2022年タバコ税増税の価格据え置き騒動について。過去に類を見ない再申請ラッシュの裏側。

2022年タバコ税増税の価格据え置き騒動について。過去に類を見ない再申請ラッシュの裏側。 たばこコラム
たばこコラム

こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JPです。

9月も折り返し地点を過ぎ、そろそろ10月が見えてきました。

ここ数年は10月と言えば、我々喫煙者にとってはタバコ製品の値上げの時期なんですが、今回はそれほど大きな動きはなさそう。

というのも、2022年はほとんど値上げされない・・・と言う結果になったからです。

今日は、今回のタバコ税増税の経緯タバコ税について解説していきます。

2022年10月のたばこ税増税

2022年10月のたばこ税増税は、加熱式たばこ発売当時、あまりにも低かった税率を紙巻タバコ並みの税率に引き上げる為に行われました

ですが、その差は14%以上・・・製品にも依りますが、金額だと80円~180円ほど税額を増やすという内容です。

種類2018年までの税額2018年時の課税割増税後のたばこ税額
紙巻たばこ244.88円55.7%約300円
アイコス192.20円41.8%約270円
グロー119.98円28.6%約220円
プルームテック34.28円7.5%約210円

特にグローやプルームテックのたばこカプセルなどは大幅に税率があがることから、この差分を1年で増税しちゃうと大幅な値上げに繋がり、タバコ離れを加速させてしまう懸念がありました。

大幅なタバコ人口の減少は、そのまま税収減にもつながる為、政府が考えたのが段階的な増税、というわけです

絶妙にコントロールされているタバコ税

この図は昭和60年から令和2年までのタバコの販売本数とタバコ税の税収を、財務省が一表にまとめたものです。

上部の折れ線グラフはタバコの販売量を示しており、下の棒グラフが税収です。

見た通りなんですが、タバコの販売量は昭和60年頃と比べて約半分まで落ち込みましたが、税収はほとんど変わらず約2兆円をキープしたまま、不思議ですよね。

これはタバコを増税して増える税収と、値上げによってタバコを辞めた人の税収減を、綿密な計算で算出し、増税=値上げしても税収が変わらないラインで増税しているからなんです

5年に渡る段階的なタバコ価格の値上げ

2018年10月・・・たばこ税の増税により値上げ
2019年10月・・・消費税の増税により値上げ
2020年10月・・・たばこ税の増税により値上げ
2021年10月・・・たばこ税の増税により値上げ
2022年10月・・・たばこ税の増税により値上げ(加熱式のみ)
※2022年10月で段階的な増税は終了

消費税の増税も含めると5年間ですが、2018年10月から毎年毎年たばこは値上げされましたが、それでも10円~50円程度。

その度に少しづつタバコを辞める人がいますが、数十円の値上げなら・・・と続ける人のほうが圧倒的に多かったのではないでしょうか

消費者のために段階的に増税したような口ぶりですが、単に急な値上げでタバコを辞める人を最小限に留めているだけ

ちなみに下記は、2018年の大連続増税が始まる前の価格と、2022年10月のたばこ税増税後の価格を表にしてみたのでご覧ください。

2018年たばこ税増税前と2022年たばこ増税後の価格一覧

デバイス 銘柄 2018年増税前 2018年10月
増税後の価格
2019年10月
増税後の価格
2020年10月
増税後の価格
2021年10月
増税後の価格
2022年10月
増税後の価格
アイコスイルマ・シリーズ TEREA 580円 580円
SENTIA 530円 530円
アイコス3シリーズ Marlboro 460円 500円 520円 550円 580円 600円
HEETS 470円 470円 500円 530円 550円
グローハイパー・シリーズ KENT 470円 480円 500円 500円
neo 500円 500円 540円 540円
KOOL 480円 520円 540円
LUCKYSTRIKE 290円 / 300円 290円 / 300円
グロープロ・シリーズ KENT 420円 460円 460円 480円 500円 530円
neo 450円 490円 500円 520円 560円 580円
プルームエックス Mevius 480円 490円 540円 570円 570円
CAMEL 460円 500円 500円 500円
プルームテックプラス Mevius 500円 500円 550円 580円 580円
Pianissimo 500円 500円 550円 580円 580円
プルームテック Mevius 460円 490円 490円 540円 570円 580円
Pianissimo 490円 490円 540円 570円 580円

まだ発売当初は450円前後で買えたタバコも、毎年行われた値上げで、気づけば580円まで値上がりました。

一気に100円値上げ!と言われたら私も辞めちゃったかもしれませんが、表のように小刻みに値上げされたことで、まんまと続けているのが私です

2022年10月で段階的なタバコ税の増税は終わりますが、きっと税収は変わらないんでしょうねー。

そのクセ、たばこ税で得た税金をまったく還元してくれないんですから、腹正しいことこの上ありません。

たばこ税は国・地方ともに貴重な財源の1つ

たばこ税で得られる2兆円は、私たち喫煙者には全然還元してくれませんが、国や地方公共団体にとっては重要な財源の1つ

一般的にはタバコ販売価格の63%ほどが税金として徴収され、そのうちの3分の1が国、また3分の1が市町村に配分されるそうです。

また用途が指定されていない税収で、しかも安定的に入ってくることから、市町村にとっては特に重要な財源なんだとか。

150万人規模の都市を例に、たばこ税のインパクトについて調べた記事がありますので、興味があれば是非ご覧になってみてください。

2022年10月値上げなしの立役者はJT

2022年10月値上げなしの立役者はJT

段階的なたばこ税増税のラスト、2022年10月ですが、値上げ情報なども飛び交いましたが、採取的には各社値上げなしで落ち着くことに。

一時は各社から値上げが発表されたにも関わらず、なぜ最終的に値上げされなくなったのか?

