こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
先日、身内だけではありましたが、弟の結婚式も無事終わり・・・若干気が抜け気味でございます。
そんな私ですが、つい最近、紙巻たばこユーザーの一人を加熱式にシフトチェンジさせちゃいました。
で、何を勧めたのかと言うと、グローハイパープラス。
今日はそんな日常のなんでもない出来事をご紹介します。
バラ撒かれるグローハイパープラス
グローハイパープラスは2021年1月に発売となった、グローシリーズの最新モデル。
オシャレなデザインや加熱方式のパワーアップなど、まさに”最新モデル”に恥じないハイスペックな1台です。
ですが、驚くのはその価格で、今ではスターターキットが480円で買えてしまうという、価格訴求力が半端ないのが特徴で、限定モデルですら980円で買えてしまう為、複数台所持している人も多いのではないでしょうか。
更に安いだけでなく、スポットで実質無料になるキャンペーンも行われていたりと・・・ほぼバラ撒き状態なんです。
私も過去に無料でもらったこともるので、気づけば家の中にはグローハイパーが7台くらいになってました。
今更売れないし、使い切れない・・・どうする?
ちなみにグローハイパープラスが7台と書きましたが、その1つ前のモデルのグローハイパーも同じくらい所持してました。
思いのほか嫁が気に入ってくれたので、グローハイパーは減らすことが出来ましたが、さすがに電子機器を捨てるってのは気が引けますよね。
かと言って、480円や980円で売られているものをリサイクルショップに持っていったって値はつかないでしょう。
どうしたものかと思っていた矢先、昨今の喫煙状況の悪化に苦労している紙巻たばこユーザーに出会ったわけです。
換気扇の前も庭でも吸えない・・・
その彼は私と同じく学校通いの仲間の1人で、数少ないタバコ仲間(紙巻たばこ)でもあります。
よくお互いの喫煙状況について話すんですが、聞けばかなり大変なタバコLIFEをお過ごしのようです。
- 換気扇の下も奥様から辞めろと言われ、自宅内では吸えない。
- 庭先も近所の目を気にして吸えない。
- 玄関先でひと目を気にしながら隠れて吸っている
紙巻たばこユーザーにとっては当たり前なのかも知れませんが、彼自身はこの状況を変えたいと思っているものの、加熱式タバコには懐疑的でした。
一度試したけど吸った気がしなかった・・・”あるある”な話です。
2年前にグローを買ったことがあるらしい
もともと奥さんに勧められてグローを買ってみたらしいんですが、全然ダメだったみたいなんです。
ですが、それは太いスティックのハイパーになる前のこと。
吸いごたえも増して、オシャレでハイスペックになったグローハイパープラスなら、試してみる価値はあります。
ですが、一度失敗したものに480円であってもお金を払いたい人はいません・・・そこでバラ撒きが役に立ちます。
それならタダであげますよ、タバコ付きで。
要らなかったら捨てて構わない、と言って、ちょっと強引ですが、未開封のグローハイパープラスと、自宅に余っていたネオを何個かあげました。
グローハイパープラスのメンソールは、キツ過ぎて私には吸えなかったので、数本吸ったっきり余ってたんです。
彼としてはノーリスクで試せるわけですし、過去に一度試したこともあるので馴染みもある。
あとはグローハイパープラスの実力次第なので、その日はそれ以上タバコの話はしないでおきました。
翌日・・・グローハイパープラスを吸っている彼
その翌日、朝イチの一服で彼に合うと、その手にはグローハイパープラスが(笑)
当時のグローとは比べ物にならないくらいの吸いごたえだったようで、気に入ってくれたようです。
あとは加熱式タバコのメリットを伝え、奥様との話についてのアドバイスもしておきました。
その後、彼は奥様を無事説得して、今では換気扇の下で吸う許可を得たというのは後日談。
ですが、ここでポイントなのは、グローだからこういったコトが出来たという点です。
自分も無料で貰ったものだからこそ
これ、ぶっちゃけアイコス3デュオとかだったら、ちょっとした知り合いに”簡単”にあげるとは言えませんよね。
グローハイパープラスはスペックこそ高いですが、480円で買えるもので、しかも無料で何個も貰って余ってる状況なので、「要らなかったら捨ててください」と言ってあげられたと思うんです。
これを狙ってのキャンペーンだったら末恐ろしいのですが、こうしてグローを広める親善大使的なことをしてしまった・・・というワケです。
バラ撒いているなー、とは思ってましたが、これに近いことをしたことがあるって人は多いんじゃないですかね。
グローはデバイスで商売しようとは微塵も思ってない
いつだかグローを販売するBATのお偉いさんのインタビューを聞いたことがあるんですが、BATはデバイスで儲けようとは思ってないそうです。
あくまでもタバコを販売する会社なので、タバコでしっかりと利益が取れればOKってスタンス。
ですので、グローというデバイスはライターみたいなもので、やっていることは、BAT社のタバコにしか使えない高級ライターを配っている、それだけなのかもしれません。
この壮大なミッションは、圧倒的な力(営業力や資金力)がないと出来ないことですが、これをやり切っていることこそがグローのシェア拡大の要因なのかもしれません。
あとがき
個人的に好きな戦略の1つに「フリー戦略」というものがあります。
これは「無料で何かを提供することで利益を得る」戦略のことで、グローは完全フリー(無料)ではないものの、これの直接的内部相互補助というモデルにそっくりなんですよ。
もちろんフリー戦略がベースかはわかりませんが、少なくとも最近のグローの戦略には非常に注目してまして、今後の展開も含めて気になっています。
そういう視点でタバコ会社さんを見てみるのも面白いかもしれませんよ。
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