こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
正直これをやることに意味があるのか?ハッキリ言ってまったく意味はないんですが、毎回公式サイトの情報を転載したり、長ったらしい記事を書くのもつまらないので、くだらないことをやってみました。
ズバリ!アイコスイルマでMarlboroやHEETSを吸ってみよう!って話。
ご存じのとおり、アイコスイルマは専用たばこのTEREA(テリア)かSENTIA(センティア)しか吸えないですし、逆にアイコス3シリーズもMarlboroとHEETSしか吸えませんよね。
ただし、やってみた結果、アイコスイルマでMarlboroやHEETSを吸うメリットは1ミリもないので、皆さんは真似しないようにしてくださいね。
アイコスイルマでマールボロなどが吸えない理由
アイコスイルマ・シリーズと旧アイコス3シリーズ・・・構造上、仕方ないとは言え互換性はゼロ。
と言うのも、アイコスお馴染みのブレードがなくなったことで、イルマ専用のテリアやセンティアは、アイコス3専用の従来のスティックとは全く別物になっちゃったんですよね。
テリアやセンティアのスティックには、中に金属プレートが埋め込まれているだけでなく、先端にフィルターも搭載されていることから、無理に挿そうとすればブレードが確実に逝きます。
ですので、イルマ専用のテリアやセンティアを旧アイコス3シリーズで使おうとすると、色々手間が掛かるので正直面倒です。
ですが、構造、というか加熱の仕組みさえ知っていれば、アイコス3専用のマールボロやヒーツなら、もう少し手軽に出来るような気がしたわけです。
なお、冒頭にも書きましたが、Marlboroのフレーバーは全てTEREAにあるので、ハッキリ言ってこれをやるメリットは1ミリもないということを改めてお伝えしておきます。
アイコスイルマの加熱の仕組み
アイコスイルマはとても良く考えられているデバイスで、その加熱技術は「スマートコア・インダクション・システム」と呼ばれています。
ブレードを無くなしたことで、アイコスのウリであった「たばこ葉を直接加熱する」を諦めたのかと思ったら、スティックにブレードの代わりとなる金属プレートを埋め込み、それを周囲から加熱することで、内蔵された金属プレートが発熱し、たばこ葉を直接加熱=ブレードがないのに今までと同じ味と吸いごたえを維持したというわけ。
これ考えた人、ホント天才ですよねー。
正直ブレードのお陰で吸いごたえは抜群でしたけど、その分、汚れるしポキポキ折れるし、それを吸いごたえそのままで解決しちゃったんだから本当に凄い。
更に、吸い殻の周囲にも焦げ目などがないことから、アイコスイルマのホルダーは内側の金属プレートを加熱するだけ、ということがわかります。
つまり、MarlboroやHEETSにも、金属プレートを入れちゃえば吸えるのでは?と思ったわけです。
吸い殻から金属プレートを取り出してマールボロに埋め込む!
