年末更新できなかった反動なのか、年明けから妙にやる気を出しているげんちゃんです。

若干空回り気味で更新していますが、今回はプルームテックアイコスの根本的な違いをご紹介しようと思います。

ちなみにこの話はどっちが良いとか悪いとかという話ではなく、開発にまつわる”想い”みたいな内容ですので、ふーん・・・程度に読んで頂ければ幸いです。

ズバリ、お題は「ゴールは同じだけどアプローチが違う」デス!

低温加熱式でスタートしたプルームテック

低温加熱式でスタートしたプルームテック
形状も仕組みも大きく違うプルームテックとアイコスですが、そもそも加熱式タバコ(高温加熱式たばこ)というジャンルが確立されていたなか、なぜJTは低温加熱式(プルームテック)にこだわったのでしょうか。

これは私の推測ですが、JTも高温加熱式をつくる技術は当時から持っていたと思うんですよね。

むしろ、アイコス率いるフィリップ・モリス(PM)も、グロー擁するブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)も、プルームテックのような電子タバコの技術も持ってますから、低温加熱式(電子タバコ)で展開することも選べたはずなんです。

なぜJTだけが低温加熱式ジャンルでプルームテックを選択したのか、その理由は開発当初の理念の違いにありました。

ハームリダクションへの取り組み

ハームリダクションへの取り組み
以前からタバコの有害性、常用性から、各社はハームリダクションへの取り組みを始めていました。

その結果生まれたのがRRPReduced-Risk Products)と呼ばれるリスク低減製品

読んで字の如く、紙巻きたばこに比べて危険性の少ない製品のことで、プルームテックやアイコス、グローなどが該当します。

もちろん、先進国での紙巻きたばこ市場がどんどん小さくなっていく中で、生き残りをかけた取り組みの1つでもありますが、各社の次世代たばこを開発するキッカケとゴールはほぼ同じであると言えます。

では、なぜプルームテックとアイコスはこんなにも違うのでしょうか。

ハームリダクションとは
健康被害や危険をもたらす行動習慣をただちにやめることができない人に対し、その害をできるだけ少なくするためにとる方略や政策のこと

アイコスは喫煙者目線で開発された

アイコスは喫煙者目線で開発された
アイコスはPM社の煙のない社会をめざしてというスローガンのもと、有害な煙を出すことなく満足感の高い製品として開発されました。

つまり、開発のポイントになったのは、加熱式タバコであることと高い満足感の2つ、PM社のビジョンは「成人喫煙者により良い選択肢を提供すること」と記されています。

その満足度は紙巻きたばこからの移行にもっとも適していると言われるくらいで、紙巻きたばこしか知らなかった喫煙者に対して新しい選択肢を与えてくれました。

こうやって見ると、喫煙者のために開発された製品であることがわかります。

プルームテックは非喫煙者目線がベース

プルームテックは非喫煙者目線がベース
プルームテックはアイコスとは目指したものが違います。

テーマは吸わない人との共存、私たち喫煙者・・・というよりは、まわりにいる吸わない人にいかに迷惑をかけない製品であるかに重きをおいているんです。

その結果、非喫煙者を意識して開発されたのが「プルームテック」。

限りなく有害物質を発生しないように、隣で吸っていても気付かないくらい匂いがしないように、すべては吸わない人と共存するため。

たばこを吸う人と吸わない人が一緒に生活できる社会をつくるため、プルームテックはその第一歩なんですね。

理念の違いによる製品の違い

理念の違いによる製品の違い
もうお解り頂けたかと思いますが、どちらもハームリダクションへの取り組みであるものの、アイコスは喫煙者目線でたばこ感をいかに残しながら有害物質を減らせるか、これに特化したデバイスを完成させました。

対してプルームテックは、たばこを吸わない人が気にする「匂い」と「有害物質」を削減することを第一に考えた結果、今のカタチになったということです。

ただし、プルームテックについては、「匂い」と「有害物質」の削減に特化したことで、肝心の「満足感」が今ひとつなんですよ。

そこで登場するのが、満足感を高めた進化版「プルームテック・プラス」と高温加熱式でたばこ感を再現した「プルーム・エスというワケです。

吸わない人との共存を目指すJTの新型デバイス、どんな仕上がりになるのか楽しみですね。

あとがき

プルーム・シリーズ
今回の話を聞いて、個人的にはかなり共感する部分があり、取り上げることにしたんですよ。

私たちが吸っているタバコは、吸わない人たちからの理解を得ないことには未来がありませんからね。

これ以上喫煙所がなくなるのも辛いですし、増税がすすむのも苦しいです。

多くの人に、次世代たばこの良さを知ってもらい、「これならいいよ!」と言ってもらえるモノでないと、今後生き残れないと思うんです。

たばこメーカー各社のこれからの取組みに期待しましょう!