こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
今日は、先日お邪魔してきたプルームエックスと紅櫻蒸留所のコラボ企画「オリジナルクラフトジン体験会」についての記事です。
5月24日よりオリジナルクラフトジンのプレゼントキャンペーンも始まったばかりですよね。
そこでこの記事では、オリジナルクラフトジンのキット(プレゼントキャンペーンで貰えるもの)のレビューだとネタバレになってしまうので、体験会で紅櫻蒸留所の社長さんから伺った、小ネタ話などを中心にお届けしたいと思います。
その商品の背景や物語を知ることで、このクラフトジンを一層美味しく飲めると思いますので、当選された方は、キットが届くまでの間に小ネタで美味しく熟成させて頂けば幸いです。
プルームエックスと紅櫻蒸留所のコラボ企画「オリジナルクラフトジン」
ニュースリリースを記事にしたときも記載しましたが、プルームエックスと紅櫻蒸留所のコラボ企画は、今回で第二弾となります。
第一弾は昨年末、プルームエックス専用たばこのメビウス・オプション・シリーズの発売を記念して行われました。
第二弾となる今回は、第一弾よりも更に趣向を凝らしたものとなっており、なんと言っても特徴的なのが、自分で自分だけのオリジナルクラフトジンが作れる点。
ベースのジンに、厳選されたボタニカルを自由に漬け込むことで、他の誰のものとも違う、オンリーワンの味をつくっていける、これこそが第二弾の最大の魅力です。
ベースのジンはもちろん9148シリーズ
今回のコラボでキモとなるベースのジンは、紅櫻蒸留所の看板商品「9148」シリーズがベース。
ここでご存じない方のために、当日イベントにて聞いた小ネタを幾つかご紹介します。
小ネタ①:製品名「9148」の由来
4桁の数字だけってかなり珍しい製品名ですよね、もちろん、由来はちゃんとあるんですよ。
ジョージ・オーウェルの「1984」 という小説の中で、主人公がめちゃくちゃ不味いジンを飲むんですが、その不味いジンが不自由な管理社会の象徴として描かれているそうです。
ジンは自由なもの・・・という想いから、1984のオマージュとして、19を91に、84を48に逆さまにすることで、不自由の象徴として不味いジンを描いた1984を逆さまにすることで、ジンは美味しくて自由なものである!という想いを込めたんだそうです。
まさに今回のオリジナルクラフトジンは、ジンの自由さを体現したものなんです。
小ネタ②:9148は世界も注目するクラフトジン
9148は名だたるコンテストで金賞を連続受賞している、世界的にも注目のジンなんです。
2018年に蒸留所が誕生しましたが、その年にはキャセイパシフィック香港インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション2018でゴールドメダルを受賞。
翌年、ワールドジンアワード2019でも金賞受賞、他にもフランクフルト・インターナショナル・トロフィー 2021では2つのゴールド、TWSC2021(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)で金賞を獲得する。
なにこのゴールドラッシュ(汗)お酒の世界を離れて随分経つので知りませんでしたが、凄いジンがベースになっているんですね。
小ネタ③北海道産のボタニカルを使用
9148の特徴は、北海道産のボタニカルをベースに漬け込んでいる点。
特に「和」の素材を積極的に採用しており、有名なのが日高昆布を漬け込んで作られているという話。
他にも、切り干し大根や干し椎茸など、ジンから連想できないような素材を使っているのが面白いですよね。
蒸留の責任者さんに聞いたところ、お湯割りだと和の素材の香りが立って、これまた美味いんだそうです。
厳選ボタニカルは好きなものを好きなだけ!
キットに含まれるボタニカルは、自分の好きな素材を好きな量だけ漬け込むことで、オリジナルな味わいを生み出してくれます。
メビウス・リッチをイメージして作られた #0715 と、メビウス・メンソール・コールドをイメージして作られた #0616 は、ベースのジンが違うだけでなく、同梱されているボタニカルも違うんですよ。
#0715 Smokey Rich Base
深みのある味わいのメビウス・リッチを邪魔しないよう、且つ、引き立てるために作られたのが「#0715 Smokey Rich Base」で、ウィスキーなどに使うウッドチップで香りづけされたスモーキーなジンです。
驚くのはそのアルコール度数で、スピリッツでは高めの55度・・・私は一撃で酔いました(汗)
辛口に仕上がっており、これがまたメビウス・リッチと合うんですよ。
味についてはこれ以上書きませんが、ボタニカルを入れることで自分好みの味に変えていけるので、当選された方は是非マイ・クラフトジンをお楽しみください!
