やはりグローも値上げを申請

アイコスヒートスティック)の値上げから始まり、プルームテックたばこカプセル)も値上げが確定、まだ「検討中」とされていたグローに注目が集まっていましたが、つい先日値上げの申請がなされました。

グローを販売するBATは「たばこ税増税」による値上げ申請において、当初は紙巻きたばこにおける値上げについてのみ申請していたんです。

多くの加熱式ユーザーが、グローだけは踏みとどまって欲しい・・・と願っていましたが、最終的にはアイコスやプルームテックと同じく値上げを申請することに。

今回はグローの値上げについてと、最終的には1箱何円になるのか?を勝手にシュミレートしてみましたので、気になる方はどうぞ参考にしてください。

グロー専用たばこの値上げについて

まだ財務省への申請段階ではありますが、既にアイコスのヒートスティック、プルームテックのたばこカプセルも値上げが確定している以上、ほぼ確定とみて良いでしょう。

ニュースによると、1箱あたり40円の値上げということなので、neosticksネオスティック)」各種は420円から460円に。

新製品のneoネオ)」については450円から490円に値上げされる予定です。

余談ですが、この値上げ申請には仙台限定販売となっている「KOOL」も含まれるようです。

各社の専用たばこの価格

グロー専用たばこの値上げが申請されたことで、加熱式タバコ3社すべてが10月1日より値上げされることになりました。

価格は下記の通りです。

アイコス:ヒートスティック 500円 / 1箱 20本
プルームテック:たばこカプセル 490円 / 1箱 5カプセル+カートリッジ
グロー:ネオスティック 460円 / 1箱 / 20本
グロー:ネオ 490円 / 1箱 20本

こうやって見るとグローのネオスティック以外は、来年にも500円の壁を超えてしまいそうですね(汗)

ネオスティック・シリーズのみ、今回と同様の40円値上げでも、売価500円でギリギリ収まりますので、需要は高まりそうです。

気になる今後の値上げについて

喫煙者にとって一番気になるのがタバコの価格ですが、今回のたばこ税増税は始まりに過ぎないことをご存知でしょうか?

どういうことかと言うと、2018年10月から始まる増税は、加熱式専用たばこの低すぎる税率を、2022年までに紙巻たばこの7割から9割り程度まであげるために、段階的に課税されるということです。

ですので、この10月にたばこ税があがりますが、来年も再来年も、2022年10月まで毎年たばこ税が増税されていくんです。

来る10月を皮切りに増税暗黒時代の始まりです(汗)

2022年の各社製品の目標税率(暫定)

アイコス:41.7% から 58.7% +17.0% の増税
プルームテック:7.4% から 45.7% +38.3% の増税
グロー:28.6% から 59.5% +30.9% の増税
*グローについてはネオスティックで計算しています。

紙巻きたばこの現在の税率は55.6% でして、増税により68.0% くらいまで上がる予定ですので、2022年には紙巻きたばこと加熱式たばこの税率はかなり近づくことがわかります。

加熱式専用たばこの価格シュミレーション

各社はこれまで専用たばこの開発だけでなく、デバイス開発にも相当な投資をしてきたハズです。

投資回収の目処が立たなければ、これまでの税抜き額を確保しようとするのは当たり前ですよね。

今回シュミレートしてみたのは、最悪のケース・・・まさに税抜き額はそのままで増税分を全部価格に転嫁した際のパターンです。

各社デバイスごとに計算してみましたので、2022年最悪どうなるのか?参考にどうぞ。

アイコスの場合

41.7%(たばこ税) + 7.4%(消費税)=49.1% が税金
ヒートスティックは1箱460円なので、税金を除いた額は234円となります。
この額を死守しようとすると、2022年10月以降、どのくらいの価格で販売しなければならないのか?

1箱750円です。

58.7%(たばこ税:440円)+ 10%(消費税:75円)=68.7%(515円)が税金となりますので、234円前後を税抜き額として維持しようとすると、こんな金額になります。

プルームテックの場合

7.4%(たばこ税)+ 7.4%(消費税)=14.8% が税金
たばこカプセルは1箱460円なので、税金を除いた額は392円となります。
同様に計算してみました。

1箱880円という驚愕の結果に(汗)

45.7%(たばこ税:402円)+ 10%(消費税:88円)=55.7%(490円)が税金となりますので、392円前後を税抜き額として維持しようとすると、こんな金額になります。

グローの場合

28.6%(たばこ税)+ 7.4%(消費税)=36.0% が税金
ネオスティックは1箱420円なので、税金を除いた額は269円となります。

1箱880円、欧米か。

59.5%(たばこ税:523円)+ 10%(消費税:88円)=69.5%(611円)が税金となりますので、269円前後を税抜き額として維持しようとすると、こんな金額になります。

値上げシュミレーションまとめ

あと4年から5年でここまでの値上がりするとは考えにくいですが、少なくとも各社がこれまで通りの税抜き額を維持しようとすると、こんな価格になるということです。

ここまで跳ね上がってしまうのは「税額」ではなく「税率」で計算している為ですが、現行価格の1.6倍から2倍以上になってしまいますので、さすがにここまでの価格にはならないと祈るしかありません。

先行して販売を開始したアイコスはある程度投資も回収できているのでは?と思いますが、心配なのは最後発のグロー。

シェアも低くデバイスも安売りしまくっていることから、たばこでも利益が取れなくなると事業の存続に関わりますからね。

そう考えると今回の値上げも致し方ないのかもしれませんね。

あとがき

最近この手の記事を書いていると、喫煙を続けるって大変なことなんだなー、とつくづく思います。

今回予想した価格は最悪のケースですが、あそこまで高騰しないまでもまだまだ値上げがあるのは間違いないでしょう。

来年の9月頃に「加熱式たばこ辞めました」なんて記事を書いてそうな予感が・・・。