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リルハイブリッドとアイコス・プルームテックの違い!味や仕組みの違いを徹底比較

リルハイブリッドとアイコスやプルームテックは何が違う?主要デバイスとの違いを徹底解説。 リルハイブリッド
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こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JPです。

臭いがしない、吸い応えもあると評判のリルハイブリッドですが、アイコスやグロー、プルームの新型のような話題にはなっておらず、いまいちどんなデバイスかご存じない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アイコスイルマやプルームテックなど、加熱式メーカー3社の主要デバイスとの違いを徹底解説していきますので、リルハイブリッドが他とどんな違いがあるのか、気になっていた方は是非参考にしていってください。

リルハイブリッドと既存加熱式デバイスとの違い

リルハイブリッドと既存加熱式デバイスとの違い

リルハイブリッドはアイコス公式サイトやアイコスストアで販売されていることから、たまに「アイコスハイブリッド」と言っている人がいるくらい、昨今では珍しいくらい、ちゃんとした情報が伝わっていないデバイスです。

その理由は販売をアイコスが担っているにも関わらず、自社製品ではないため説明や販売に力を入れていないから。

リルハイブリッドを公式サイトよりわかりすく解説!使い方や購入方法、キャンペーン情報まとめ

実際は既存デバイスとはかなり違った仕組みと構造をしており、「同じ加熱式なんだから似たようなものでしょ?」と思っていると、使い方から吸い心地まで全然違っていてビックリされると思います。

そこで、この記事ではアイコスとプルームテック、あとはプルームXとグローとも比較して、どんな違いがあるのかを細かく解説していきますので、リルハイブリッドへのもやもやが少しでも解消されれば幸いです。

  1. リルハイブリッドとアイコスイルマの違い
  2. リルハイブリッドとプルームテックの違い
  3. リルハイブリッドとプルームxの違い
  4. リルハイブリッドとグローハイパーの違い

たばこ葉を内蔵されたヒーターで、直接、ないしは間接的に高温(200度~350度)で加熱することで、紙巻たばこに近い味わいと吸い応えを楽しめる製品のこと。

アイコスイルマプルームxグローハイパーなどは全て高温加熱式たばこデバイス

低温加熱式たばこは、電子タバコとほぼ同じ構造になっており、リキッドを加熱し蒸気を発生させます。電子タバコとの違いは、発生した蒸気をたばこ葉の中を通り抜けさせることで、蒸気にニコチンや味わいを付与して吸える、と言う点です。

プルームテック、プルームテックプラスが低温加熱式たばこデバイスに該当

リルハイブリッドとアイコスイルマの違い

リルハイブリッドとアイコスイルマの違い
比較項目リルハイブリッドアイコスイルマ
メーカー韓国 KT&Gフィリップモリス
カテゴリー低温加熱式たばこ
※ハイブリッドモデル
高温加熱式たばこ
専用たばこミックス(MIIX)510円
専用カートリッジ 80円
テリア(TEREA)580円
センティア(SENTIA)530円
フレーバー数ミックス4種類
ミックス レギュラー
ミックス アイス
ミックス ミックス
ミックス アイスプラス
計27種類
テリア15種類
センティア12種類
加熱方式ハイブリッド テクノロジースマートコア・インダクション・システム®
仕組み専用たばことリキッドにより蒸気(たばこベイパー)を発生させる。専用たばこ内部の金属製の誘熱体でたばこ葉を内側から直接加熱。

もっとも良く混同されがちなアイコスとの違いですが、まず最初に覚えておかないといけないのは製造メーカーも違う全くの別商品である、ということを認識しておかないといけません。

販売をアイコスが行っていることから「アイコスハイブリッド」と言われることもありますが、アイコスの姉妹機でもなければ、専用タバコも別で、販売元が同じである以外は同じ点は1つもありません。

リルハイブリッドとアイコスイルマは喫味も味わいもまったく違う

アイコスイルマの喫味や味わいの特徴

高温加熱式たばこ
たばこ葉を直接加熱するため、紙巻たばこに近い味わいと吸い応え。

リルハイブリッドの喫味や味わいの特徴
低温加熱式たばこ ハイブリッドモデル
ベースそのものは電子タバコと同じなので、吸っているものはリキッドを加熱して発生させた蒸気ですが、発生した蒸気をたばこ葉内に通り抜けさせることで、蒸気と一緒にニコチンやフレーバーも一緒に吸える仕組みになっています。味わいは電子タバコに近く臭いがないのが特徴。

