グローが凄いキャンペーン、始めたよ

ここ日本では、世界のトップたばこメーカー各社が、次世代のたばこ市場のシェアを獲ろうとしのぎを削っているのはご存知の通り。

もちろんナンバーワンはPM社の「アイコス」で、2014年からテスト展開をはじめ、今では累計500万台を出荷するリーダー的存在。

続く2位はJTプルームテックで累計400万台、厳密にはアイコスなどとは別ジャンルのデバイスで、価格もリーズナブルなことから併用されやすく、全国展開を皮切りに一気に広まったように思います。

そして3番手がBAT社から販売されている「グローですが、スタートダッシュこそ成功したもののアイコスの牙城を崩すのは難しく、出荷台数も200万台(現時点では300万台前後?)と伸び悩んでいます。

思うようにユーザーを獲得できないBATは、ついに思い切ったキャンペーンを発動しました!

その名も「リサイクルキャンペーン」

リサイクルキャンペーン
このキャンペーン、パッと見たときは古くなったグローを980円で新品に交換してくれるものだと思っていました。

いやいや、違うんです。

交換対象のデバイスはグローでもなくてもいいんですよ。

「アイコス古くなってきたでしょ?980円で新品のグローと交換してあげますよー」ってこと。

マジか・・・そこまでやるんだ(汗)

対象デバイスはなんでもOK

先程もさらっと書きましたが、このキャンペーンの交換対象製品はグローだけではありません。

アイコスはもちろんですが、プルームテックにベイプ、アイコス互換機なども含まれるというんだから凄いですよね。

さすがに壊れたり改造したものはNGだそうですが、ベイプなどの電子タバコにまで対象を広げたのは驚きです。

gloストア、オンラインストアで実施中

オンラインストアでの交換については、公式サイトのキャンペーンバナーをクリックすると購入ページが表示されます。

980円で購入、届いたら交換対象のデバイスを返送するという流れなので、特別難しいことはなさそうです。

gloストアの場合は、一部店舗では実施していないので、実施店舗一覧を確認してから行ったほうが良いです。

持ち込みの場合は、その場で不要になったデバイスを渡す、980円で購入する、これだけ。

実施期間だけは信用してはいけない

一応このキャンペーンの実施期間は2018年12月31日と書かれていますが、注意書きに「都合により早期終了する場合がございます。」の文字が。

一定数ユーザーを獲得出来たらすぐに「キャンペーン終了のお知らせ」とか言って、突然やめちゃうのがグローなので、年末まで大丈夫と思っていると終わっている可能性も十分にありますのでご注意。

過去に前科あり(グロー関連記事)なので、期間設定はあってないようなものだと思ったほうが良いです。

一石三鳥のキャンペーン

一石三鳥のキャンペーン
最初はですね、ちょっと批判的な内容を書こうとも思ったのですが、よくよく考えるとこのキャンペーンを考えた人って凄いな、と思ったのでタイトルから何から大幅変更して今に至ります。

思うことは色々ありますが、うまくハマれば効果は絶大!?

1.既存ユーザーの満足度向上

まず既存ユーザーにとっては非常に有り難いキャンペーンなのは間違いないでしょう。

本来であれば定価(8月現在はキャンペーン価格2,980円)で買い替えなければならないところ、デバイスを持っていけば980円で購入できるんですから、純粋に助かりますよね。

2.乗り換え促進

次に、この超破格にすることで、アイコスを始めとした他社ユーザーからの乗り換えを促進できるという側面も。

むしろ、本来の目的がこっちなのは明白で、同じ高温加熱式のアイコスをターゲットにしているのは間違いないでしょう。

ダントツのシェアを誇るアイコスですが、不満を持ったまま利用している人も多いと思いますので、一定数ユーザーの乗り換えが起きる可能があります。

3.リアルデータ取得

最後にリアルマーケティングが出来る点、よく各社アンケートを行っていますが、実際のところはわからないですよね。

このキャンペーンなら、確実にその人が使っているデバイスを入手することが出来るので、グローに興味を持っているユーザーが、これまでどんなデバイスを使っていたのかがわかります。

アンケートの何倍も価値のあるデータが得られるので、その後のプロモーションなどに大きく活かせそうです。

キャンペーンの懸念点をいくつか

キャンペーンの懸念点
期待できる効果だけを見れば凄いなー、とは思いますが、もちろんデメリットも大きいし、不確定要素も結構あります。

これだけやってもダメなら、素直に負けを認めるしかない?

