こんにちは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JP)です。
今日は加熱式タバコのニュースではないんですが、私のまわりの紙巻たばこユーザーで、リトルシガーを吸っている人も多いので書かせてもらいます。
ショッキングなネタですが、あと数ヶ月後の話ですので、リトルシガーを吸っている方は必ずチェックしていってください。
リトルシガーとは?
2019年より発売開始となったキャメル・リトルシガーは、なんと言っても”安さ”がウリの庶民の味方的タバコ。
2020年の増税前の価格は360円/箱と激安なのにも関わらず、見た目は紙巻たばこと変わらないし、味も結構イケてたので大ヒットした商品です。
キャメル(JT)を皮切りに、フィリップ・モリス(PM)やクール、ケント(BAT)の発売も相次ぎ、度重なるタバコ税増税で心が折れそうな人達を支えてきた、紙巻たばこ界では重要な役割を担っていたのがリトルシガーなんです。
安さの秘密は税区分の違い
ここ最近の紙巻たばこの値段は550円前後ですが、リトルシガーは400円と圧倒的な安さ。
この秘密は、スティックの巻紙をタバコ葉を加工したシートに変えたことで、葉巻扱いになったからなんです。
紙巻たばこが1本あたり約15円の税金なのに対して、葉巻扱いのリトルシガーは1gを1本換算することから、小型のリトルシガーの場合、1本あたり7円ほどらしいです。
ちょっとグレーな感じではありますが、この課税額の低さこそがリトルシガーの安さの秘訣だったというわけです。
既にだいぶ前から政府与党に目をつけられていた(汗)
巻紙の原料にタバコ葉が混ざってさえいればリトルシガー認定されていたわけですが、公平性の観点・・・という旗印のもと、早々にロックオンされてしまいます。
昨年、令和2年の令和2年度与党税制改正大綱に盛り込まれ、ついに増税のときが。
JTさんのキャメル・リトルシガーが400円から500円へと大幅値上げされたのは、まさにこれが理由で、今回のたばこ税増税のタイミングで、葉巻扱いではなく紙巻き扱いと同じにされてしまったんです(汗)
リトルシガー全体が是正
ここまでの流れでおわかり頂けたかと思いますが、これは既に値上げを発表したJTさんだけの話ではなく、法律でリトルシガーの税の計算方法が変更された為、業界全体に影響が出ることに。
つまり、まだ発表されていないフィリップ・モリスやクール・ループド、ケント・リーフのリトルシガーも、2021年10月のタイミングで大幅に増税されることから値上げは必至。
それでなくても、他の紙巻たばこ製品は600円前後まで値上げされるので、喫煙者にとっては逃げ場がなくなってきた、と言っても過言ではありません。
リトルシガー値上げまとめ
とてもショッキングな話ですよねー、だいたい誰に対しての公平性なのかも全くわからないし、なんでタバコばかり増税?これは公平っていうんでしょうか。
はっきり言って、リトルシガーも流行ってきたから増税してやれ!くらいにしか見えませんよ。
加熱式たばこ増税のときもそうでしたが、結局、税金の安い商品に人が流れると税収が減るから困るってことですよね。
健康のためとか言ってますけど、国は「税収さえ確保できればそれで良し」ってスタンス・・・ホントにうんざりします。
あとがき
こんだけ増税、増税、増税・・・ってやってるのに、環境整備はどんどん縮小されていく。
おかしな話ですよね。
既に決定事項なので文句を言っても仕方ありませんが、納得感はゼロっすね。
なんだかなーって感じです。
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