リルハイブリッドとアイコスイルマの専用たばこスティックに互換性はなし

どちらもアイコスストアで販売されているので、双方のたばこが使えるのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、結論から申し上げると出来ません。理由は以下のとおりです。

アイコスイルマの仕組み

アイコスイルマは、たばこスティック内部の金属プレートを検知して作動する仕組みのため、金属プレートが入っていないたばこスティックでは加熱が出来ません。

リルハイブリッドの仕組み

リルハイブリッドは、たばこスティックの先端にあるY字フィルターを検知して作動する仕組みのため、先端にY字フィルターを搭載していないたばこスティックでは加熱が出来ません。

一応、裏技的な方法で双方を吸うことは可能ですが、手間も掛かり、フィルター詰まりの原因にもなるのでおすすめしません。

リルハイブリッドでアイコス吸える?IQOSテリアもセンティアも吸える禁断の裏技。

アイコスイルマでマールボロやヒーツは吸えるのか試してみた!無理やり吸う【裏技】の紹介。

リルハイブリッドとプルームテックの違い

リルハイブリッドとプルームテックの違い
比較項目リルハイブリッドプルームテックプラス
メーカー韓国 KT&G日本たばこ産業
カテゴリー低温加熱式たばこ
※ハイブリッドモデル
低温加熱式たばこ
専用たばこミックス(MIIX)510円
専用カートリッジ 80円
メビウス(MEVIUS)580円
ピアニッシモ(PIANISSIMO)580円
※プルームテックのみ
フレーバー数ミックス4種類
ミックス レギュラー
ミックス アイス
ミックス ミックス
ミックス アイスプラス
計22種類
メビウス14種類(プルームテックプラス)
メビウス6種類(プルームテック)
ピアニッシモ2種類(プルームテック)
加熱方式ハイブリッド テクノロジー
仕組み専用たばことリキッドにより蒸気(たばこベイパー)を発生させる。専用たばことリキッドにより蒸気(たばこベイパー)を発生させる。

同じ低温加熱式たばこと言うことでアイコスの次に比較されがちなプルームテック・シリーズとの違いは、専用たばこの違いとリルハイブリッドの構造の違いです。

JTさんにはお世話になっているので書きづらいのですが、ぶっちゃけリルハイブリッドのほうが優れています。

リルハイブリッドとプルームテックは吸い応えが違う

プルームテックの喫味や味わいの特徴

低温加熱式たばこ
ベースそのものは電子タバコと同じなので、吸っているものはリキッドを加熱して発生させた蒸気ですが、発生した蒸気をたばこ葉内に通り抜けさせることで、蒸気と一緒にニコチンやフレーバーも一緒に吸える仕組みになっています。味わいは電子タバコに近く臭いがないのが特徴。

リルハイブリッドの喫味や味わいの特徴
低温加熱式たばこ ハイブリッドモデル
ベースそのものは電子タバコと同じなので、吸っているものはリキッドを加熱して発生させた蒸気ですが、発生した蒸気を”加熱した”たばこ葉内に通り抜けさせることで、蒸気と一緒にニコチンやフレーバーも一緒に吸える仕組みになっています。味わいは電子タバコに近く臭いがないのが特徴。

リルハイブリッドのほうが吸い応えがある

発生した蒸気をたばこ葉内に通り抜けさせるなど、一連の仕組みは同じですが、リルハイブリッドは、高温加熱式たばこのように たばこスティック も加熱しているため、プルームテック・シリーズよりもニコチンや味わいがしっかり出ます。

リルハイブリッドとプルームテックの専用たばこの違い

プルームテックの専用たばこ

プルームテックの専用たばこはカプセル状になっており、咥えたときの質感が紙巻たばこのフィルターとは異なるため違和感があります。また、カートリッジが同梱されているため、価格もカートリッジ込みの価格設定になっています(580円)

リルハイブリッドの仕組み

リルハイブリッドの専用たばこは、従来の紙巻タバコなどと似た形状をしているため、咥えたときの感触は紙巻たばこそのもの。ただし、カートリッジが別売りのため、買い忘れなどのリスクも。

