こんばんは、今日で9月となり消費税の増税まであと1ヶ月となりましたね。
健康診断の結果があまり宜しくなかったこともあり、私事ではありますがランニングを本日より実施することにしました。
2年前に走ったときは2ヶ月くらいやれたんですけど、今年は9月、10月、11月くらいまでは頑張ろうと思いますが、果たしていつまで続くか(汗)
さて、最近ニュースを見ているとアイコス擁するフィリップ・モリスに合併の話があるんだとか。
今日は合併のニュースを中心に書いてみました。
フィリップモリスとアルトリアが合併?
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、10年ほど前までフィリップ・モリスはアルトリア・グループの一員だったんですね。
米国に本社を持つアルトリアでしたが、2008年に海外販売部門でもあったフィリップ・モリスを分離させ、10年あまり別会社として活動していたワケです。
最近のニュースというのは、このアルトリアとフィリップ・モリスが再度合併しようとしているという話。
2018年3月頃のデータだと、時価総額はBATについで3位、売上ベースでみてもJTに少し及ばず4位と世界的にも大きなタバコ会社であることがわかります。
ちなみにトップはフィリップ・モリスですから、この2社が合併するとダントツ1位のタバコ会社が誕生することを意味しています。
アイコス擁するフィリップ・モリス
日本でしか売れていないなどと言われますが、世界的にみてもナンバーワンの加熱式たばこはアイコスであることは間違いありません。
世界各国で販売されたりもしていますが、加熱式タバコは世界ではさほどメジャーではなく、ここ日本ほど売れている国はないそうです。
ちなみに、今年4月にアメリカFDAからも承認されており、アメリカ国内で販売される唯一の加熱式タバコがアイコスです。
リスクが低いことを認められたワケではありませんが、他社とは1つ上のステージであることは明らかでしょう。
アルトリアが株式を取得した企業がポイント
アルトリアが米国のたばこ会社であることは先ほども記載した通りですが、アメリカと言えばアレがめちゃくちゃブームになっている国です。
アレとはズバリ!JUUL(ジュール)ですね。
若者を中心に大ヒットしており、それこそ数年前のアイコスのような大ヒットぶりなのは耳にしたこともあると思います。
このJUULを展開する会社(JUUL labs)の株式35%を取得したのがアルトリアなんです。
日本でのJUUL発売の可能性
JUULは俗に言う「ニコリキ」を使った電子タバコなので、そのままでは日本での販売は出来ません。
ですが、ほんのちょっと工夫するだけで、日本での展開が可能になります。
まず、低温加熱式たばこの市場で考えると、JUULというベースはあるので、その先端に「たばこ葉を使った何か」を装着すればいいだけですから、専用タバコの開発だけで参入が可能です。
もちろん、プルームテックも、グローセンスも、この部分が一番大変なんだと思いますが、圧倒的な資金力と開発チームを持っているでしょうから、やろうと思えば出来ちゃうんじゃないかと。
更に、mybluが奮闘している電子タバコ・ジャンルであればもっと簡単で、JUULのカートリッジに含まれるリキッドからニコチンを抜くだけでいいんですから超簡単です。
次世代たばこ市場のポートフォリオが盤石に?
アイコスは世界中で720万人の人が利用しており、名実ともに世界ナンバーワンの高温加熱式タバコです。
そしてJUULは、あの日本の何倍もの国土を持つアメリカ合衆国の電子タバコ業界で、シェアを70%以上占めている超人気ブランド。
高温加熱式が鈍ってきた今、グローのように低温加熱式に参入(グロー・センス)してくる可能性は大いにあります。
次世代たばこは、主に高温加熱式たばこと低温加熱式たばこ、そして電子タバコの3つですから、合併によって次世代たばこ市場を網羅することが出来るんですね。
JTはプルーム・エスが最後発なだけに、独壇場だった低温加熱式だけは死守したいところですが、正念場になりそうです。
あとがき
まだフィリップ・モリスとアルトリアの合併は協議中とのことですがほぼ決まりでしょうね。
社名も変わるのでは?なんて記事も拝見しましたが、この合併が決まれば次世代たばこ市場にも大きな影響がありそうです。
国内では消費税の増税だけでなくタバコ税も上がっていきますので、合併も含めてどんな展開になるのか見守りたいと思います。
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