1.激安980円のインパクトの裏側

このキャンペーン以前に、価格については問題があるグローですが、さすがにここまでやると今後は定価で販売するのは難しいでしょう。

だって980円まで下げちゃいましたからね、残念ながらBATは自らグローの価値を下げてしまったとしか言いようがないです。

2.ユーザーの囲い込み

さすがに980円だと赤字だと思いますが、そこまでして獲得したユーザーを、定着させる策がBATにあるのか?この点が気になります。

専用タバコ(ネオスティックやNEO)を買ってもらわないことには投資を回収できない内容なので、そこまで考えられているのか、その点は疑問です。

安売りしただけに「やめる」という決断も簡単に出来てしまうので、売りっ放しだと痛い目を見そう。

3.このキャンペーンの告知

他社製品から乗り換えてもらわないといけないワケですが、ターゲットとなる層にどうやってアプローチするのかも重要です。

たばこについては広告の自主基準が定められており、メディアに派手に広告が出せない現状があります。

販売店(コンビニやたばこ屋さん)での告知がメインになってくると思いますが、PMやJTの息がかかった販売店での協力は得られないような気もしますし、何より自分たちが販売するよりも安く売られてしまうので、そもそも積極的に協力してくれるところがあるのか、どうなんでしょうか。

「リサイクルキャンペーン」まとめ

「リサイクルキャンペーン」まとめ
ツラツラと書きましたが、グローを検討中の人にとっては絶好のキャンペーンですし、そろそろ1年経つなーという既存ユーザーにも有り難いキャンペーンなのは間違いありません。

壊れてからでは遅いので、昨年の青山店や梅田店オープン頃に購入した方は、これを機に交換しておくと良いと思いますよ。

先程も書きましたが、グローは本当に自社の都合でキャンペーンを突然終了してしまうので、検討中の方はお早めにどうぞ。

リサイクルキャンペーン
価格:980円(プレミアムシルバー・スターターセット)
条件:グローを含む加熱式タバコや電子タバコ・デバイスと交換
期間:2018年8月24日~2018年12月31日
場所:gloストア、gloオンラインストア
*一部対応していないgloストアあり

BATは加熱式専用たばこについては値上げの申請を「検討中」

BATは加熱式専用たばこについては値上げの申請を「検討中」
参考までにお伝えしますが、既にアイコスとプルームテックの専用たばこについては、10月のたばこ税増税のタイミングで値上げが確定しています。

BATは紙巻きたばこの値上げを申請しましたが、グロー専用たばこについては検討中としています。

シェア獲得のためにこの10月は踏ん張るかもしれませんので、グローのシェア獲得のためにも堪えて欲しいものです。

ただし、値付けにセンスがないグローなので、ユーザーがたくさん獲得出来たので「専用たばこもやっぱり値上げします!」という展開も有り得なくないので、念の為頭に入れておいたほうが良いと思いますよ。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

今回はグローの「リサイクルキャンペーンについて、ツラツラと書いてみました。

価格や内容が「露骨」なキャンペーンではありますが、お得なのは間違いないので、興味のある人は交換してみるのもアリだと思いますよ。

かわいそうなのは転売業者、楽天で調べたらまだ転売品を売っている業者がたくさんいるんですね。

もうグローからは手を引いたほうが良いと思うのですが、買う人っているのかな・・・。

さすがに今回の価格はトドメを刺されたと思うので、これに懲りて転売なんてことは辞めてくれると良いのですが。