リルハイブリッドとプルームxの違い

リルハイブリッドとプルームxの違い
比較項目リルハイブリッドプルームx
メーカー韓国 KT&G日本たばこ産業
カテゴリー低温加熱式たばこ
※ハイブリッドモデル
高温加熱式たばこ
専用たばこミックス(MIIX)510円
専用カートリッジ 80円
メビウス(MEVIUS)570円
キャメル(CAMEL)500円
フレーバー数ミックス4種類
ミックス レギュラー
ミックス アイス
ミックス ミックス
ミックス アイスプラス
計16種類
メビウス8種類
キャメル8種類
加熱方式ハイブリッド テクノロジーHEATFLOW®
仕組み専用たばことリキッドにより蒸気(たばこベイパー)を発生させる。最高加熱温度を約295℃とし、約5分間の中で加熱温度を緻密に調整、また空気の流れもコントロールすることで最後までたばこ葉の豊かな味わいを愉しめる。

あまり比較されることはありませんが、アイコスイルマとの違いと同じで、低温加熱式たばこのリルハイブリッドに対して、プルームxは高温加熱式たばこカテゴリーの商品です。

アイコスイルマとプルームxは直接加熱するのと、外側から加熱するという違いこそありますが、どちらも高温でたばこ葉を加熱するという点では同じなので違いも同じです。

リルハイブリッドとプルームxは喫味も味わいもまったく違う

プルームxの喫味や味わいの特徴

高温加熱式たばこ
たばこ葉を周囲から高温で加熱するため、紙巻たばこに近い味わいと吸い応え。

リルハイブリッドの喫味や味わいの特徴
低温加熱式たばこ ハイブリッドモデル
ベースそのものは電子タバコと同じなので、吸っているものはリキッドを加熱して発生させた蒸気ですが、発生した蒸気をたばこ葉内に通り抜けさせることで、蒸気と一緒にニコチンやフレーバーも一緒に吸える仕組みになっています。味わいは電子タバコに近く臭いがないのが特徴。

プルームxでリルハイブリッドのミックスは一応吸える

プルームxでリルハイブリッドのミックスは一応吸える
プルームxでリルハイブリッドのmiixを吸ってみた。

リルハイブリッドでプルームxの専用たばこを吸うことはできませんが、その逆でリルハイブリッドの専用たばこをプルームxで吸うことは一応可能です。

ですが、特別美味しく吸えるわけでもなく、加熱部分の違いからフィルターも溶かしてしまうため、やらないほうがいいです。

何より、プルームxには500円で買えるキャメル、こだわりフレーバーのメビウス580円合わせて16種類ものラインナップがあるので、わざわざミックスを吸う必要はないでしょう。

リルハイブリッドとグローハイパーの違い

リルハイブリッドとグローハイパーの違い
比較項目リルハイブリッドグローハイパーX2
メーカー韓国 KT&Gブリティッシュアメリカンタバコ
カテゴリー低温加熱式ばこ
※ハイブリッドモデル
高温加熱式たばこ
専用たばこミックス(MIIX)510円
専用カートリッジ 80円
ケント(KENT)500円
ネオ(neo)540円
クール(KOOL)540円
ラッキーストライク(LUCKYSTRIKE)290円/300円
フレーバー数ミックス4種類
ミックス レギュラー
ミックス アイス
ミックス ミックス
ミックス アイスプラス
計23種類
ケント7種類
ネオ8種類
クール4種類
ラッキーストライク4種類
加熱方式ハイブリッド テクノロジー360度加熱
高温高速加熱機能(ブーストモード搭載)
仕組み専用たばことリキッドにより蒸気(たばこベイパー)を発生させる。約15秒で加熱完了。より高い加熱温度を素早く楽しめます。

グローもリルハイブリッドと比較されることは少ないですが、アイコスイルマ、プルームxと同じく高温加熱式デバイスと低温加熱式デバイスの違いがあります。

グローハイパーはプルームxと同じく外側から加熱する加熱方式ですが、通常加熱モード以外にブーストモードという高温高速で加熱するモードも搭載しています。

リルハイブリッドとグローハイパーは喫味も味わいもまったく違う

グローハイパーX2の喫味や味わいの特徴

高温加熱式たばこ
たばこ葉を周囲から高温で加熱するため、紙巻たばこに近い味わいと吸い応え。

リルハイブリッドの喫味や味わいの特徴
低温加熱式たばこ ハイブリッドモデル
ベースそのものは電子タバコと同じなので、吸っているものはリキッドを加熱して発生させた蒸気ですが、発生した蒸気をたばこ葉内に通り抜けさせることで、蒸気と一緒にニコチンやフレーバーも一緒に吸える仕組みになっています。味わいは電子タバコに近く臭いがないのが特徴。

