こんばんは、加熱式たばこブロガー、改めCBD愛好家のげんちゃんです。
コロナ自粛のせいか、最近はどんどん注目が集まっているCBD。
ですが、一方で「CBDは効果がない」「CBDは危険性がある」という記事も目にします。
まあ、私はCBDにハマってかれこれ1年近く続けている「効果がある派」です。
すこし贔屓目に書かれていますので、それを踏まえて読んで頂ければ幸いです。
「CBDは効果がある」と言われる理由
そもそもCBDショップの謳い文句を見ると、リラックス効果があるだとか、ストレスを軽減するだとか、睡眠の質が改善するとか・・・だいぶ調子のいいことが書かれていますよね。
みんな書いているので、そういうものなのかな・・・?とも思いがちですが、理屈っぽい私としてその理由が知りたくなるわけです。
そこで参考になりそうなネタをいくつかご紹介したいと思います。
CBDは効果がある-その1
CBDの効果を説明する上で外せないのが、エンド・カンナビノイド・システムの話。
遡ること1990年代に国際的な研究チームにより、私達の体内で神経伝達物質「カンナビノイド」が作られていることがわかっており、人間が生活していく上で欠かせない、感じる事、動作、反応、食欲、睡眠、不安コントロール、認知、などの基本的なバランスを保つ上で重要な役割を持っています。
カンナビノイドによる体内のバランス調整機能のことを「エンド・カンナビノイド・システム」と呼びますが、過度のストレスや疲労によって、体内のカンナビノイドが作られなくなってしまうことがあるんです。
この状態を「カンナビノイド欠乏症」と言いますが、こうなると様々な面でバランスが調整できなくなり、精神が不安定になったり、肌荒れや体調不良を引き起こすというワケです。
CBDが様々な症状に効果があると言われているのは、この足りなくなったカンナビノイドの代わりとして、「エンド・カンナビノイド・システム」を再稼働させる働きがあるからです。
つまり、CBDは身体の内側から心身の健康を維持してくれる成分なんですよ。
CBDは効果がある-その2
私は科学者や研究者ではないので、詳細についてはわかりませんが、CBDはWHO(世界保健機関)やWADA(世界アンチ・ドーピング機関)からお墨付きをもらっているのは有名な話。
まずWHOですが、これは昨今のコロナショックでだいぶ評判を落としていますが、健康などの分野における国際的権威のある組織。
この組織がCBDについてかなり前向きな報告書を挙げているのをご存知でしょうか。
報告書によるとWHOは、CBDの優れた効果や効能について、大きな期待を寄せていることがわかります。
また、WADAというのは、これまたコロナで延期になったオリンピックで重要な役割を持つ、スポーツ界の「薬物」における審査機関のこと。
高い集中力をサポートし、試合前の緊張をほぐすだけでなく、トレーニングの際の炎症を和らげるとして、CBDは違法薬物リストから除外されているんです。
オリンピック選手をはじめ、アスリートから高い支持を得ており、スポーツ界でも注目されているんです。
カンナビジオール(CBD)事前審査報告書
WHOは、CBDについての報告書を作成しています。
これによると、CBDについては以下のように書かれています。
- 依存性がない
- 精神的な作用がない
- 離脱症状などがない
- 多くの疾患の治療に有用であるという科学的証拠がある
世界的な組織が「CBDは安全でいいよ!」と言えば、そりゃあ注目されますよね。
事実、医薬品としてCBD成分が承認を受けている例もあるので、ウソではありませんが、効果が期待されると言われる症状の数の多さ(17P)には驚きます。
CBDは効果がある-その3
様々な症状に効果があると言われていますが、実は、既に医薬品として承認されている分野もあるんです。
CBDを主成分とした「エピディオレックス」は、難治性の「てんかん」の特効薬としてアメリカで承認を受けており、既に投与が始まっています。
「てんかん」はご存知の方もいるかもしれませんが、脳の病気でけいれんや硬直、失神してしまうなどの発作が起きるのが特徴で、日常生活に大きく支障をきたす病気です。
もともとCBDが注目されたキッカケも「てんかん」で、てんかんに苦しむ子供を持つお母さんが、藁にもすがる想いでCBDを試したところ発作が収まったんですね。
これがテレビで取り上げられ、これまで医療従事者の研究対象でしかなかったCBDが、世の中で広く知れ渡ることになったんです。
日本でもこの薬の承認を求める声は高まっており、2019年9月に「日本てんかん協会」は、カンナビジオール(CBD)医薬品承認に関する要望書を厚生労働大臣宛てに提出しています。