新品のたばこスティックを分解しちゃうのは勿体ないので、まずは吸い殻を分解して金属プレートを取り出し、それをマールボロに挿してみました。
- STEP01吸い殻から金属プレートを抜きとる
先端のフィルターを外して金属プレートを抜き取る。
- STEP02挿しやすいように穴をあけておく
そのまま挿すと金属プレートがひん曲がりそうだったので穴を開けておきました。
- STEP03金属プレートをマールボロに埋め込む(失敗したのでHEETSです)
ホルダーの底にキズがつくと嫌なので少し奥までしっかり押し込みます。
- STEP04アイコスイルマに挿して加熱してみる
HEETSですが、フツーに加熱できました(笑)
- check吸い殻を割って状態を確認
イルマの吸い殻でお馴染みの、外周がデコボコになりました。
意外にも吸い殻の金属プレートで問題なく加熱出来ました。
ちょっと時間をおけば一応二度吸いも出来ますからね、当然っちゃ当然です。
吸い殻から抜き取った金属プレート自体が全然焦げてなかったので、まったく問題なし。
ひとまずアイコスイルマでも金属プレートさえ挿し込めば、MarlboroでもHEETSでも吸えることが判明しました。
味の感想・・・ぶっちゃけ微妙
よくアイコスイルマを試した人が軽くなった、と言っていますが、これは専用たばこのせいではなく、ホルダーの構造によることがわかりました。
同じHEETSでも、アイコス3で吸うとドローも重くしっかりとした吸いごたえが楽しめますが、イルマに挿すとスカスカ・・・味は5割減ってところ。
挿すときにスティックに溝が出来ますが、あれで空気を取り込みやすくなっているようで、めちゃくちゃ軽くなってました。
また、べイプの空焚きしちゃったときのような喉への刺激が後半出てきたので、焦がしちゃいけないものを焦がしちゃったのかもしれません。
それを確認するべく、今度はアイコス3で吸った吸い殻と、アイコスイルマで吸ったときの吸い殻を比べてみたいと思います。
吸い殻比較
まずは外見から、見てのとおりイルマで吸ったほうは挿した部分がデコボコになってます。
どちらも外周は焦げてないので、内側から加熱されているのは間違いありません。
喉が痛くなったのはおそらくですが、たばこ葉のすぐ上のフィルターを焦がしちゃったからでしょう。
テリアやセンティアが少し上のほうにブレードが刺さっていたので、ちょっと押し込み過ぎました(汗)
結果、たばこ葉の上のフィルターまで焦がしちゃって、喉が痛くなった・・・と思われます。
金属なら何でも良いのか?否!
サイズ的にカッターの刃が近かったので試してみました。
カッターの刃を1枚追って使うことに。
厚みもあり硬いのですんなり挿すことが出来ました。
加熱ボタンを押すと数回動いたので期待したのですが、3回ほど点滅したのち、「なんか違う!?」と気付いたのか、加熱が強制終了しました。
3回試してもダメだったので、素材がダメだったのかもしれません。
それならば”ふにゃっとした感じ”が似ていたので、アルミホイルを試そうかとも思いましたが、嫁に火事になったらどうするんだ!とお叱りを受けましたので、今回の実験はここで断念。
発売当時、アイコスイルマは電子レンジみたいなもの、と聞いていたので、もしホントにそうならアルミホイルは超危険(汗)
アルミホイル×電子レンジ=発火ですので皆さんも絶対にやめましょう。
それではこの金属片の正体は?
調べてみると、正式名称は「サセプタ」と呼ばれるもので、ニッケル合金を2層のステンレス鋼が覆う3層構造となっているようです。
磁力によって熱を発生させるためには磁石にくっつく金属が必要ですが、ステンレスの中にも、磁石にくっつくものと、くっつかない種類があります。
磁性のあるステンレスは、皆様の身近にあるもので考えるとシンク等の水回りに使われるものですね。
このテリアやセンティアに使われているプレートは、値段や加工性、磁性を考えるとSUS430系のステンレスが使われているのではないでしょうか。
アイコスイルマでMarlboroやHEETSは吸えるのか?まとめ
結論ですが、アイコスイルマでも金属プレートさえ挿せば、専用たばこ以外のMarlboroでもHEETSでも吸えることがわかりました。
ただし、吸いごたえはめちゃくちゃ軽くなりますし、変なものを焦がして余計な有害物質も発生しかねないので全くやる価値なしです。
素人の私では詳細な素材がわかりませんし、素材次第では発火や爆発と言ったリスクもあることから、むしろやるべきではないとお伝えしておきます。
また、金属なら何でも良いというわけではなく、少なくともカッターの刃などでは動作しないことも判明。鉄とステンレスでは似ているようで全くの別物です。
やっぱり専用たばこは専用デバイスで吸うのが一番美味いってことですね、万が一真似して何かがあっても一切責任は負えませんので、真似しないようにしてください。
あとがき
吸えたけど全然美味しくなかったですし、正直時間だけ使っちゃった感が半端ない。
そして、この何とも言えない脱力感・・・もう寝るしかないっす。
まあ、こんだけくだらないことが書けるのも個人ブログならではなので、今日はこの辺でおいとまさせて頂きます。
それでは皆さん、ごきげんよう。
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