路上喫煙禁止条例とは

愛煙家の方ならご存知の条例ですが、この条例は「路上喫煙」や「歩きタバコ」などを規制する条例のことで、内容は各自治体によって異なるものなのはご存知ですよね。

規制区間が一部のところや罰金があるところなど、その内容は様々ですが、そもそもこういった条例は何のために制定されたのでしょうか。

大きく分けると3つのことをたばこを吸わない人から守るために制定されています。

1.受動喫煙による健康被害
2.タバコの火による火傷や火災
3.吸い殻のポイ捨てによる環境被害

私も子供がいるので、特に1と2については気になるところです。

ところが、今問題になっているのは、Ploom TECHiQOSなどの加熱式たばこが規制対象になるのか?という点です。

今回は、次世代たばこの1つでもある「加熱式たばこ」をめぐる自治体の規制について書いていきます。

1.受動喫煙による健康被害

加熱式たばこの最大の特徴、それは「が出ないということです。

「煙」が出なければ受動喫煙の元凶とも言える「副流煙も出ないので、仮に隣の人が加熱式たばこを吸っていたとしても、受動喫煙はほぼ起こりません。

また、2015年には英国の保健省が、通常たばこに比べて健康被害は最大で95%減少するとの報告書を発表していることから、その効果は世界的にも評価されています。

2.タバコの火による火傷や火災

加熱式たばこの代表格でもあるiQOSと当サイトで取り上げているPloom TECHでは加熱するモノが違うので同じとは言えませんが、共通しているのは、火で焼かないということです。

内部の加熱ブレードなどを直接触れば火傷するかも知れませんが、加熱部分は通常外から触れることは出来ないので、まず火傷をすることはありません。

また、同様に火を使うわけでもないので、火災の心配も限りなく少ないと言えます。

ちなみに吸い殻についても、そのままゴミ箱に捨てられるくらいなので、吸い殻による火災もまずないでしょう。

3.吸い殻のポイ捨てによる環境被害

iQOSもPloom TECHも吸い殻は一応出るので、その点は喫煙者のマナーとモラルが問われるのは変わっていませんね。

ただ、通常のたばこと違って、どちらも普通のゴミ箱に捨てることが出来るので、捨てやすい=ポイ捨てが減る・・・ちょっと無理がありますか?

強いていうなら、Ploom TECHは1つのたばこカプセルで通常たばこの6本分相当であるという点と、途中で吸うのを辞めることが出来るという点から、ポイ捨てはほとんどなくなるのでは?と期待しています。

規制の対象外とする自治体もある

条例の本来の目的が何なのか?これによって自治体の対応は異なります。

大阪市名古屋市仙台市などは、2 の「たばこの火による火傷や衣服の損傷」を防ぐことを目的に条例で規制していたため、加熱式たばこは対象外になっているそうです。

それに対して、横浜市広島市は規制の対象になっています。

これは、「ポイ捨て」を防ぐことも目的の1つだからで、通常のたばこと同様に禁止区域での喫煙行為をした場合は、条例に記された通りの罰則などが適用されるとのこと。

やはりマナーとモラルが大事

iQOSやPloom TECHなどの加熱式たばこは、上記のような理由からまだ規制の有無を決め兼ねている自治体は数多くあります。

今後ますます普及していきそうな加熱式たばこですが、ユーザーのマナーモラルが悪ければ当然規制の対象になっていくのは目に見えています。

せっかくたばこを吸わない人と共存できそうな製品が出てきたのですから、通常のたばこのようにガチガチに規制されるようなことがないように、皆で加熱式たばこを取り巻く環境を良くしていけると良いですね。