米:シャーロットちゃん
「てんかん」治療にCBDを用いた実例として有名なのが、米:シャーロットちゃん。
当時3歳だったシャーロットちゃんは、トラベ症候群という重度のてんかんに苦しんでおり、1週間に100回以上ものてんかん発作を起こしていたそうです。
色々な治療を試したものの効果がなく、CBDの噂を聞いたお母さんが、シャーロットちゃんにCBDを投与したところ発作は激減。
なんと、週1回程度にまで急激に減少したそうです。
*非常に残念な話ですが、シャーロットちゃんはコロナウィルスによる合併症で死亡してしまったそうです・・・ご冥福をお祈りします。
米:ジャクソンくん
CBDによる「てんかん」治療は、シャーロットちゃんだけではありません。
難治性のてんかんでもあるドーゼ症候群で苦しんでいたジャクソンくんも、CBDで救われた一人。
生まれてから10年以上、1日に200回もの発作に苦しめられていたというから大変です。
もちろん、様々な治療を試しはしましたが、一向に症状は改善されず、ついにCBDによる治療を行うことに。
その結果・・・なんと、てんかん発作がピタッと止まったそうです。
10年もの間、発作が起きない日なんてなかったジャクソンくんですが、CBD治療をはじめてから1年以上発作が出ていないんだそうですよ。
「CBDは効果がない」の原因
効果がある!と言われる一方で、「効果がない!」という人も当然います。
ですが、CBDはまだまだ高価な代物で、効果がない!とすぐ使うのをやめる判断をするのはちょっと勿体ないですよね。
ということで、効果が感じられないときの対策や要因についてご説明したいと思います。
CBDは効果がない-要因その1
冒頭説明したように、CBDが効果を発揮するのはエンド・カンナビノイド・システムを正常稼働させることにあります。
CBDは、あくまでも機能しなくなった部分を修復することで効果を得るため、正常に稼働している人には効果は薄いと言わざるを得ません。
つまり、心身が健康な状態を100としたとき、それを120にする力はないんです。
CBDが効果を発揮するのは、精神や体調が80のときに100に戻す力ことができる、そういうことです。
今の世の中で、100の状態を維持できる人はなかなかいないと思いますが、過度の期待は禁物であるということですね。
CBDは効果がない-原因その2
仮に体調が悪いとして、あなたは自身の体内のカンナビノイドがどれくらい足りないか、わかりますか?
数値化されているわけでも、計測することも出来ないので、さすがにコレが分かる人はいないと思います。
この書き方は少しズルいかもしれませんが、効果を実感できない人というのは、単純にCBDの摂取量が足りない、という可能性があります。
ご存知の通り、CBDには含有率というものがあり、更に付け加えると、摂取する方法によっても取り込める量は変わってきますので、効果が感じられない場合はそのあたりを確認してみると良いかもしれません。
生体利用効率
生体利用効率という指標があり、例えばCBDリキッドのように蒸気を肺から吸収するような場合だと、成分の60%くらいを体内に取り込めると言われています。
つまり、含有率10%(1,000mg配合)のCBDリキッド10mlの場合だと、1本吸い終わるまでに約600mgを体内に取り込めるというわけです。
例えば、1日にたばこと同じようなペースで300回吸引(=1ml)とすると、1日に摂取できる量は60mgと計算でき、含有率が低ければ吸収できるCBD成分は減っていきますので、高濃度のモノのほうがより摂取できるのはお解りいただけると思います。
また、CBD製品によっても生体利用効率は違っていて、オイルの舌下利用で40%から50%、グミやカプセルなどの経口摂取だと10%くらいまで減ってしまいます。
同じ含有率のCBDでも、どんな製品をどのような方法で摂取するのかで、体内に取り込めるCBD成分の量は大きく異るということです。
継続利用
とりあえずCBDを使ってみたけど、何も感じなかったから要らない・・・そんな話を聞いたことがありますが、それは非常に勿体ないですよ。
CBDは継続利用することで、より効果を実感しやすくなるので、1日、2日使った程度では実感できないことが多いんです。
継続利用が推奨される理由は、1日の使用で得られるCBD成分の量が少ないことと、体内に取り込んだCBD成分は一定期間体内に蓄積されることにあります。
