJT初となる高温加熱式タイプの「Ploom S(プルーム・エス)」が控えていますが、まずはこの1年のプルームテックの出来事を振り返ってみませんか?
2018年、プルームテックの取り組み
最近プルームテックを知った方だとご存知ないかもしれませんが、実は2018年1月頃はまだ全国販売すら出来ていませんでした。
そんなプルームテックですが、全国販売を皮切りに実に色々な初モノにチャレンジしています。
受動喫煙防止条例にたばこ税増税と厳しいニュースも飛び交いましたが、今年のプルームテックの頑張りも知って頂ければ幸いです。
この記事の目次
- 2018年1月、東京エリアのコンビニ販売が開始
- 2018年2月にエリア拡大
- 2018年2月、プルームテックもSNS参入
- 2018年3月、5府県に販売エリアを拡大、4月にコンビニ解禁
- 2018年5月、初のコラボグッズ「HATCH for PloomTECH」
- 2018年5月、第一弾ブランド・コラボケースが発売
- 2018年6月、ついに全国展開スタート
- 2018年6月、Ploomオーナーズクラブがリニューアル
- 2018年6月、投資家説明会でネタバレ
- 2018年7月、初のコラボ・バッテリー「CROSS THE BORDER」
- 2018年7月「Ploom Custom Bar」がオープン
- 2018年7月、第二弾ブランド・コラボケースが発売
- 2018年9月、新フレーバー「ミックス・グリーン・クーラー」登場
- 2018年9月、お友達紹介キャンペーンがスタート
- 2018年9月、リサイクルプロジェクトがスタート
- 2018年9月、第二弾アーティスト・コラボケース
- 2018年10月、コラボ・バッテリー「CROSS THE BORDER」に新デザイン登場
- 2018年10月、決算発表会でネタバレ
- 2018年11月、第三弾ブランド・コラボケース(ポーチ)が発売
- 2018年11月、1対1キャンペーン開催
- 12月5日、プルームテックにNEWカラー登場
- 2018年のプルームテックまとめ
2018年1月、東京エリアのコンビニ販売が開始
2016年から2017年にかけては、アイコス・ブームに相まって、プルームテックも幻のデバイスでしたが、2017年半ばからアイコスが溢れるのと同じくして、プルームテックも供給過多になっていきます。
これは、当時の転売価格の推移を見ているとわかるのですが、2016年だと一時期28,000円もの高値がついたプルームテックですが、2017年12月には5,000円まで大幅に値下がりしていることからも良くわかります。
この頃は、福岡、東京の専門店、及び一部のたばこ屋さんと、公式オンラインショップのみの販路でしたが、「1人3個まで」と書かれるくらい在庫がダブつき始めていたんです。
東京エリア限定でコンビニ販売も始まりましたが、静かなものでしたね。
2018年2月にエリア拡大
2018年春には全国展開されるのでは?との噂もあったのですが、あくまでもエリア拡大ということで、福岡、東京に続き、札幌市、仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市の6都市で販売されることになります。
各都市にプルーム・ショップがOPEN、一部のたばこ屋さんでも販売が始まりましたが、あくまでも都市限定で、且つコンビニ販売もされなかったことから、これまた盛り上がりにかけた展開。
というよりは、オンラインショップでの販売が継続していたこともあり、全国のガジェット好きにはある程度行き渡っていた・・・こう考えるほうが自然かも知れません。
このような背景からエリア拡大しても売れ行きは然程伸びず、ここから一気にペースアップします(笑)
【ニュース】プルームテックの全国展開に向けた第一弾!札幌市、仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市で2月5日より販売開始!
2018年2月、プルームテックもSNS参入
同月2月に、プルームテックのインスタ・アカウントが出来ました。
私もすぐにフォローしましたが、当時のフォロワー数は517人(汗)
あれから7ヶ月経った今日、改めて確認したところ17,500人に増えてましたが、まだまだ少ないですねー。
ところで、アイコスのインスタ・アカウントのフォロワー数って知ってますか?
