こんばんは、加熱式たばこブロガーのげんちゃんです。

わかってはいたんですが、ここまで値上げになるとは・・・2020年10月に控えている「たばこ税」の増税による値上げが各社から発表されはじめています。

今日は、大まかな値上げ幅とたばこ税について解説していきます。

たばこ税とは?

たばこ税とは、言葉の通りタバコに対して課せられる税金のことで、税率が高いと言われる「お酒」や「ガソリン」以上なのは有名な話です。

ご存知の通りタバコは税金の塊みたいな製品で、たばこに掛かる税金は「たばこ税(国たばこ税+地方たばこ税)」と「消費税」の2つの税が課せられています。

増税前の内訳は、たばこ税が約55%、消費税が8%となっており、タバコが1箱480円の頃でも300円が税金で取られてしまうという恐ろしい内容。

今年の10月にたばこ税が増税されることになっており、それを受けて各社から値上げが発表され始めた・・・というワケです。

また値上げ?ではなくまだまだ続くんです

スモーカーなら忘れてないと思いますが、2018年10月にも2019年の10月にもタバコの値上げってありましたよね。

なんだよ!毎年値上げかよ(汗)と思われる方・・・実はまだまだ始まったばかりなんです

というのも、たばこ税の増税は段階的に行われることになっており、その第一弾が2018年だっただけなんですよ。

2019年10月は、たばこ税ではなく消費税の増税に対しての値上げにすぎず、まだ来年も増税が控えているんです(汗)

たばこ税の増税スケジュールおさらい

段階的に・・・一体いつまで増税が続いて、最終的に何パーセントになるのか、気になりますよね。

「加熱式たばこ」と「紙巻たばこ」はスケジュールも目標税率も違っているので、それぞれをご説明していきます。

巷では40円値上げとか50円値上げとかって騒がれてますが、これを見ると納得すると思いますよ。

ぶっちゃけ明日にでも禁煙を考えちゃうレベルです。
※2018年当時のスケジュールや目標税率なので、現在では少し変わっているかもしれません。

加熱式たばこの増税スケジュールと目標税率

アイコス
増税前41.7% → 目標税率58.7%
2022年10月の増税を最後に計4回で段階的に増税
(2018年10月、2020年10月、2021年10月、2022年10月)

プルーム(たばこカプセル)
増税前7.4% → 目標税率45.7%
2022年10月の増税を最後に計4回で段階的に増税
(2018年10月、2020年10月、2021年10月、2022年10月)

グロー
増税前28.6% → 目標税率59.5%
2022年10月の増税を最後に計4回で段階的に増税
(2018年10月、2020年10月、2021年10月、2022年10月)

※プルームエス、パルズについては不明

紙巻たばこの増税スケジュールと目標税率

増税前55.6% → 目標税率69.3%
2021年10月の増税を最後に計3回で段階的に増税
(2018年10月、2020年10月、2021年10月)

ちなみにですが、ここに記載した目標税率というのは、あくまでも「たばこ税」のみ。

実際はこれに10%に増税された消費税も掛かってくるので、紙巻たばこは製品代の約80%が、加熱式たばこの場合は約70%が税金ということになります。

加熱式たばこの販売価格の推移(増税前後)

この段落では、増税前、たばこ税増税第1弾、消費税の増税、たばこ税増税第2弾のそれぞれで、いったい幾ら値上がりしたのかをまとめました。

現在では、日本たばこ産業(JT:プルーム)のみ公表されており、フィリップモリス(PM:アイコス)とブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT:グロー)、インペリアル・タバコ(IMB:パルズ)からの発表はありませんが、既にBATは紙巻きたばこやシガーについては40円から60円の値上げを財務省に申請したとの情報もありますので、近いうちにリリースされると思われます。

JTさんは先行して公表するなどだいぶ潔いですが、やはりシェアナンバーワンのアイコスの価格が指針になるはずなので、グロー、パルズについてはアイコスの発表あとに価格を決めてくるかもしれません。

いずれにしても、先程ご紹介した目標税率と前回の値上げ幅を見れば、各社40円から50円の値上げで落ち着きそうな予感です。

アイコス

マールボロ
(アイコス)
ヒーツ
(アイコス)
たばこ税
増税前
460円
たばこ税
増税第1弾
500円470円
消費税
増税
520円470円(据え置き)
たばこ税
増税第2弾
不明不明
たばこ税
増税第3弾
2021年10月2021年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月2022年10月

たばこ税の値上げとともに導入された安価な価格帯のヒーツは、一応消費税の増税時は据え置きとなっていたんです。

ですが、今回のたばこ税増税は消費税増税とは比較にならないくらいの増税率なはずなので、値上げは免れないと思われます。

ただ、また来年の10月にも値上げが控えているとなると、もうワンコインではタバコは買えない時代になったと思うしかありません。

プルーム・シリーズ

たばこカプセル
(プルームテック)
たばこカプセル
(プルームテックプラス)
たばこ税
増税前
460円
たばこ税
増税第1弾
490円500円
消費税
増税
490円(据え置き)500円(据え置き)
たばこ税
増税第2弾
540円550円
たばこ税
増税第3弾
2021年10月2021年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月2022年10月
メビウス
(プルームエス)
キャメル
(プルームエス)
たばこ税
増税前
たばこ税
増税第1弾
480円
消費税
増税
490円460円
たばこ税
増税第2弾
540円500円
たばこ税
増税第3弾
2021年10月2021年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月2021年10月

