こんばんは、加熱式たばこブロガーのげんちゃんです。

今日は特別書くネタもなかったので、ふとアイコスの転売ってどうなってるのかな?と思い調べたところ、最新モデルのDUOが8,970円で販売されてました。

定価が9,980円ですから、むしろ転売価格のほうが安いんですよ。

昔じゃ考えられませんでしたよね。

なんとなく昔を思い出しましたので、加熱式タバコ歴史について簡単に振り返ってみようと思います。

加熱式タバコの歴史を振り返る

今でこそコンビニに行けば全種類置いてある「加熱式たばこ」ですが、昔は探しても探しても売ってなかったんですよね。

実際のところ歴史は浅くて、日本初の加熱式タバコはおそらく2013年12月に発売されたJTの初代プルーム

その翌年2014年にPMから初代アイコスが発売されましたが、この頃はガジェット好きの喫煙者の中で話題になる程度で知らない人のほうが多かったです。

ということで、今回はアイコスがブレイクした2016年から振り返ってみようと思いますので、お暇な方はお付き合いくださいませ。

ブレイク:転売が始まったのは「アイコス芸人」から

ご存知無い方も多いですが、アイコスは2014年11月から名古屋で発売がはじまり、ガジェット好きの間で話題になる程度。

一気にアイコスを全国区に押し上げたのが、人気テレビ番組のアメトーークの「アイコス芸人」ですね。

2016年4月に放送されたのですが、以降「アイコス」の検索ワードは急上昇、大ブームの始まりです。

実は「アイコス芸人」が放送される10日前に、バージョンアップされたIQOS2.4の全国販売が始まったばかりで、あまりのタイミングの良さから”キナ臭い”噂も流れたくらい。

真相は定かではありませんが、こうしてアイコス・ブームが始まりました。

2016年:どこに行っても売ってないアイコス

テレビや噂でアイコスを買おうと試みますが、これがどこに行っても売り切ればかりで全く買うことが出来ないんですよ。

当時IQOS2.4の値段は9,980円、この頃はアイコスとプルームテックしか売られてなかった頃ですね。

ですが、プルームテックは発売一週間で売り切れ→発売停止になっちゃうし、次世代タバコと言えばアイコスしか選択肢がありませんでした。

ちょうど2016年がアイコス・ブームの始まりで、楽天で検索するとコンビニには一台もアイコスがないのに、なぜか楽天には山程在庫があるというオカシナ状態。

この頃のアイコスの値段は15,000円から18,000円くらいまで高騰してました。

2017年:持っているとステイタスなアイコス

2017年は、アイコスを持っているだけでステイタスみたいな風潮があり、私の会社でも仕事をサボってアイコスを買いに彷徨う人までいたくらい。

特に2017年前半くらいまでは、アイコスでは進化版の2.4PLUSが発売されたり、プルームテックもない、2016年末に発売が始まったグローもない・・・とあって、転売市場は大賑わいを見せていました。

違いとしては、アイコス単独のブームから「加熱式たばこ全体」へのブームへ移行したタイミングと言って良いでしょう。

グローの発売もあって再燃し、転売価格は一時期20,000円の大台を超えており、プルームテックなんて28,000円で売られていたのを見かけたくらいです。

ですが、2017年後半にこのブームが一気に収束していくんです・・・。

2018年:コンビニで普通に買えるようになったアイコス

2017年後半になると、ポロポロとコンビニのバックヤードにIQOS2.4PLUSを見かけるようになります。

このキッカケを作ったのはグローでして、ちょうど2017年10月に全国発売が始まり、コンビニでグローが買えるようになったんですね。

買えないアイコスよりも新型のグロー・・・これを驚異と見たのか、アイコスも在庫を増やした結果、これまで全く買えなかったアイコスが嘘のように買えるようになったんです。