なんと124,000人だそうです、さすがマーケットリーダー、圧倒的です。
2018年3月、5府県に販売エリアを拡大、4月にコンビニ解禁
2度めのエリア拡大で対象になったのが、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、福岡県の5府県。
あれ?と思われた方は鋭いです、福岡は初めてプルームテックが発売されたエリアですし、横浜と大阪も2月に解禁になったばかりだったハズ。
しかも2月に販売エリア拡大でノミネートされていた北海道(札幌市)と宮城県(仙台市)、愛知県(名古屋市)、広島県(広島市)が含まれていないので、余計にワケがわからなくなります。
翌月4月には、拡大済みのエリアでコンビニ販売も開始されますが、札幌、仙台、名古屋、広島はあくまでも市内のコンビニに限る・・・と。
2018年5月、初のコラボグッズ「HATCH for PloomTECH」
本当の意味での”コラボ”というと「舘鼻則孝氏デザイン・アクセサリー」が最初なんでしょうが、あまりにも一般的はない為、除外して考えてます。
今では色々なコラボケースが登場していますが、その先駆けとなったのが「HATCH」とのコラボ。
この当時のコラボは、完全にオリジナルなケースというワケではなく、既存ケースやスタンドを「HATCHのセレクター」がデザインしたというものです。
アイコスフィアの「アーティスト・コレクション(スリーブ)」みたいないものだと思えばしっくり来ると思います。
ようやくアイコスに追いついたか・・・と感じたことを思い出しました。
2018年5月、第一弾ブランド・コラボケースが発売
同月5月にはじめて他ブランドとコレボしたオリジナルケースが登場します。
HATCHとのコラボも既存ケースがベースだったので、ケースそのものをデザインしたモノは、このときが初だと思います。
記念すべき第一回のコラボ相手はバッグブランドのマスターピースさん。
楽天やAmazonではお馴染みでしたが、手帳サイズのラウンドファスナー型の公式ケースということで、個人的には結構期待してました。
ただ、お値段もさすが本革ということで、1万円オーバー・・・買えませんでした(汗)
2018年6月、ついに全国展開スタート
結局夏まで掛かってしまいましたが、ようやく全国でプルームテックが発売されます。
と言っても、コンビニ販売は7月からで、たばこ屋さんを中心にひっそりと全国で販売され始めました。
実はこのときスターターキットもリニューアルされており、これまでケースつきで4,000円だった定価が、ケース抜きで3,000円に変更されています。
なんでこんなリニューアルをしたのかと言うと、同じ頃、伸び悩みが顕著なグローが、大幅な値下げキャンペーンを始めたからなんですね。
この「グローの値下げキャンペーン」のインパクトは凄くて、アイコスも値下げを発表したくらいですから、追随せざるを得なかったんでしょう。
2018年6月、Ploomオーナーズクラブがリニューアル
同月6月に、これまでポイントを貯める以外のコンテンツがなかったオーナーズクラブがリニューアル。
今のオーナーズクラブはこの時にリニューアルされたもので、スタンプ制度が導入され、アイコスフィアと同じような感じになりました。
ただし、まだランク制度や会員限定イベントなどはなく、スタンプの景品も1種類のみの簡素な状態。
まだ一方通行気味のコンテンツですが、今後の発展に期待ですね。
2018年6月、投資家説明会でネタバレ
公式には発表されていませんが、投資家説明会で上位版「プルームテック・プラス」と高温加熱式タイプの「プルーム・エス」の新型情報が公開されていました。
まだ資料にはシルエットと名前(仮称)のみでしたが、この資料にはJTの今後の戦略などが書かれており、ちょっとした話題になったのは言うまでもありません。
つい最近、「プルームテック・プラス」と「プルーム・エス」のイメージが流出(下記に記載)しましたが、デバイスの特徴などは書かれていませんでした。
ですが、投資家説明会で説明された資料にはいくつかの特徴が書かれていますので、参考になるかもしれません。
2018年7月、初のコラボ・バッテリー「CROSS THE BORDER」
これはよく覚えてます、6月に意味深なリリースが公式サイト上で公開されていた為、掲載されているキーワードを必至に調べて書いた記憶があります。
