こんばんは、加熱式たばこブロガーのげんちゃんです。

つい先日恐ろしいニュースが流れました(汗)

なんとアイコス販売するフィリップモリス消費者庁課徴金納付を命じたそうです。

今日はそのあたりを少し掘り下げていきたいと思います。

アイコスに課徴金納付命令、その理由

なんでアイコスに追徴課税がされたんだろう?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、まずはコトの発端についてご説明します。

アイコスがこのような事態になってしまったのは景品表示法」に違反したからなんです。

皆さんもご存知の春割とか夏割などの値引きキャンペーンってあるじゃないですか。

ああいうのを期限が過ぎてもコンビニなどでキャンペーンを続けたことで、消費者を煽ったと判断され今回の行政処分がくだされた次第です。

追徴課税額は過去最高

フィリップモリスの行政処分で、消費者庁から命じられた金額は、なんと・・・5億5274万円(汗)

この金額は過去最高額で、17年1月に燃費を偽ってカタログに記載したことで処分を受けた「三菱自動車」の4億8507万円(これまでの最高額)を大きく上回る金額です。

またタバコが目の敵にされたよ、と思いがちですが、こと金額については算定根拠があるようです。

違反していた期間の売上(政令で定める算出方法)に3%をかけたもの、とされているので、過去最高額となった課徴金は、莫大な売上の裏返しでもあるんですね。

違反期間はアイコスブーム全盛期

この行政処分については、19年6月、再発防止命令も出ており、それに対してフィリップモリスからも「お詫び」のコメントが掲示されています。

このお詫び文によると、違反は2015年8月頃から2018年5月頃までに行われていた登録キャンペーン」が該当したそうです。

会員登録すると安く買えるよ!みたいなヤツでしたっけ?

いずれにしても、この期間というのは、アイコスブームの少し前から、ブームが終わって暫くの頃なので、もろにアイコスブームが重なってるんですよ。

あの頃はアイコスを持ってるだけでステイタスでして、転売ヤーに買い占められてIQOS2.4が20,000円を超えるような時代で、2017年3月の時点で既に300万台を売り上げており、このほとんどの売上が違反対象となってしまったワケです。

景品表示法違反って?

景品表示法のメインテーマは、消費者のために「良い商品・サービスを安心して選べる環境を守る」ことにあります。

今回のアイコスは、もっとも定番の禁止事項でもある不当表示の禁止」における「有利誤認表示」に該当したとされています。

価格を著しく安くみせかけるなど取引条件を著しく有利にみせかける表示は、有利誤認表示に当たります。景品表示法では、商品やサービスの価格などの取引条件について、実際のものや事
実に相違して競争事業者のものより著しく有利であると一般消費者に誤認される表示を有利誤認表示として禁止しています。

要は、割引期間中に買わないと損ですよー!まだ割引しているから今のうちに買ってね!・・・そんな感じです。

景品表示法ガイドブック(消費者庁)
※ちょっと重いですが消費者庁から発行されているPDFです。

課徴金納付命令はどうやって下されるのか

課徴金納付命令はどうやって下されるのか
これが課徴金納付命令までのフローですが、そもそも最初は外部からの情報提供が主のようです。

この外部からの情報提供って誰が行うんですかね・・・。

この話題については憶測で書いてはいけない部分なのでこれ以上は触れませんが、やはり出る杭は打たれるということなんでしょうか。

目立てば目立つほど敵は増えていきますし、そもそもタバコメーカーというだけで、目の敵にしてくる人や団体は数多くいますからね。

アイコスも定価の見直しがありそう

継続的に割引が行われていたと考えると、キャンペーンで値引きされた額がある意味では定価と同じような意味を持ちます。

要はこれを期間限定の割引!みたいに見せて、且つ、期間終了後も「好評のため延長」などと行って継続して実施し続けたから今回の課徴金納付命令に繋がったワケですよね。

今後、同じように「お得」に見せることはリスクが高いので、定価を見直す可能性が高いのでは?と思っています。

これまで、他社がどんなに派手な値引きをしていても、アイコスだけは1万円近くをキープしていましたが、遂に値崩れするかもしれません。

今回の行政処分でどう変わっていくのか、気になるところです。

アイコス課徴金納付命令について思うこと

まあ確かに法律に違反するようなことを継続していたんでしょうけど、そもそも私たちはアイコスの会員登録キャンペーンでの割引を受けたことに、何か不都合とか不利益とかってあったんでしょうか。

確かに粗悪な製品を買わされていたとすれば、それは不利益と言えますが、2016年から2018年にかけては、アイコス以上の製品はありませんでしたからね。

それは、圧倒的なシェアであったり、今でも”紙巻たばこにもっとも近い喫味”と言われるくらいのクオリティからも明らかです。

それに値下げキャンペーンを繰り返しているのはアイコスだけではありませんからね。

たばこメーカーへの見せしめに、各社に釘を差した可能性も十分考えられます。

あとがき

景品表示法は本業でもちょいちょい関わる法律なので、今回の記事でその怖さを思い知りましたよ。

まさかコロナで厳しいこの時期に、5億5千万円もの課徴金納付を命じるんですから、マジで鬼ですよね(汗)

今回ニュースには様々な思惑や背景が入り混じってそうで、想像するとワクワクしますが、今日はこの辺で辞めておこうと思います。

冴えない天気が続きますが、皆様もお身体には十分にお気をつけくださいませ。

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