プルームエスのキャメル・ブランドを覗いて一律50円の値上げとなるそうです。

やはり安価な価格帯でもっともシェア拡大に寄与しそうなキャメル・ブランドだけはワンコインを死守したいという思惑なんでしょう。

他社の値上げ額次第ですが、来年まではこのワンコインで買えるというのは、大きなアドバンテージになるかもしれません。

グロー・シリーズ

ネオ
(グロー)
ケント
(グロー)
たばこ税
増税前
450円420円
たばこ税
増税第1弾
490円460円
消費税
増税
500円460円(据え置き)
たばこ税
増税第2弾
不明不明
たばこ税
増税第3弾
2022年10月2022年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月2022年10月
ネオ
(グローハイパー)
ケント
(グローハイパー)
たばこ税
増税前
たばこ税
増税第1弾
消費税
増税
500円470円
たばこ税
増税第2弾
不明不明
たばこ税
増税第3弾
2022年10月2022年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月2022年10月
ネオポッド
(グローセンス)
たばこ税
増税前
たばこ税
増税第1弾
490円
消費税
増税
500円
たばこ税
増税第2弾
不明
たばこ税
増税第3弾
2022年10月
たばこ税
増税第4弾
2022年10月

グローセンスは既に販売が縮小しており、今後も継続されるかわからないので深堀りしませんが、もっとも力を入れたいグローハイパーの値上げ額が気になるところです。

今回の値上げはJTさんのリリースからも分かる通り、かなりの値上げになるのは間違いなさそうでなので、価格次第ではシェアの獲得に一役買う可能性は大いにありますからね。

どんな価格にするのか、気になるところです。

国はハームリダクションを考えるべきでは?

こんなことを書いている私が言うのもなんですが、国はもう少しハームリダクションについて考えるべきではないか、と思います。

アメリカでは、紙巻タバコではなくアイコスに移行することが社会全体の利益になるとして、つい最近FDAから認可されました。

ハームリダクションについては過去何回か説明してきましたが、要は紙巻たばこを吸われるくらいならアイコスを吸ってもらったほうが周囲への害も少なくて住むし、吸ってる本人にとっても良いので、国としてアイコスを推奨していこう!ってことになったんです。

ですが、気づいた人もいるかもしれませんが、今のたばこ税の増税って、紙巻たばこ同様に加熱式たばこもどんどん値上がりしています。

しかも、増税のタイミングが1回多いので、下手すると紙巻たばこよりも高くなる可能性すら見えてきました。

もちろん、辞める人も多くいると思いますが、紙巻たばこに戻る人も出てきかねません。

これじゃあ、せっかく有害性の低いものが出来たのに意味がないですよね。

ホントにこのまま増税し続けて良いのか、今一度考えて欲しいと思うばかりです。

なぜ加熱式たばこも増税しなければならないのか

これはタバコ会社各社も悪いんですが、増税が決まる前までは、各社の専用たばこの税率が異常に低かったことが原因です。

冒頭説明したとおり、たばこ税というのは、国や地方公共団体にとってそこそこ重要な財源でもあるんですよ。

まだ加熱式たばこが普及する前は気にならなかったんでしょうけど、喫煙者の30%が加熱式たばこに移行したことで、たばこ税による税収がガクッと減ってしまったんです。

これはマズイ!と思った政治家が、加熱式たばこの低い税率に異を唱え、加熱式たばこも紙巻たばこ同様の税率にしないとおかしい!と騒いだのが始まり。

とにもかくにも「お金」が欲しかっただけなんでしょうね。

厚労省依頼で行った調査結果からも、加熱式たばこが紙巻たばこに比べて有害性が低いことはわかっているのに、推奨するどころか阻害しているのはこういう理由が裏に隠れているんです。

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まだ正式に認可されているのがJTさんだけなので、PMやBATについてはわかりませんが、禁煙という選択肢もチラつくようになりました。

おそらく各社のメイン銘柄は550円前後で落ち着くと思いますが、この調子だと来年の10月には600円前後になるのは濃厚ですよね。

しかも2018年に増税が決まったときの話だと、更にもう1回控えているっていうんですから、さすがに私も考えちゃいますよ(汗)

っていうか、紙巻たばこを辞めたのも、赤マルが520円になってワンコインで買えなくなったのが理由ですからねー。

ただでさえ吸う場所も減ってきてるのに・・・ホント厳しい時代になりました。

あとがき

わかっていたことですが、いざこうやってまとめてみると暗い気持ちになります。

景気が良くなって給料でも上がってればまだ考えられますが、今は逆に景気は激悪で給料も下がる一方ですからね。

もちろんコロナによる景気の悪化は仕方のない部分もありますが、そんな時に値上げって笑えませんよ。

禁煙するにしても、いきなり禁煙なんて出来ませんから、今のうちから禁煙に向けてタバコとの付き合い方も考えないといけないのかもしれませんね。

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