こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
最近ちょこちょこお問い合わせを頂くのですが、中でも多いのが、「プルームエックス」と「アイコスイルマ」はどっちがオススメですか?という質問。
どちらも素晴らしい商品ですし、味の好みとかもあるんで非常に答えづらいんですよ(汗)
そこで、この記事では客観的に、それぞれのデバイスを採点してみようと思いますので、もし迷われている方がいらっしゃったら参考にして下さい。
プルームxとIQOSイルマを比較採点
どちらも2021年夏に発売されたばかりの新型で、当ブログでもここ最近の話題を2分している注目のデバイス。
最新というだけあって、めちゃくちゃ拘って作られており、これまでの既存デバイスとは一線を画す出来栄えなんです。
ですが、発売日がほぼ同じだったことから、どっちがいいんだろう?と悩むのは当然です。(プルームエックスは7月15日よりシークレット販売開始、アイコスイルマは8月18日より先行販売開始)
今回は、デバイスを選ぶ際に気になる項目(①価格、②デザイン、③カスタマイズ性、④吸いごたえ、⑤使いやすさ、⑥喫煙時、⑦その他)をそれぞれ採点し、最終的に総合得点を算出して比較していきます。
なお、★3つは私が思う普通として採点していきますので宜しくお願い致します。
プルームxとIQOSイルマ比較【価格】
デバイス価格
製品 | 希望小売価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
プルームx | 希望小売価格:1,980円 | キャンペーン:980円 |
IQOSイルマ | 希望小売価格: 6,980円 | キャンペーン:4,980円 |
IQOSイルマプライム | 希望小売価格: 9,980円 | キャンペーン:7,980円 |
IQOSイルマワン | 希望小売価格: 3,980円 | キャンペーン:1,980円 |
希望小売価格は記載のとおりですが、どれも四半期に一回程度2,000円引きのキャンペーンが行われており、タイミングさえ合えばもう少し安く買うことが出来ます。
プルームxとIQOSイルマワンは同価格で、イルマ、プライムの順に3,000円づつ高くなっています。
専用たばこスティックの価格
銘柄 | 価格 | 補足 |
---|---|---|
メビウス | 570円 | プルームx専用 |
キャメル | 500円 | プルームx専用 |
テリア | 580円 | IQOSイルマ専用 |
センティア | 530円 | IQOSイルマ専用 |
これはたばこ税増税後の販売価格ですが、キャメルの500円が際立ちますね。
アイコスも廉価版のセンティアが発売されていますが、それでもキャメルの500円は目を引く価格帯。
IQOSイルマ専用たばこスティック「テリア」や「センティア」は、金属プレートを埋め込むなど、従来のヒートスティックに比べてだいぶ手間が掛かってるので、この値段でもかなり頑張っているほうではないでしょうか。
これらも踏まえて採点は以下のようにしました。
プルームx・・・5.0 ★★★★★
IQOSイルマ・・・3.0 ★★★☆☆
IQOSイルマプライム・・・2.0 ★★☆☆☆
IQOSイルマワン・・・4.0 ★★★★☆
申し訳ないけど、アイコスの2つは値段が高過ぎ!専用タバコは仕方ないとしても、もう一声安くなったら買いやすいんですけどね。
プルームxとIQOSイルマ比較【デザイン】
これは、その人の感性にも寄るので一概に言えない項目なんですが、真新しさと私自身の感動具合で採点しました。
各デバイスの実際の写真も参考にしてください。
プルームxのデザイン
プルームxは未来を感じさせるデザインで、なんと言ってもボタンを隠したってのが斬新ですよね。
旧デバイスのプルームSはどこか”おもちゃ”っぽさがありましたが、プルームxは重厚で高級感のあるデザインでめちゃくちゃカッコよくなったと思います。
IQOSイルマのデザイン
既存の売れ筋「デュオ」とほぼ同じ形状のチャージャー、真新しさはありませんが、アイコスらしい洗練されたデザインは健在です。
このデザインは今でも十分にオシャレで、カッコいいですよね。
IQOSイルマプライムのデザイン
これは衝撃のカッコ良さだったのがプライム、スペック面では通常モデルと変わりないですが、デザインは秀逸の一言。
イルマのデザインはどこか先進的な印象ですが、プライムはオシャレな小物入れみたいな感じで、喫煙具を微塵も感じさせないアイテムになってます。
IQOSイルマワンのデザイン
アイコス3マルチを彷彿とさせる一体型のデザインで、余計なものを排除したシンプルさがポイント。
カッコ悪くはないんですが、カッコよくもない・・・ぶっちゃけ普通です。
プルームx・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマ・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマプライム・・・5 ★★★★★
IQOSイルマワン・・・3 ★★★☆☆
アイコスイルマのデザインは好きなんですけど、デュオとまったく同じなのでマイナスしました、ワンは記載のとおりです。
プルームxとIQOSイルマ比較【カスタマイズ性】
アクセサリーの種類や素材、斬新さを評価基準にしました。
どれでも十分カスタマイズできるので、甲乙付け難かったのですが採点しましたのでどうぞ。
プルームエックスのカスタマイズ性
プルームエックスのカスタマイズ・パーツの定番といえば「フロントパネル」、アイコスのお株を奪うカスタマイズ性で、ヒットしている理由の1つだと思います。
ちなみに、買おうと思ったら定番カラー以外、全部売り切れ・・・大人気です(汗)
IQOSイルマのカスタマイズ性
お馴染みのドアカバー・カスタマイズは健在で、ケースなども更にパワーアップした印象。
ホルダーは控えめなカスタマイズですが、そこがまた良し!
