こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
昨日、今日と驚きのニュースが飛び交いました。
そのニュースの内容とは、JTさんとBATさんが、更にPMさんも、一度財務省に申請した増税後の価格を再度申請しなおした!というもの。
一度申請したものを再申請するのは珍しいんですが、私たち消費者としては有難い限り。
各社の2022年のたばこ税増税後の値上げ価格について”まとめ”ましたのでご覧ください。
2022年10月1日よりたばこ税増税に伴うたばこの値上げ
気にしないフリをしてきましたが、早いもので後一か月で加熱式たばこが値上げになります。
各社の値上げ情報は以下にまとめてありますので、参考にしてください。
アイコスは一律20円の値上げで、ヒーツやセンティアが550円、マールボロとテリアが600円となり、当初は競合2社もそれに近い価格設定でした。
PMもアイコスイルマの専用たばこのみ価格据え置きを発表しました!
ところが、8月31日にはJTさんが、9月1日にはBATさんが再申請を行い、結構な価格差となってきました。
喫煙者ならわかると思いますが、デバイスの価格も確かに負担ですが、それ以上にお財布にダメージを与えるのは専用タバコなんですよね・・・10月1日からタバコの値段でシェアが動くかもしれませんよ!
プルームエックス専用たばこの増税後の価格
プルームエックスの専用たばこは、メビウスとキャメルの2大ブランドで展開されていましたが、なんとどちらも価格据え置き!
特に主力のキャメルは増税後もワンコインで買えちゃうだけに、これはアピールポイントとしては強力ですよね。
ライバルのアイコスイルマも価格据え置きなので、大きな変化はありませんが、消費者としては有難い限りです。
メビウス・ブランド・・・570円(据え置き)
キャメル・ブランド・・・500円(据え置き)
プルームテック専用たばこカプセル・・・580円(10円値上げ)
プルームテック・プラス専用たばこカプセル・・・580円(据え置き)
グロー・ハイパー・シリーズ専用たばこの増税後の価格
BATさんの押しメン「グロー・ハイパー・シリーズ」も今回の再申請でほぼ値上げ無しとなりました。
当初はネオ・ブランドとクール・ブランドで20円の値上げが予定されていましたが、主力のネオは値上げ無しの据え置き!
もともと値上げの予定がなかったケント、ラッキーストライクも据え置きなので、ほぼ今まで通りのランニングコストで使い続けられます。
ケント・ブランド・・・500円(据え置き)
ネオ・ブランド・・・540円(据え置き)
クール・ブランド・・・540円(20円値上げ)
ラッキーストライク・ブランド・・・290円/300円(据え置き)
グロー・プロ・シリーズ専用たばこの増税後の価格
割を喰ってしまったのがスリムサイズの専用たばこを使用する「グロー・プロ」シリーズで、安価な価格帯で人気だったケントは、当初は20円値上げで済んだものが30円値上げに。
ネオは当初の予定通り20円値上げとなり、全銘柄で値上げされる予定です。
ただし、ネオ・ブランドのほとんどは終売予定なので、今後は530円のケントのみの展開になりそうです。
ケント・ネオスティック・ブランド・・・530円(30円値上げ)
ネオ・ブランド・・・580円(20円値上げ)
アイコスイルマ・シリーズ専用たばこの増税後の価格
冒頭記載したとおり、一律20円の値上げの予定です。価格据え置きとなりました!
廉価版のセンティア、テリアともに価格据え置きで530円、580円をキープ。
ちょうどアイコス3からの移行を促しているタイミングだっただけに、このたばこ税の増税を上手く使いましたね。
テリア・ブランド・・・580円(据え置き)
センティア・ブランド・・・530円(据え置き)
アイコス3シリーズ専用たばこの増税後の価格
IQOS3本体は終売してしまいましたが、まだまだユーザーが多いアイコス3シリーズ。
こちらはヒーツ、マールボロともに20円値上げで、残念ながら再申請で据え置きとはなりませんでした。
そのうちグロー・プロのように縮小していくことは間違いありませんので、タイミングを見て他社含め他のデバイスに移行することをオススメします。
マールボロ・ブランド・・・600円(20円値上げ)
ヒーツ・ブランド・・・550円(20円値上げ)
アークエックス専用たばこの増税後の価格
第5の加熱式たばこ「アークエックス」は値上げが申請されています。
販売元の日辰貿易さん自体は決して小さい会社ではありませんが、いかんせん世界トップクラスの主要3社(PM、BAT、JT)と同じように、増税分を吸収するのは厳しく、かなりの値上げとなります。
もう少し数が売れていればこの限りではなかったんでしょうが、シェアはまだまだ低く、更に厳しい状況になってきた・・・と言わざるを得ません。
25gパウチ・・・1500円(200円値上げ)
12gパウチ・・・780円(100円値上げ)
各社の増税後の価格一覧(高温加熱式タバコ)
デバイス シリーズ | 専用 タバコ | 増税後 価格 | 値上額 | 年間 たばこ代 |
---|---|---|---|---|
アイコスイルマ・シリーズ | TEREA SENTIA | 580円 530円 | 据え置き 据え置き | 211,700円 193,450円 |
アイコス3シリーズ | Marlboro HEETS | 600円 550円 | +20円 +20円 | 219,000円 200,750円 |
グロー・ハイパー・シリーズ | KENT neo KOOL X neo LUCKY STRIKE | 500円 540円 540円 290円 | 据え置き 据え置き +20円 据え置き | 182,500円 197,100円 197,100円 176,365円 |
グロー・プロ・シリーズ | KENT neo | 530円 580円 | +30円 +20円 | 193,450円 211,700円 |
プルームエックス | Mevius CAMEL | 570円 500円 | 据え置き 据え置き | 208,050円 182,500円 |
アークエックス・シリーズ | ARKX | 1,500円 780円 | +200円 +100円 | 136,875円 142,350円 |
せっかくなので年間のタバコ代も計算してみましたが、最安値のグロー・ラッキーストライクと最高値のアイコス3のマールボロを比べると、その差はなんと42,635円も。
全体を見ると、旧型が値上げされ、新型は据え置きという図式に。
10月1日の値上げのタイミングは、タバコを見直すのにいいタイミングかもしれません。
※本比較にアークエックスは含まれません。
あとがき
さすがにこれだけの差があると、アイコスも黙ってないような気もしますが、どうなんでしょう。
(黙ってませんでした、再申請でイルマのみ価格据え置き)
結局、主要3社ともにほぼ値上げしませんでしたので、私たちにはそれほど影響のない年になりそうですが、たばこメーカーさんには辛い年になりました。
国ももう少し配慮してくれるといんですけどねー。
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