しかも、初の「限定デザイン」バッテリーなんて書かれていたので、自分用だけでなく更に全種類買ってしまいましたよ(汗)
まー、デザインは気に入っているので良いのですが、1つ残念だったのは数量限定と言いながら全然余っていたこと。
もう限定モノですら売り切れなくなっていたことを、身を持って知りました。
2018年7月「Ploom Custom Bar」がオープン
同月7月、一部のプルーム・ショップ限定で、「Ploom Custom Bar」がオープンしました。
何が出来るのかというと、純正のソフト・キャリーケースに好きなデザインを印刷できるというもの。
以前アイコスでも期間限定でオリジナル・スリーブを作れるという企画はありましたが、まさにソレ。
ちょうど渋谷店が実施店舗だったので伺ってきましたが、なかなかいいサービスだと思いましたね。
2018年7月、第二弾ブランド・コラボケースが発売
マスターピースに続く第二弾のコラボケースは、アパレルブランド「ミノトール」とコラボ。
実は、「Ploom Custom Bar」で渋谷店に伺った際に、既に販売されていたのですが、今までにない斬新なデザインでめちゃくちゃオシャレなケースです。
ただ、やっぱり1万円弱とお高いんですよ・・・この日は、限定デザイン・バッテリーも買って、更に「Ploom Custom Bar」でケースもデザインしてたので断念。
コラボケースだけあって、ちゃんとプルームテックのロゴが描かれているのは公式グッズならではですね。
2018年9月、新フレーバー「ミックス・グリーン・クーラー」登場
これまでラインナップがなかなか増えないプルームテックでしたが、メンソール系のフルーツフレーバーに新しい味が登場です。
新フレーバーは「洋梨」と「和梨」をミックスするという暴挙に出ましたが、味はまあまあ・・・。
ですが、このときのニュースは新フレーバー登場だけではなく、カートリッジも改良されていたんですね。
現行のものはメンソール系だと、カートリッジが緑色の袋に入っていて、中の樹脂も緑色になっていると思うのですが、この仕様はこの時からなんです。
2018年9月、お友達紹介キャンペーンがスタート
読んで字の如く、友達を紹介してくれたら、紹介者とお友達にも限定アクセサリーをプレゼントしてくれるというモノ。
ぶっちゃけ友達はほとんどいないので取り上げませんでした(汗)
紹介した人数でプレゼントしてくれる景品がレベルアップするという内容で、今も実施されているかは不明です。
実施店舗はプルーム・ショップのみ、終了したというお知らせは掲載されていないので、お友達に紹介したい方は最寄りのショップに問い合わせてみてください。
2018年9月、リサイクルプロジェクトがスタート
プルームテッカーの悩みの1つ、カートリッジの捨て方で困ったことはありませんか?
このプロジェクトでは、カートリッジとたばこカプセルをJTが回収してリサイクルしてくれるというモノです。
つい先日、送付用キットを頂いてきまして、ごっそりカートリッジを詰めさせていただきましたが、どうせ捨てるならリサイクルしてもらった方が良いですよね。
捨てるのに困っていたものを箱に詰めて送るだけで、ちょっとイイことをした気分にさせてくれるので、良いプロジェクトだと思います。
こちらについては年内終了予定なので、自宅にカートリッジやたばこカプセルが捨てられずに余っているという人がいるなら、このプロジェクトを活用すると良いですよ。
2018年9月、第二弾アーティスト・コラボケース
2017年に販売されたプルームテック関連のグッズで最高値アイテムの2018年版がリリースされました。
これまで行われてきたコラボグッズやブランド・コラボとは一線を画した「舘鼻則孝氏」デザインのデバイスケース。
デザインもさることながら高級感がハンパないコラボ・ケースですが、価格はなんと74,000円(汗)
プルームテックのスターターキットは3,000円です。
第一弾に比べればアレですが、やっぱりアレです・・・。
2018年10月、コラボ・バッテリー「CROSS THE BORDER」に新デザイン登場
20万台の限定販売と言われていた「CROSS THE BORDER」シリーズですが、まだ売り切れてもいないのに、第二弾の新デザインが登場です。