IQOSイルマプライムのカスタマイズ性
フタ部分のラップカバーのカスタマイズが抜群で、特に素晴らしいのが素材感。
様々な素材のラップカバーが売られており、色味の変化以上のカスタマイズが楽しめます。
IQOSイルマワンのカスタマイズ性
IQOSイルマワンの残念なところは、着せ替えできるカスタマイズパーツがないことです。
喫煙特化型デバイスゆえに、カスタマイズはスリーブをつけるくらいしかありません。
プルームx・・・5 ★★★★★
IQOSイルマ・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマプライム・・・5 ★★★★★
IQOSイルマワン・・・3 ★★★☆☆
プルームxはフロントパネルにカバー、ケースとかなりカスタマイズの幅が広がりましたよね。イルマワンは安いだけにカスタマイズ性は低めでした。
プルームxとIQOSイルマ比較【吸い応え】
これは、たばこスティックにも依るのですが、どちらのデバイスも嗜む私の率直な感想です。
なお、IQOSイルマ、IQOSイルマプライム、IQOSイルマワンは、加熱方式がすべて同じなので1つにまとめて記載してあります。
プルームxの吸い応え
最高加熱温度をアイコス並の295℃までパワーアップさせたことで、旧プルームエスの物足りなさを解消。
更にテイストアクセルを進化させたヒートフロー技術により、より深い味わいと吸いごたえを実現しています。
アイコスイルマ・シリーズの吸い応え
ブレードを無くしても同様の吸いごたえを実現するため、新たに採用されたのが「スマートコア・インダクション・システム」。
従来のアイコス・シリーズに負けないキックと、雑味を抑えたクリアな味わいで、更に美味しくなっています。
プルームx・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマ・・・5 ★★★★★
IQOSイルマプライム・・・5 ★★★★★
IQOSイルマワン・・・5 ★★★★★
プルームエックスもだいぶ良くなったんですけど、やっぱりアイコスには敵わないかな。ただキックが強いのが良いかと言うと、そうでもないので★4つ。
プルームxとIQOSイルマ比較【使いやすさ】
デバイス | 加熱操作 | メンテナンス |
---|---|---|
プルームx | ボタンエリアを長押し | ほとんど汚れないけど 掃除は必要 |
IQOSイルマ IQOSイルマプライム | たばこスティックを 挿すだけで自動加熱 | メンテナンス不要 |
IQOSイルマワン | ボタンを長押し | メンテナンス不要 |
最近は紙巻たばこから移行する人も増えているので、使いやすさは重要です。
これまでのアイコスはこの部分が弱点でしたが、アイコスイルマは全てにおいて完全克服、コレは凄いです。
プルームエックスはボタンこそありませんが加熱には似た操作が必要、また、ボタンが見えないことで説明書をまったく見ない人だと戸惑う可能性も。
ちなみに、プルームエックスはメンテナンス・フリーではないですが、今の所まったく汚れてないので、掃除の頻度はかなり低いと思います。
プルームx・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマ・・・5 ★★★★★
IQOSイルマプライム・・・5 ★★★★★
IQOSイルマワン・・・4 ★★★★☆
プルームエックスも十分いいんだけど、この項目におけるアイコスイルマ/プライムは凄いです。まさに誰でも使えるデバイスに昇華してます。
プルームxとIQOSイルマ比較【喫煙時】
デバイス | 喫煙可能 | 補足 |
---|---|---|
プルームx | 5分間 時間ないなら何回でも吸える | 連続吸いOK 2本から3本がベスト |
IQOSイルマ IQOSイルマプライム | 6分 もしくは14パフ | 連続吸いOK 最大2本まで |
IQOSイルマワン | 6分 もしくは14パフ | 連続吸いOK 2本から3本がベスト |
味わいや吸いごたえと同じく重要なのが、どれだけ吸っていられるか、何本連続で吸えるか?という点。
アイコスイルマ、アイコスイルマプライムの喫煙可能時間は、競合も含めた全デバイス中でもっとも長い6分ですが、これは既存の「デュオ」と同じスペック。
ですが、プルームエックスは凄くて、時間こそ5分とアイコスより短いですが、なんと、時間内なら何パフだってOKっていうチートな仕様。
実際、私はスパスパ吸っちゃうタイプなので、アイコスだと4分くらいで14パフ終わっちゃうんですよ、その点プルームエックスなら、まだまだ吸えちゃうので超お得ですよね。