- ドライバタフライピー
- 唐辛子
- ピンクペッパー
- カルダモン
- 八角
蒸留所の方よりアドバイスを頂きまして、八角だけは入れ過ぎないように!とのことです。全部入れちゃうと八角味になってしまうそうなのでご注意を。
#0616 Mint Cold Base
この「#0616 Mint Cold Base」は特に美味くて、そのままでもフルーティな味わいを楽しめるフレーバードジンです。
度数も45度と一般的で、個人的には #0715 よりも好きですね。
ペパーミントやレモングラスなどを漬け込むことで、ふんわりと冷涼感を強めているそうで、そういう点でもメビウス・メンソール・コールドとの相性は抜群。
そのままでも十分に美味しいんですが、ボタニカルを漬け込むことで味や香りの変化が美味しさアップの秘訣です。
- ドライアプリコット
- ドライオレンジ
- レモングラス
- シナモン
- 氷砂糖
- 銀粉
蒸留所の方に聞いたのですが、柑橘類との相性が良いので、他のものを入れても良いんだそうです。ただし、ドライフルーツだとあまり味や香りが出ないので、ジャムなどを入れると美味しいそうですよ!
香りと味だけじゃない!五感で楽しむ
今回の第二弾のオリジナルクラフトジン・キットの面白さは、五感で楽しめる点です。
視覚・・・漬け込んだボタニカルを目で楽しむ
聴覚・・・グラスに入れた氷の音で特別な時間を楽しむ
味覚・・・ベース、ボタニカルを漬け込んだ後の味の違いを楽しむ
嗅覚・・・開封時、グラスに注いだ時、鼻を抜ける香りを楽しむ
触覚・・・実際にボタニカルを触って付ける体験を楽しむ
カクテルだと良く言われますが、スピリッツ単体で五感を楽しめるって凄いと思いました。
私がバーテンダーの端くれだったときは、こういう飲み方はなかったんですが、この漬けるという発想は素敵ですね。
実際、ビンに漬けてあるボタニカルは色合いも美しく、ボトルを見ながら飲むだけで、なんだか特別な時間になるから不思議です。
また「#0616 Mint Cold Base」に同梱されている銀粉、これがまたキレイで、インスタ映え最強なので是非やってみてください。
#0715 #0616には日高昆布は入ってません
今回の9148シリーズ「#0715」「#0616」には噂の日高昆布は入っていません。
どうしてもメビウスの味を邪魔してしまうそうで、他のボタニカルをベースに漬けこんだそうです。
日高昆布を楽しみたい方は、紅櫻蒸留所9148シリーズの定番商品「#0101」を買ってみると良いですよ。
先ほど紹介した数々の受賞歴のあるメイン商品なので、気になった方は是非お試しくださいませ。
グラスは赤ワイングラス、できればブルゴーニュがおススメ
「#0715」「#0616」は、ベースはもちろんですが、ボタニカルを漬け込むことで香りや味を愉しむクラフトジンです。
ジンにワイングラス?と思われるかもしれませんが、ボウルに膨らみがあって、リムがすぼまっているタイプがおススメなんだそうですよ。
※リムは口をつける部分、ボウルはワインが注がれる部分のこと
このタイプのワイングラスは、香りが立ちやすく風味も上品に感じられますので、大人な夜を楽しむのにピッタリ。
ワイン好きの方でないと、なかなかワイングラスを常備している人は少ないと思いますが、お持ちでしたら是非試してみてください。
プルームエックスと紅櫻蒸留所のコラボ企画「オリジナルクラフトジン」まとめ
本当はこのボタニカルを入れるとこうなる!みたいなことを書きたいんですが、これから試す人の感動が半減しちゃいそうだったので、今日はこの辺で辞めておきます。
味もそうですが、見た目の変化も楽しめるキットとなっていますので、是非色々入れて試して頂ければ幸いです。
最後に1つだけ、パンフレットを読まない方はいるかもしれないので書いておきますと、「#0715」はトニックウォーターで割ると色々な意味で良いですよ!
オシャレなジントニックが楽しめますので絶対やってみてください。
【応募期間】
2022 年 5 月 24 日~2022 年 8 月 4 日
【応募 URL】
https://ploom-x-club.clubjt.jp/members/articles/original-craft-jin002/
あとがき
タバコもそうですが、お酒やカクテルってエピソードを聞くだけで、凄く美味しく感じられます。
今日の小ネタなどが、当選者様の美味しい一杯に繋がれば幸いです。
だいぶ夜も更けてきましたので、今日はこの辺で終わりにさせて頂きます。
それでは、おやすみなさい。
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