こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
家にずっといるせいか、まったくネタもなくなり何を書こうか考えていたところ、「タバコ会社は製造を辞めるべきだ!」とか「国はJT株を売ってコロナ支援に当てるべきだ!」など、喫煙者的には読んでいて辛い記事を多く目にしました。
まあ、この手の記事を書いているのは、いつもの方と団体なので、わかりきったことではありますが、ここぞとばかりに発信してるので参ります。
私の中では宗教の次に見たくない話題が「タバコ悪」についてでして、あの攻撃的なやりとりには恐怖すら感じます。
さて、本題に入りますが、今日もまたプルームテックについてお届けしようと思ってます。
「タバコ」はコロナによる重症化のリスクがあると日々発信されていますが、こんなときだからこそプルームテックに注目してみるのはいかがでしょうか。
プルームテックと言えば・・・
ご存知JTさんから販売されている低音加熱式たばこのプルームテックですが、なんと言っても謳い文句は「有害物質99%カット」。
ベースは第一世代の電子タバコで、技術的には真新しいものではありません。
ですが発想が面白くて、発生した蒸気を、先端につけた「たばこカプセル」内にくぐらせることで、カプセル内に含まれるタバコ葉からニコチンや味わい、香りを付着させ吸うというスタイル。
すごく控えめな構造ですが、発生する蒸気そのものはグリセリンとプロピレングリコールがベースなので、まったく無害な代物。
これにカプセル内のニコチンなどをちょっろと付着させるだけなので、この構造こそが「有害物質99%カット」を実現してるんでしょうね。
そんなJTさんですが、「プルームテックの有害性」について、また実験をしていたみたいなので、その結果を共有したいと思います。
プルームテックの有害性について科学的な調査を実施
北里大学医学部附属 臨床研究センター 教授 熊谷先生のご協力のもと、「プルーム・テック」を使用している方の「喫煙に関連する疾患との関係が報告されている生体指標」を調査しました。
要は、プルームテックを吸うことで、どの程度身体に有害かを調べたってことですね。
この実験は、プルームテックのみを使用する人たち、紙巻たばこのみを吸う人たち、そして最後にタバコを吸わない人たちの3つのグループで実施されたそうです。
調べたのは、タバコが原因だと思われる病気(虚血性心疾患や慢性閉塞性肺疾患)との関係が報告されている生体指標値について・・・です。
プルームテックの有害性調査 各グループの参加者
結構な人数を集めてやったみたいですねー。
プルームテック・ユーザーだけ多いのですが、男女比や年齢、BMIはほぼ同じなので、近い属性の人で行われています。
ちなみに、プルームテック・ユーザーについては、直近3ヶ月の間プルームテックしか吸ってない人が集められており、移行する前は6割の人が元紙巻きたばこ、約3割がアイコスなどの加熱式たばこを、そして残り1割は紙巻きと加熱式を併用している人だそうです。
プルームテックの有害性調査 調査項目
調査項目に選ばれた生体指標は全部で7つ、これらはタバコに喫煙との関連が認められている疾患に関連する指標のようです。
付け加えると、禁煙したことで数値が変動する指標でもあるそうです。
厚労省がまとめた「喫煙と疾患」の因果関係についてのレポートを見ると、JTさんの実験の指標になった「心筋梗塞等の虚血性心疾患」と「肺気腫等の慢性閉塞性肺疾患」以外に、もっとも関係がありそうな疾患として「ガン」と「歯周病」が書かれていました。
喘息なんかも関係してそうでしたが、あくまでも示唆的であって証拠十分とは言えないというのが見解のようですね。
プルームテックの有害性調査 調査結果
ちょっとわかりにくいので簡単に説明しておきますと、たばこを吸わない=禁煙すると、たばこを吸っている人を100%すると、数値が下がる指標と上がる指標の2つがあるようです。
で、この結果から何が言いたいのかと言うと、プルームテックを吸っていても、各指標において”たばこを吸わない人”と近い数値を示した・・・つまり「禁煙しているのと同じような結果になったぜ!」ってことです。
さすがにタバコを吸わない人と同じまで数値が変動したワケではありませんが、禁煙に近い効果があるとは言えそうです。
プルームテックの有害性調査 ニコチンや発がん性物質
今回の実験結果では、発がん性物質は「NNK(4-(メチルニトロソアミノ)-1-(3-ピリジル)-1-ブタノン)」との対比しか報告されていませんが、これについてはタバコを吸わない人とほぼ同レベルにまで低減されていることが示されています。
今回の実験に参加した人は3ヶ月前までは紙巻タバコを吸っていた人が6割ですからね、プルームテックに変えて3ヶ月使い続けたらこういう結果になるということです。
ちなみに、2018年頃に行われた実験で、NNKを含む「発がん性」を含む16種類の有害物質について調査した結果がありますが、どの項目もタバコを吸わない人と同等レベルまで減少しているという結果が出ています。
プルームテック凄いじゃん!
もちろん、今回の実験では特定の疾患に関連する生体指標のみを調べたものなので、すべての指標において「禁煙同等」とは言えませんが、少なくとも今回の実験結果については、ご紹介したような結果が出たのは確かです。
よくこの手の実験結果が公開されると、所詮はメーカー主導の実験なんだから信憑性なんてない!という批判があります。
ですが、私はこういうブログを運営しているのでJTさんと話す機会がたまにあるのですが、たばこ嫌いな方が思っている以上に真摯に取り組んでますよ。
いつだか、もっとスペックの高いデバイスを作らないと売れませんよ!と生意気なことを言ったことがありますが、その時の返答は「JTとしては何よりも安全なものを提供することが最優先なので、低スペックになっちゃいました」みたいなことを言われました。
だから私は結構信用してるんですよね。
ちなみに、似たような結果が厚労省依頼の実験結果からも出ていますので、信ぴょう性は高いと思いますよ。