イオンの「就業45分前禁煙」ホントにそんなことが許されるの?専門家の意見を調べてみた。

イオンの「就業45分前禁煙」ホントにそんなことが許されるの?専門家の意見を調べてみた。 たばこコラム
たばこコラム

こんばんは、加熱式たばこブロガーのゲンキ(@MOQLOG_JPです。

最近ニュース見てると暗い話題ばかりで滅入りますよねー(汗)

10年前くらいに勤めていた会社の得意先が倒産したってニュースを見て、ホントに大変な世の中になってきた・・・と改めて実感しました。

そんな中、他のニュースを探していたら恐ろしいタイトルが目に入ってきました!

イオン就業時間45分前からも禁煙とする・・・」ですって

今日のテーマはややゴシップっぽい話ですが、イオンの禁煙ニュースがテーマです。

イオンの禁煙施策

25日、イオンは「就業時間内禁煙」と「敷地内禁煙」を発表。

まあ私の本業でも似たような施策が取られてますので、ここまでは世の流れということで理解はできます。

ですが、イオンさんのニュースが物議を醸しているのは、この発表の続きにありました。

イオンの禁煙施策

就業時間内禁煙
敷地内終日禁煙

就業時間45分前からも禁煙とする?!

問題となっているのは見出しの内容で、「三次喫煙」を防ぐため、就業時間45分前からも禁煙とする!と発表したんです。

イオン・・・やべぇ。

さすがに、この内容については喫煙者だけでなくタバコを吸わない人も巻き込んでコメントが飛び交っていましたが、今回は2つの点からこのニュースについて書いてみようと思います。

1.そもそも就業時間前って話

問題なのは、まだ就業時間前にも関わらず、会社プライベート時間に口出しするってどうなの?ってことですね

会社が従業員の行動を制限できるのは、労働契約によってですよね。

もちろん、「三次喫煙を防ぐため」というご立派な大義を掲げてますが、雇用主だからと個人のプライベートに口出しするって許されるんでしょうか?

弁護士さんの見解

これについて弁護士さんが似たような事例への見解を述べてましたので引用させて頂きます。

労働契約は、「従業員が労務提供する代わりに、労務提供の対価として賃金の支給を受けるもの」ですから、従業員が使用者の指揮命令に服するのは、労務提供を行う義務がある勤務時間に限られるのが当然となります。つまり勤務時間外に社員がどうすごすかは社員の自由であり、会社が勤務時間外や休日の行動を拘束することはできないということ。

22時以降の飲み会禁止? 会社は社員のプライベートを制限をできるのか / smartHR

更に書かれていたのは、使用者=イオンの指揮命令に服している状態であれば、それは勤務時間と同じなので賃金の支払いが必要になるとも書かれていました。

2.三次喫煙ってホントに有害なの?

喫煙者だからなのか、個人的にはこの点についても反応しちゃったんですけど、そもそも三次喫煙って有害なのか?って話

ちなみに「三次禁煙」とは、喫煙者の息や髪の毛、服などに残ったタバコ成分を周りの人が吸い込んでしまうことを指します。

近年、問題視されるようになった概念で、禁煙を推奨する研究者やメディアでは一次喫煙(喫煙者)よりも危険だ!と煽られてますが、実際のところどうなんでしょう。

喫煙分類

一次喫煙・・・喫煙者の吸い込む煙(蒸気)
二次喫煙・・・大気中の煙(蒸気)を周りの人が吸い込んでしまうこと=受動喫煙
三次喫煙・・・残留したタバコ成分が揮発、浮遊したものを周りの人が吸い込んでしまうこと

反論意見

大学教授や研究者さんの中には三次喫煙の有害性に疑問を唱える人も。

国立がん研究センターの調査では、受動喫煙、すなわち二次喫煙による発癌リスクですら1・02~1・03倍です。三次喫煙ともなれば、発癌リスクはほとんど1、つまりそれによるリスクはないに等しいと言えます

煙草の煙の濃度は、煙が出た瞬間に気体として拡散され、20分の1程度に薄まり、数時間おけば数万分の一に希釈されます。にも拘(かかわ)らず、髪などに付着した煙によって第三者の健康に害が生じるとは考えにくい。少なくとも三次喫煙が肉体に与える影響についての確固とした疫学調査結果を、私は寡聞にして知りません

静岡県立大学 松下秀鶴名誉教授(環境衛生学)

三次喫煙の害を訴える方は、服や壁に付着した煙草に含まれる有害物質が空気中の別の物質と化学反応を起こし、新たな有害物質を生み出すと言いますが、それを否定する実験結果を示す論文が存在します。しかし、こうした論文はどういうわけかほとんど報じられません。ちなみに、肉を焼いた際にもその煙からはタールが出ますが、焼肉屋の壁やテーブルを触って健康被害が出たとの話は聞いたことがありませんよね

産業医科大学 秋山幸雄准教授(安全衛生マネジメント学)

煙草の煙に含まれる物質は非常に小さな粒子です。これが衣服に付着した場合、粒子の力が弱いため、衣服内に『留め置かれる』力が強く働き、再び衣服の外に出ていくことは考えにくい。したがって、三次喫煙が健康に影響を及ぼす可能性は低いと思います

東京農工大学 畠山史郎教授

参照:服についた煙草の煙が害という“三次喫煙”の真実 「健康への影響の可能性は低い」と専門家 / デイリー新潮

これが全て正しいとは言えませんが、こういう専門家の意見もあることは知っておかないといけませんよね。

このルールが45万人に適用される恐怖

今回の禁煙施策は、従業員の9割、約45万人に適用されるそうです。

喫煙者の割合がどれくらいなのかはわかりませんが、2割程度と考えても9万人の人がプライベートをイオンに拘束されることになります。

三次喫煙については、私が喫煙者なので気になっただけですが、せめてこの「就労時間外における拘束」についてだけは世論で”おかしい!”という声が広がってほしいものです。

だって、これを許したら、企業はここぞとばかりにどんどんプライベートに干渉してきますよ?

最後に言いたいこと

世の中には「これくらいしないとダメ!イオン最高!」みたいな人もいるそうですが、タバコがテーマだからどんなルールにしてもいいってのは横暴だし、それはおかしい

これがお酒だったら?弁護士さんの話でも例にあがっていた○時以降は飲み会禁止とかね。

皆それはおかしい!って言うでしょ?

他の企業がイオンの真似をしないことを祈るばかりです。

あとがき

ホント、タバコって笑えるくらいやり玉にあがりますよね(笑)

しかもこの手の話題は、とにかく言葉が汚いし、ぶっちゃけ嫌なんですよ。

ちゃんとルール守って迷惑かけないようにするから、吸える場所作ってくれないかなー。

あ・・・存在自体が迷惑とかって話はなしの方向でお願いしますね。

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