第二弾も売り切れ次第終了と言われていますが、既に第一弾でお腹いっぱいになってしまいましたので、購入には踏み切っていません。
ただし、今回から加わった新アクセサリー「プルームテック・ストラップ」はなかなか良さそうで、良くある1本差しタイプのケースとしても使える優れものです。
今までにないアクセサリーなだけに、定番化してくれると売れそうなアイテムです。
2018年10月、決算発表会でネタバレ
6月の投資家向けの資料で名前や特徴が流出しましたが、10月31日に行われた決算発表会では上位版「プルームテック・プラス」と高温加熱式タイプの「プルーム・エス」の新型2機種のイメージが流出しました。
高温加熱式タイプは見たことがないフォルムなので、どんな構造なのか、専用たばこの形状などは正直わかっていませんが、上位版はVAPEそのもの。
ここで気になるのが、JTもリキッド販売に着手するのかどうか、という点。
詳しくは下記リンクに書きましたが、この部分の戦略如何によっては、VAPE業界にも大きな波紋を呼びそうです。
2018年11月、第三弾ブランド・コラボケース(ポーチ)が発売
第三弾ブランド・コラボケースとして、アメリカの軍用規格「ミルスペック」準拠の素材を使用した、本格ミリタリー仕様のBRIEFING(ブリーフィング)とコラボレーションしたプルーム・テック専用ポーチが登場。
最近プルームテックから来たお知らせがコレの紹介、ミルスペックにミリタリー・・・響きは良いのですがお値段が(汗)
こちらは税込み19,000円ですよ。
プルームテックってデバイスが安価なだけに、どうしてもこういったブランド・コラボとの価格面のバランスが悪いんですよね。
2018年11月、1対1キャンペーン開催
アイコス3に押され気味なプルームテックもなりふり構わないキャンペーンを実施します。
1対1とは「1個買ってくれたら1個プレゼント」という意味でして、私の経験上、よほど困らないと出さない条件の1つ。
*営業成績が著しく悪いなど
今回の内容は、スターターキットを1つ買うと、もう1つスターターキットをくれるというモノで、実質半額みたいなものですからね。
限定数量に達し次第キャンペーンは終了するそうですが、ちょっとやり過ぎな気がします。
12月5日、プルームテックにNEWカラー登場
リリースだけは10月に出ていましたが、特別トラブルがなければ12月5日に「白いプルームテック」が発売されます。
これは限定品というワケではなく、ラインナップの1つとして加わる予定でして、併せて新発売となる「ピアニッシモ」ブランドのたばこカプセル専用と言っても良いかもしれません。
なぜなら、「ピアニッシモ」ブランドのたばこカプセルに同梱されるカートリッジは、白いプルームテックに合わせて白いカートリッジだからです。
白黒の組み合わせも変ではないと思いますが、白いカートリッジだから白いバッテリーを合わせたくなるのが人の性。
真っ白なケースなども登場しそうなので、たばこを吸う女性へのプレゼントなんかに良いかもしれませんね。
2018年のプルームテックまとめ
こうやって見ると、全国展開あたりから随分色々な取り組みをしてきたことがわかります。
ただ遅過ぎた感は否めません・・・アイコス・ブームと一緒に加熱式タバコブームも落ち着いているにも係わらず、石橋を叩くかのうような展開の遅さ。
そうこうしている間に受動喫煙防止条例やたばこ税増税など、マイナスの話題ばかりが出てきちゃいましたからね。
発売当初の1週間品切れ事件が尾を引いてしまったのか、もう少し積極的な展開ができていたら違ったんでしょうが、株価の低空飛行を見る限り、まだまだ厳しい展開が続きそうです。
もはや逆転劇は来年発売予定の新型「プルーム・エス」と上位版「プルームテック・プラス」に託されています。
それまでに場を温めておくことが2018年のゴールなのかもしれません。
あとがき
まだ11月が始まったばかりなのに気の早いエントリーでしたが、早いところだと忘年会が始まったりしてますもんね。
先日、年末調整の関連書類を提出しましたが、あっという間に今年も終わるんだな・・・と今さらながら感じました。
本業の仕事はもちろんですが、ブログもキチンと書きたかったことを書き終えて、気持ちよく来年を迎えられるようにしたいものです。
空気も乾燥してますので、風邪など引かないよう気をつけてくださいね!