実はこれ、JTの頑張りが他社を巻き込んだからなんです。

以下に、2022年10月の値上げ騒動の一連の流れを時系列でご紹介します。

2022年たばこ税増税に伴う値上げ
  • フィリップモリスがアイコス製品の値上げを発表

    当初は全製品20円値上げを発表、以下のような価格になると伝えられました。

    • TEREA:580円→600円
    • SENTIA:530円→550円
    • Marlboro:580円→600円
    • HEETS:530円→550円

    アイコス”たばこ税”増税後の値上げ価格一覧

  • JTがプルーム・シリーズ製品の値上げを発表

    なんと!プルームエックスの専用銘柄を据え置くことを決定!プルームテック、プルームテックプラスは20円から30円の値上げと発表されました。

    • Meviusプルームエックス用:570円据え置き
    • CAMELプルームエックス用:500円据え置き
    • Meviusプルームテックプラス用:580円→600円
    • Pianissimoプルームテックプラス用:580円→600円
    • Meviusプルームテック用:570円→600円
    • Pianissimoプルームテック用:570円→600円

    プルーム”たばこ税”増税後の値上げ価格一覧

  • ブリティッシュアメリカンタバコがグロー製品の値上げを発表

    KENT、LUCKYSTRIKEの2銘柄を除いて、全製品20円値上げを発表、以下のような価格になると伝えられました。

    • KENTプロ用:500円→520円
    • neoプロ用:560円→580円
    • KENTハイパー用:500円据え置き
    • neoハイパー用:540円→560円
    • KOOLハイパー用:520円→540円
    • LUCKYSTRIKEハイパー用:290円/300円据え置き

    グロー”たばこ税”増税後の値上げ価格一覧

  • フィリップモリスが再申請

    競合のプルームX、グローハイパーが実質値上げ無しとなったことで、さすがにマズイと思ったんでしょう・・・PMもアイコスイルマ・シリーズの全銘柄の値上げを撤回。

    • TEREA:580円据え置き
    • SENTIA:530円据え置き
    • Marlboro:580円→600円
    • HEETS:530円→550円
  • 日本たばこ産業(JT)が再申請

    各社が再申請を始めたことで「それならば!」と思ったのでしょう、値上げ対象だった低温加熱式の値上げ幅を大幅に縮小して、最終的にはプルームテックのたばこカプセルのみ10円値上げする、という形になりました。

    • Meviusプルームエックス用:570円据え置き
    • CAMELプルームエックス用:500円据え置き
    • Meviusプルームテックプラス用:580円据え置き
    • Pianissimoプルームテックプラス用:580円据え置き
    • Meviusプルームテック用:570円→580円
    • Pianissimoプルームテック用:570円→580円
  • ブリティッシュアメリカンタバコがが再申請

    BATさん一押しのハイパー・シリーズで使用するneoの値下げを撤回。変わりに旧プロ・シリーズのKENTを20円→30円値上げに変更。これにより主力グローハイパーの専用タバコはほぼ値上げ無しとなりました。

    • KENTプロ用:500円→530円
    • neoプロ用:560円→580円
    • KENTハイパー用:500円据え置き
    • neoハイパー用:540円据え置き
    • KOOLハイパー用:520円→540円
    • LUCKYSTRIKEハイパー用:290円/300円据え置き

アイコスのフィリップモリス、グローのブリティッシュアメリカンタバコの2社は、当初は値上げ予定でしたが、ライバルのプルームが値上げしないことを知り、急遽再申請した、というのが顛末でしょう。

そういう意味では、2022年10月のたばこ税増税で、多くのタバコ小売り価格が据え置かれたのはJTさんのお陰と言っても過言ではないです。

JTさんがプルームエックス銘柄を値上げしない!という決断をしなければ、当初の予定とおり、20円から30円値上げされていたはずなので、いち喫煙者として感謝しております

再申請だけでも珍しいのに、全社値上げを見送ったのは、タバコの歴史的にも初なんじゃないでしょうか

感謝の気持ちを込めてJTさんのセール情報

今回値上げされなかったプルームエックスは今「オータムセール」中です

定価3,980円のところ、10月9日までに買うと、なんと2,000円引きの1,980円で買えちゃいます!

2022年10月のたばこ税増税では、値上げはほぼ無くなったのでデバイスを切り替える理由はあまりないんですが、立役者のJTさんを応援したい方は是非プルームエックスも試してみてはいかがでしょうか?

デバイスも洗練されていてカッコいいですし、美味い!安い!オシャレ!と三拍子揃ったキャメルなら500円で購入できますので、お財布にも優しいですよ!

セール詳細

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