グローハイパーX2でリルハイブリッドのミックスは一応吸える

グローハイパーX2でリルハイブリッドのミックスは一応吸える

プルームx同様リルハイブリッドでグローハイパーの専用たばこは吸えませんが、逆は一応加熱されました。

ですが、グローハイパーは専用たばこスティックが長く、加熱スポットも縦長なので、リルハイブリッドのミックスだとフィルターまで完全に加熱してしまいます。

結果、抜いたときには焦げ臭いにおいまでしましたので、やるべきではありません。

リルハイブリッドは低温加熱式たばこのハイブリッドモデル

リルハイブリッドは低温加熱式たばこにカテゴリーされていますが、同時にハイブリッドモデルとも言われます。

その理由を最後に解説させて頂きます。

低温加熱式たばこデバイスの仕組み(プルームテック)

JTさんの公式サイトに非常にわかりやすい画像があったので拝借してご説明します。

低温加熱式タバコの仕組み
  • STEP01
    リキッドを加熱して蒸気を発生させる
    リキッドを加熱して蒸気を発生させる

    1.電気の力でカートリッジに含まれるリキッドを加熱して”蒸気”を発生させます。

  • STEP02
    蒸気がたばこカプセルを通り抜ける
    蒸気がたばこカプセルを通り抜ける

    発生した蒸気が、先端に差し込んである「たばこカプセル」内を通り抜けて口に入ります。

  • STEP03
    たばこカプセル内の成分が吸着
    たばこカプセル内の成分が吸着

    その際に、たばこカプセル内に含まれるニコチン成分や香り、味わい成分などが吸着されるので、ニコチンを感じたり味や香りを楽しむことが出来ます。

このように、先端のたばこカプセルがなければ電子タバコとまったく同じ構造で、これはプルームテックだけではなく、プルームテックプラスも、プルームテックプラスウィズもリルハイブリッドも形こそ違いますが、仕組みはすべて一緒です。

リルハイブリッドの「たばこカプセル」に該当する部分は、専用たばこスティック「ミックス(MIIX)」です。

リルハイブリッドがハイブリッドモデルな理由

リルハイブリッドがハイブリッドモデルと言われるのは、ベースは低温加熱式たばこですが、専用たばこスティックのミックスも高温加熱式たばこのように加熱しているからです。

低温加熱式+高温加熱式=ハイブリッドモデル

リルハイブリッドがプルームテック・シリーズより吸い応えがあるのは、蒸気を通す「たばこスティック」自体も加熱しているため。

たばこカプセルにただ蒸気を通すだけのプルームテック・シリーズよりも、加熱されたたばこスティックの方がニコチンや成分が出やすいからです。

たばこは加熱すると成分が気化しやすくなる

一般的にたばこは加熱する温度が高くなえばなるほど、たばこ葉の成分が気化しやすくなるため、ニコチンが増えたり、味が濃くなったり、においが臭くなったりします。

リルハイブリッドとアイコスやプルームテックとの違い まとめ

リルハイブリッドと主要3社のデバイスを比べてみましたが、いかがでしたでしょうか?

プルームテック・シリーズはかなり近いですが、アイコスイルマをはじめ、他のデバイスはまったく違うことがお判り頂けたかと思います。

リルハイブリッドはフレーバーも少なく、フィリップモリスのサポートも薄いため、いまいち広がりませんが、優秀なデバイスですので、気になった方は是非検討してみてください。

最近価格の見直しもあり、かなり手頃な価格で買えるようになりましたのでオススメですよ!

あとがき

久しぶりに長文になってしまいました、最後までお付き合い頂き感謝しております。

最初は前向きな内容をイメージしてたんですけど、書きながらネガティブな感じになっちゃったんですよ。

まあ、こういうのはブログあるあるなのでお許しください。

また明日も引き継ぎなので、今日はこの辺で失礼します、それではまた明日(*´∀`*)

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