こんにちは、まーろです。
子供のタバコ誤飲は昔から問題視されていた話で、子供を持つ喫煙者にとって、最も気を付けなければならないことの一つです。
かく言う私も、父が吸っていたタバコを誤飲したことがあるそうです。
吸い殻を空き缶に捨てる人って多いじゃないですか、その空き缶をジュースだと思って誤って飲んだそうです。
我が家にもまだ小さい娘がいまして、未遂ではありましたが誤飲しかける事件が発生、そこで皆様にも注意喚起もかねて書いていきたいと思います。
加熱式タバコは誤飲のリスクが高い
従来の紙巻きたばこに比べて、加熱式たばこ(低温、高温ともに)は誤飲のリスクがだいぶ高くなっているのを知っておかないといけません。
その理由をいくつかご紹介しますので、小さいお子さんがいるご家庭の方は参考にしてください。
乳幼児などが誤飲した場合、最悪「死」に繋がる恐れもありますので、十分気をつけましょう。
専用たばこが小型化している
アイコスのヒートスティック、プルームテックやプラスのたばこカプセル、エスのたばこスティックにグローのネオスティック。
どれも一般的なたばこに比べて、短くなっていたり、カプセルになっていたり、細くなっていたりと、どれも小型化していますよね。
特にプルームテックやプラスのカプセルなんかは、パっと見てもたばことは想像つかない形状と大きさなので、間違って口に入れてしまう可能性は十分にあります。
小さい子ってなんでもかんでも口に入れる習性みたいなものがあるので、ホントに注意が必要です。
甘い香りに引き寄せられる
ご存知の通り、これまでの紙巻きたばこと違い、各社いい香りのするタバコをどんどん開発しています。
アイコスであればベリー系の香りが人気のパープル・メンソール。
プルームテックはたくさんありますが、パープル、レッド、ブラウンに最近発売になったピアニッシモ・シリーズなど。
グローも結構あって、シトラス、ダーク、スパークにブースト系のベリーなど。
いい匂いがするので、パクっと口に入れちゃうらしいです。
捨てる場所にも注意が必要
紙巻きたばこと違って、燃やしているわけではないので、ごみ箱にぽいっと捨てている方も多いのでは・・・と思います。
でもこれは超危険です!
ある程度の年齢になると、ごみ箱=汚いもの、という認識がになるので、ごみ箱を漁る子供はなかなかいませんが、そんな常識は乳幼児にはまったく通用しません。
その箱が「ごみ箱」という認識もなければ、汚いもの、触ってはいけないもの、という認識もないので、平気でごみ箱を漁り始めます。
その中に、なにか匂いのするものがある=ぱくっ・・・としてしまう可能性があるということです。
確かに燃える危険性はありませんが、タバコはタバコとして子供の手の届かないところに捨てるほうが良いですよ。
漁るのはごみ箱だけではない
ごみ箱のくだりの補足ですが、子供が漁るのはごみ箱だけではありません。
手の届くところにあるものは何でも漁ると考えたほうが良いです。
私の誤飲未遂事件がコレに該当するのですが、カバンに入れていたタバコを娘が取り出し、口に入れようとしていたのです。
バッグに入れておけば大丈夫だと思っていましたが、我が子を侮っていました。
手の届かないところに置く以外は、安全な場所などないと思ったほうがいいと思いますよ。
誤飲の危険性まとめ
ニコチンはかなりの猛毒で、乳幼児であれば紙巻きたばこ1本分のニコチンが致死量相当だそうです。
加熱式たばこは、どれもタバコ葉も少なくニコチン含有量も減っていますが、その分誤飲しやすくなっているのは間違いありません。
小さいお子さんのいるご家庭の方は、先程紹介した例などを参考に、たばこを吸う場所、置く場所などを再考して頂ければ幸いです。
ちなみに私の場合は、下駄箱の一番上に置いています。
どうせ外に行かなければ吸えないので、保管場所としてもある意味最適なんですよ。
皆さんも、保管と捨て方には十分に注意してくださいね。
あとがき
実際、国民生活センターの資料でも「乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意 」と発表されています。
加熱式タバコの誤飲事故の増加に伴うもののようです。
幸い、私は嫁にこっぴどく叱られるだけで済みましたが、万が一子供が飲み込んで入院・・・なんてなったら後悔してもしきれません。
と、真面目に思った今日このごろでした。
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