また例えで申し訳ないのですが、体内に足りていないカンナビノイドの量が300mgだとすると、含有率10%のCBDリキッドを吸ったとしても1日に取り込める量は60mg程度ですから、全然足りていませんよね。
ですが、蓄積されることで、1日では足りなかったとしても2日、3日~と続けることで300mgを補充することが出来るというワケです。
もちろん、100%蓄積されるワケではないので、単純に5日という話ではありませんが、これが継続利用を薦める理由です。
CBDは効果がない-対策
CBDが効果なし、と思ってしまう要因については説明しましたので、対策は非常にシンプルです。
「高い含有率で、出来ればリキッド製品、もしくはオイル製品で継続的に使ってみる」。
ハッキリ言ってコレしかありません。
ここまでやってみても全然効かない!というのであれば、これ以上は薦めませんが、逆に、ここまでやってないのに判断してしまうのは”効果がでなくて当たり前”なので、時期尚早と言わざるを得ません。
CBDは安全性も高く様々な症状に効果が期待されているスーパー成分です、多くの人がCBDの良さを知って頂ければ幸いです。
少しづつ含有率を減らしていく
余談ですが、CBDってかなり高価なモノなので、サラリーマンが手軽に継続できるかというと、フツーに厳しいですよね。
オススメは含有率を少しづつ落としていくという運用で、まずは高含有率のCBDで体内に不足しているカンナビノイドを補充することを優先します。
ある程度実感できるレベルまで来たら、既に体内にはカンナビノイドが充足されているワケですから、あとは目減りする分だけを補充していけば良いので、含有率を落として継続するというのがオススメです。
実際、長く継続している方は3%や5%くらいで継続して人も多く、CBDを取りすぎても意味がないので調整しているんですよ。
CBD製品に低濃度(1% : 100mgや3% : 300mg)の製品が用意されているのはこういう使い方の為です。
プラシーボ効果
これは「効果がない」と思っている人には期待できませんが、プラシーボ効果もCBDの効果を高める上で非常に有効です。
プラシーボ効果とは、要は思い込みによる効果のこと。
有効成分が含まれていない薬でもプラシーボ効果によって病状が回復する例は多々あります。
CBDに効果がある、と思い込む必要はありませんが、逆に「効かない」という思い込みが効果を半減させている可能性は大いにありますので、フラットな気持ちで使用するのがポイント。
大麻由来の成分ということで、どうしてもマイナスの印象を与えがちなので、このあたりは対策として覚えておくと良いですよ。
含有率が低いCBDは意味がない?
10%など、含有率が高いほうが良いとは書きましたが、低い含有率であっても効果がないワケではありません。
先程も説明した通り、含有率が低い製品は一度に摂取できるCBD成分の量は少ないですが、確実に体内に蓄積されていきます。
ですので、効果を実感できるまでに時間はかかりますが、CBD成分はしっかり体内に取り込めていますので、無駄ということはないんです。
ただし、効果を感じられないと続けること自体が困難になってくるので、最初に始めるにはあまりオススメはしませんが。
出来れば5%くらいの含有率から始めると良いですよ。
出来るだけ美味しいものを選ぶ
私もCBDを始めたばかりの頃は、なんてマズイんだ(汗)と驚いたものです。
言うまでもなく、マズイものを継続する気にはなれなかったので、そのときは一度辞めたんですよ。
それから、CBDリキッドにも色々な種類があることを知り、中には美味しいと思えるフレーバーもたくさんあることがわかり、今に至っています。
良薬口に苦し・・・とも言いますが、毎日定期的に使うものなので、マズイよりは美味しいもののほうがイイに決まってます。
味で言えば、今一番オススメなのはカンナプレッソさんのCBD。
これは、アスリートグレード(純粋なCBDのみを配合したもの)で、フレーバーの種類が豊富で美味しいのでイチオシですよ。
4月中は20%OFFになるクーポンコードが発行されていますので、今チャンスですよー。
あとがき
書いていたらだいぶ長文になってしまった・・・ここまでお付き合い頂いた方には本当に感謝です。
ここ日本でのCBDは、まだまだ認知度も低くてこれからというところです。
ですが、天然のサプリメントと呼ばれるくらい大注目の成分でもありますので、ぜひ毎日の生活にCBDを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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