プルームx・・・★★★★★
IQOSイルマ・・・★★★★☆
IQOSイルマプライム・・・★★★★☆
IQOSイルマワン・・・★★★★☆
プルームエックスのウリの1つ、5分間の間なら無制限で吸えるというのが人気の秘密で、Twitterなどでも、この仕様について高い評価をしている人は多いです。
プルームxとIQOSイルマ比較【保証の手厚さ】
デバイス | 保証期間 | 会員特典 |
---|---|---|
プルームx | 12ヶ月 (デバイス登録で24ヶ月に) | パックコード ランク制 コミュニティサイト |
IQOSイルマ IQOSイルマプライム IQOSイルマワン | 6ヶ月 (デバイス登録で12ヶ月に) | パックコード ランク制 コミュニティサイト |
どちらも会員登録したときの特典は充実しており、パックコードを貯めて景品に応募できたり、ランクアップによるクーポンが貰えたりと、手厚いサービスがたくさん。
コミュニティサイトの運用はアイコスのほうが一歩リードしている感はありますが、プルームもどんどん拡充されているので同等だと考えています。
ですが、もっとも重要な保証面がプルームエックスは凄くて、なんと自損だけでなく紛失※まで対応してくれて、無償交換期間も2年と最長。
※1回~3回までランクによって変わります。
なんだかんだ言っても、精密機械なので壊れることはあります。この保証期間の長さは、毎日使うものだからこそ、とても価値のあることだと思いますよ。
プルームx・・・5 ★★★★★
IQOSイルマ・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマプライム・・・4 ★★★★☆
IQOSイルマワン・・・4 ★★★★☆
アイコスイルマ・シリーズも保証内容は普通に良いので、プルームエックスが異常に手厚いだけです。電子機器でここまで保証してくれるメーカーなんていませんよ。
プルームxとIQOSイルマ比較まとめ
デバイス | プルームエックス | アイコスイルマ | アイコスイルマプライム | |
---|---|---|---|---|
①価格 | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) | (2 / 5.0) | (4 / 5.0) |
②デザイン | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
③カスタマイズ性 | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
④吸いごたえ | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) |
⑤使いやすさ | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) |
⑥喫煙時 | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) |
⑦保証の手厚さ | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) |
合計 | 32点 | 29点 | 30点 | 27点 |
全て購入してみた私の感想ですが、バランスの良いIQOSイルマとプライムは価格面がネックになりましたし、IQOSイルマワンはデザインやカスタイマイズ性でプルームxに劣る結果となりました。
どれも素晴らしいデバイスなので、ほとんどの項目で僅差なんですが、こうやってみるとプルームxは非常にバランスの良いデバイスであることがわかります。
なお、点数の根拠はそれぞれの項目で書いた通りです。
最終的に何を選ぶかは皆さんが決めることですが、判断する際に少しでも参考になっていれば幸いです。
あとがき
ホントここ最近の加熱式たばこデバイスの進化って凄いですよね。ボタンを隠しちゃったり、金属プレートをたばこに埋め込んじゃったり、少し前じゃ考えられないことばかりです。
デザインだって、どんどん洗練されていって、知らない人が見たら、ちょっとした高級ガジェットにしか見えないですよ。
なお、今回1位のプルームxですが、不要なデバイスを下取りに出すことで半額以下の780円で買えるキャンペーンが実施されています。気になった方はキャンペーン内容だけでも覗いてみると良いですよ。
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