これを受けてプルームテックもどこでも買えるようになります。

不思議なもので、どこでも手に入るようになると関心は一気に薄くなるもので、あっという間に「加熱式たばこブーム」は終わりを告げました。

2019年:新モデルで賑わう加熱式タバコ界

2019年は各社から新型デバイスが多数リリースされ盛り上がった一年。

すでにブームが終わってしまっているので、新モデルを投入して話題を作らないといけないんだから大変です。

アイコスは2018年11月頃にアイコス3とアイコス3マルチ、2019年末にアイコス3デュオがリリースされ、ライバルのJTからはプルーム・エスとプルームテック・プラスが、そしてBATからグローセンスやグロープロ、グローナノ、そして第四の刺客パルズが参入したのも2019年です。

市場はかなり成熟しており、販売網などのインフラも整ったことで各社一斉に「攻め」に転じた一年でしたね。

この頃、転売は完全に下火となっており、パルズの全国発売前こそ高値が付きましたが、それもあっという間で、ほぼ定価と同じ価格で販売されるようになっていきます。

2020年:血で血を洗う価格戦争勃発

まだ2020年は終わってませんが、ここまでの流れは「価格戦争」が本格化した年のように思えます。

仕掛け人はもちろんグローさんで、新型グローハイパーをリリースするも相変わらずのリーズナブルさ。

アイコスは割引キャンペーンを乱発、プルーム・シリーズも定価こそ変更しませんが、あれこれオマケをつけてお得感を演出、パルズは2019年後半からはずっと値引き中という状態。

特に10月1日からのタバコの値上げ後価格も驚きの展開をみせており、グローは値上げをしない(neoシリーズ)というまさかの決定をしました。

これまでデバイスのみの価格ばかりに目を取られていましたが、ランニングコスト面でもグローは圧倒的に優位な状況となったんです。

ただ、2018年の増税時にはフィリップ・モリスが値上げ幅を小さくしたことも前例もあるので、修正される可能性は一応残されている・・・のかな?

小ネタ:各デバイスの発売当初の価格と今の価格

製品名発売当初の
価格
現在の
価格
アイコス2.49,980円終売
アイコス2.4プラス9,980円4,980円
アイコス3マルチ8,980円6,980円
アイコス310,980円終売
アイコス3デュオ9,980円
プルームテック4,000円2,500円
プルームテック・プラス4,980円2,980円
プルームエス7,980円終売
プルームエス2.03,980円
グロー8,000円終売
グローセンス3,980円980円
グローナノ3,980円1,980円
グロープロ4,980円2,980円
グローハイパー3,980円2,980円
パルズ6,980円2,880円

こうやって見てみると、各社最初はアイコスの9,980円のちょい下あたりの価格帯でリリースされたんですが、グローがどんどん値下げしていくので、一気に値崩れしちゃったんですよね(汗)

王者アイコスも定価こそ維持してますが、キャンペーンを乱発して対応せざるを得ず、実質、全体的に値崩れしたと言っても良いと思います。

安く買えるのは有り難いんですが、本来あるべき価格がまったくわからなくなってきたのも事実。

この熾烈な価格戦争によって、転売業者だけでなく、本来リーズナブルがウリだった互換機は完全に価格負けしてしまい、2019年頃からどんどん市場から消えていきました。

なんだかんだ言ってグローがキッカケ

改めて振り返ってみるとアイコスの人気やブランド力も凄いんですが、本当の意味で怖いのはグローだと思いませんか?

だって、あれだけ盛り上がっていた加熱式ブームを潰して、更に価格競争を仕掛けるとことで、転売業者だけでなく、互換機メーカーまで窮地に追い込んでしまったんですから。

毎回値下げするんで「なんなんだ一体!!」と思ったこともありますが、私たちがグローも含めてアイコスやプルームなどを安く買えるのは、ある意味グローの仕掛けのお陰と言っても過言ではないですよね。

今回のタバコ税に増税にしても、唯一値上げなし(KENTは10円アップ)で申請してますし、最新モデルのグローハイパーも絶好調のグロー。

7割アイコスと言われていたシェアに大きな動きがあるかもしれませんよ。

あとがき

ホント流行りとか価格とかって凄いですよねー。

2016年、2017年の頃には、こんなに安く買えるようになるなんて想像も出来ませんでした。

来年、再来年にはどんなことになっているのか、ちょっと気が早い気もしますが、愛煙家の一人として気になる今日このごろです。

×