伊達に世界2位ではない!?グローは開発の集大成
こんばんは、モクログ管理人のげんちゃんです。
まったく関係ない話で恐縮ですが、本日、注文していたコイルが届きました!ようやくビルド記事が書けそうです。
さて、今回の記事は、じわじわとアイコスを追い上げるグローを販売する「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」についてのエントリーとなります。
今のところは、グローで「加熱式たばこ」ジャンルのみに参入していますが、BATも過去に電子たばこも開発しており、2つのブランドを持っていたんですね。
ということで、今回の記事は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコが展開している製品を一挙ご紹介しようというものです。
電子タバコ「VYPE」ブランド
VYPE(ヴァイプ)と読みます、ロゴがお洒落なBATの電子タバコブランドです。
ラインナップも豊富なので、まずはこちらからご紹介していきましょう。
Vype Pebble Starter Kit
読み方はまったくわかりません(汗)ペブルとでも読むのでしょうか。
これ、プルームテックみたいなタイプの電子タバコでして、カートリッジを本体に装着して吸うタイプのものです。
このカートリッジの中にはリキッドが入っており、味は全部で6種類、ニコチンの量も0mg~18mgまで選ぶことが出来ます。
ちなみにこのカートリッジですが、なんと1つで700パフも出来るそうですよ、凄いですねヽ(´ー`)ノ
Vype ePen starter kit
第二世代の電子タバコ「ePen」も、先程のペブル同様に、リキッドが充填されたカートリッジをセットして使うものです。
こちらは出力調整や安全回路などの機能がついたモデルで、ちょっと変わったペン型をしています。
使い方などは動画を見つけましたので、興味のある方はどうぞ。
Vype ePen 3 starter kit
ePenの改良版とも言えるのがこちら「ePen3」。
2がないのが気になりますが、説明を読むとハイパワーモデルのようです。
ePenに比べてカートリッジの種類も多く、新製品みたいです。
Vype eTank Starter Kit
これは今更説明の必要もないでしょう、リキッドをチャージするペン型VAPEですね。
パッと見た感じはオールインワン・タイプに見えますが、実はバッテリーとタンクが分離するセパレート・タイプ。
アトマイザー部分とバッテリーの長さが同じくらいなので、半分で別れるようなイメージです。
この商品はクリアロマイザーのみが別売りされているので、コイル内蔵式なのかもしれません。
Vype eTank Pro
こちらはオールインワン・タイプのペン型VAPEです。
そっくりなのはEleaf iCARE140で、唯一の違いはドリップチップが一体型であること。
コイルは1.5Ωで別売りもあるので、eTANKのコイル交換式、ハイパワーモデルという位置づけでしょう。
VYPEはカラーバリエーションが豊富なのですが、このeTANK PROのみブラックカラーのみ販売でした。
Vype eBox Vapouriser
これもどこかで見たことがありますね、そうです、JUSTFOG Q14とそっくりです。
ただ、Q14に比べるとかなり高性能なようで、デジタル液晶表示や出力調整もできる優れもの。
使い方などは動画を見つけましたので、興味のある方はどうぞ。
電子タバコ「VYPE」まとめ
当初は日本で流行っているようなリキッド充填型が主流だったようですが、最新機種「ePEN 3」や「Pebble」などをみると、カートリッジタイプが主流のようです。
このような電子タバコのスタイルはプルームテックだけかと思っていましたが、BATも開発済みだったんですね。
このカートリッジの中身をたばこ葉に変えるだけで、BATはプルームテックと同じような製品を販売することが可能なので、JTもうかうかしてられないですね。
ただ、デバイスに応じてカートリッジが全部違うのはどうかと思いました・・・主にヨーロッパで販売されているようですが、この手法って消費者に受け入れられているんですかね、疑問です。
まさにプルームテック?glo iFUSE
2016年末、BATから次世代たばこが出るとのことで、当初はこちらの「iFUSE」というデバイスが発売されるのでは?との噂が広がりました。
というのも、当時ルーマニアで先行発売されており、これが日本にも導入されると思っていたんですね。
ところが、フタを開けてみたら加熱式タバコのグローが登場ということで、肩透かしをくらった感じでした。
glo iFUSE
アイフューズの形状って、先程紹介したVYPEのePENに似てませんか?
そうなんです、このアイフューズは、ePENのカートリッジを改良して作られた、プルームテックと同じ発想の電子タバコだったんです。
ePENのカートリッジはリキッドが充填されているということはご紹介済みですが、このリキッドの先端に「たばこ葉」を詰めることで、たばこ葉に蒸気をくぐらせてニコチンを摂取するという仕組みを、BATは作り上げていたんですね。
日本に導入されなかったのは、アイコス・ブームにより加熱式タバコのほうが需要がありそうだと判断したからではないでしょうか。
プルームテックが流行りだしたら、今度はアイフューズを投入・・・十分考えられる展開です。
glo iFUSE MOVIE
glo iFUSEまとめ
ここ日本ではシェアが低いため知名度は低めでしたが、さすが世界2位のたばこメーカー。
アイコスを上回る加熱式タバコ「グロー」だけでなく、プルームテックと似たコンセプトの製品まで発売しているとは・・・。
しかも、形状から想像すると、プルームテックよりもハイパワーモデルで、色々な面でも高性能なものに仕上がっている可能性が高いです。
これまで独自のポジションを確立していたプルームテックに、新たなライバルとして出現するかもしれませんね。
アイコスに迫るglo
既に販売開始から1年以上が経っているので、知らない人はいないでしょう、最後のブランドが「glo」です。
グローについては下記リンク記事にまとめてありますので、お時間のある方は復讐も兼ねてどうぞ。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
私自身も、ブリティッシュ・アメリカン・タバコがこれだけのブランドを展開しているとは知りませんでしたよ。
ただ、こうやって全部並べて見てみると、グローの形状ってかなり特殊ですよね。
きっと色々な研究を経て出来た「集大成」のような製品なのかも知れません。
年末にはJTが加熱式たばこジャンルに殴り込みをかけますので、返り討ちに合わなければ良いのですが・・・。
今回はこの辺で失礼します、長文お付き合い頂きありがとうございました。
コメント
海外ではニコチンリキッドが手に入れやすいからか、Vapeタイプのものが人気があるようですね。(^.^)
日本ではやはり「タバコ」を楽しむもの=ニコチンが摂取できるものを望む喫煙者が多く【ニコチン入りリキッド販売不可】の制度もあってかなかなかユーザーも伸び悩んでいる部分もあるのでしょうか?(;^_^A
喫煙所でもVapeを使っている方はほとんどお見かけしない(特に田舎では(^^;)感じです(^。^;)
gloは日本の愛煙家向けに開発された特殊なデバイスなんですかね?(;^_^A
でも日本においては今後gloを指標とした商品開発が進みそうな気もします(^^;
「オールインワンでメンテが楽」というのが商品開発のキーワードになるんじゃないかなぁ~?というのが個人的妄想です(^▽^;)
KENさん
海外だと「たばこ葉」を使うものはマリファナ以上に悪と言われていますからねー。
たぶん、たばこ葉と全く関係ないリキッドタイプのほうが売りやすいのではないでしょうか。
逆に日本だと「たばこ葉」そのものが使えるので、紙巻きたばこOKな国向けに開発されたデバイスなんでしょうね。
ニコチンリキッドではたばこ農家さん守れないですし、喫煙天国の日本で試すのが一番良かったのかもしれません。
でもBATもプルームテックみたいなものがあるので、JTが加熱式に参入したらBATもやり返してきそうな予感。
バチバチですヽ(´ー`)ノ